心トキメク新たな価値(FUN)をキャラクターを愛する人々(FAN)にお届けするプロジェクト FUN×FANより、手塚治虫作品と若手デザイナーによる著名キャラクターとのコラボレーションイラストが登場しました! LINEスタンプをはじめ多くの商品を開発中ですが、「虫ん坊」コラムコーナーではこの「FUN×FAN」に手塚治...
『黒手塚...ちょっとこわ~い手塚治虫作品』をメインに、イラストレーターNRMQがゆるゆるっと感想を描くコラムです。 第5回は、短編集『火の山』より、「ペーター・キュルテンの記録」を取り上げます。 作品紹介 https://tezukaosamu.net/jp/manga/443.html 収録・「火の山」 ...
山のようなマッシュポテトの上には、つやっつや!?のタマサブロー...? このマッシュポテトおいしそうだけど...デカすぎる! 食欲の秋についおなかがグーっと鳴っちゃいそうなお話です!? タマサブローの運命は...!? 気になる方は『七色いんこ』ベニスの商人をぜひ読んでみてください! 電子書籍『七...
『黒手塚...ちょっとこわ~い手塚治虫作品』をメインに、イラストレーターNRMQがゆるゆるっと感想を描くコラムです。 第4回は、短編集『時計仕掛けのりんご』より、表題作「時計仕掛けのりんご」を取り上げます。 作品紹介 https://tezukaosamu.net/jp/manga/306.html 収録・「時...
いつもかっこよく(キザに!?)キメているいんこ。 9月14日からのミュージカル『七色いんこ』も楽しみですね! そんないんこがどうしてこうなった...? 気になる方は『七色いんこ』仮名手本忠臣蔵をぜひ読んでみてください! 電子書籍『七色いんこ』6巻電子書籍『七色いんこ』まとめ買い 作者について Ins...
『黒手塚...ちょっとこわ~い手塚治虫作品』をメインに、イラストレーターNRMQがゆるゆるっと感想を描くコラムです。 第3回は、短編集『空気の底』より、「カタストロフ・イン・ザ・ダーク」を取り上げます。 作品紹介 https://tezukaosamu.net/jp/manga/650.html 収録・「空気...
踊っているようなクマさん。このクマさんが登場する作品は... 『ブラック・ジャック』より「一ぴきだけの丘」。ブラック・ジャックが北海道で出会った、ある人懐こいクマのお話です。 ぜひ読んでみてください! 作品紹介はこちら!(「一ぴきだけの丘」は電子書籍14巻に入っています) 電子書籍『ブラック・ジャック』14巻 ...
虫さんぽ+(プラス)ブラック・ジャック初期名作の舞台・横田基地界隈を歩く!! 第3話:B・Jがくつろいでいたお店はどこだ!? 写真と文/黒沢哲哉 地図/しげとも(手塚プロダクション) 絵/MJ・K(手塚プロダクション) 招待状に導かれ、『ブラック・ジャック』アナフィラキシーの舞台・横田基地周辺をめぐる虫さん...
『黒手塚...ちょっとこわ~い手塚治虫作品』をメインに、イラストレーターNRMQがゆるゆるっと感想を描くコラムです。 第2回は、短編集『空気の底』より、「ロバンナよ」を取り上げます。 作品紹介 https://tezukaosamu.net/jp/manga/652.html 収録・「空気の底」 NR...
ヒョウタンツギモチーフの大作!?このアーティストが登場する作品は... 『エンゼルの丘』。マーメイドたちの王国から日本にやって来た王女と、王女にそっくりな日本人の少女が入れ替わってしまう物語。 「ヒョウタンツギ」モチーフを得意とするこの絵描きさんは誰なのか!? ぜひ読んでみてください! 作品紹介はこちら! そし...
虫さんぽ+(プラス)ブラック・ジャック初期名作の舞台・横田基地界隈を歩く!! 第2話:いにしえの湿地帯を探して東京から埼玉へ!! 写真と文/黒沢哲哉 地図/しげとも(手塚プロダクション) 絵/MJ・K(手塚プロダクション) 招待状に導かれ、『ブラック・ジャック』アナフィラキシーの舞台・横田基地周辺をめぐる虫...
『黒手塚...ちょっとこわ~い手塚治虫作品』をメインに、イラストレーターNRMQがゆるゆるっと感想を描くコラムです。 第1回は、短編集『空気の底』より、「ふたりは空気の底に」を取り上げます。 作品紹介 https://tezukaosamu.net/jp/manga/653.html 収録・「空気の底」...
虫さんぽ+(プラス)ブラック・ジャック初期名作の舞台・横田基地界隈を歩く!! 第1話:日本の戦後の歴史が残る街へ! 写真と文/黒沢哲哉 地図/しげとも(手塚プロダクション) 絵/MJ・K(手塚プロダクション) 謎の招待状に導かれて手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を尋ね歩く虫さんぽ+(プラス)の旅。今回は映画...
このキャラクターがいるのは... 短編作品『ガラスの脳』(『タイガーブックス』7巻収録)。眠り続ける少女と、彼女に恋する少年の切ない物語。いったいどんなシーンで彼らが登場するのか!? ぜひ読んでみてください。 作品紹介はこちら! そして、みんなおなじみ(?)ヒョウタンツギとは...?こちらでチェック! 電子...
『アリと巨人』とは... 戦争で両親を亡くした少年二人、マサやんとムギやんの友情物語。 作品紹介はこちら! そして、気になる「このキャラ」の正体は...? こちら! 電子書籍『アリと巨人』 ◆この連載について◆ 作者について Instagram:https://www.instagram.co...
最終話:ありがとうございました! ついに来てしまいました、最終回。何を書こうかな〜と思っていたらyoutubeでふと目に飛び込んで来たのが実写の「ミッドナイト」の予告。 実際に動画を見てみると、再生数はなんと脅威の2200万回オーバー! とんでもなく回っていますね。マンガのミッドナイトは見たことがなかったのです...
第56話:思い出に残る記事ランキング 季節の変わり目ですね〜。暖かくなったと思えば寒くなり...、みなさん体調にはお気をつけ下さいね! 突然ですが今日は重大な発表があります。 実はこの度、誠に残念ではありますがこのコラムを一旦終了させて頂く運びとなりました。冒頭いきなりのお知らせで大変恐縮です。 現状のスタイル...
第55話:手塚先生の新選組がドラマ化されるってよ! 最近ニュース記事にもなっていましたが、2024年4月からテレビ朝日にて手塚先生の描いた「新選組」がドラマ化されるそうです! タイトルは「君とゆきて咲く~新選組青春録~」。せっかくの機会なので読んでいなかった手塚先生の「新選組」をこの度、読んでみました! 実...
『火の鳥』 望郷編』の読みどころを深掘り大調査!! 第3回:そしてロミは「故郷」を目指す 写真と文/黒沢哲哉 『火の鳥』望郷編の読みどころを探るコラムの第3回です。 今回はいよいよ主人公ロミの「望郷」について。『COM』の廃刊とともに中断された望郷編が再開する直前、あの超人気作品が連載開始されました。『火の鳥...
第54話:100冊目の手塚作品 いつも電子書籍でマンガを購入しているのですが、こないだふと購入した手塚作品の数を調べてみたら99冊になってました。 あと一冊で100冊か〜。せっかくだから100冊目に相応しい一冊を選びたい!そんな風に思い、探していると...ぴったりの1冊を見つけました! それがこちら! ライオン...
『火の鳥』 望郷編』の読みどころを深掘り大調査!! 第2回:女性の生き方が注目された70年代という時代!! 写真と文/黒沢哲哉 『火の鳥』望郷編の読みどころを探るコラムの第2回です。 いったいロミは、どんな社会的背景の中で生まれたのか、『火の鳥』望郷編発表当時の社会や、ロミの「先輩」にあたる手塚の大人漫画のヒ...
『火の鳥』 望郷編の読みどころを深掘り大調査!! 第1回:「生物はなぜ生きているのか」という大疑問に迫る異色作!! 写真と文/黒沢哲哉 2023年11月、『火の鳥』 望郷編が初めて『火の鳥 エデンの花』『火の鳥 エデンの宙』というタイトルでアニメ化されました。そこでこの機会に今回から3回にわたって『火の鳥』全...
第53話:サファイアのように美しく 魅力的な手塚キャラの中でも、一際美しいのが... 「リボンの騎士」の主人公、サファイア。 天使チンクのうっかりミスによって男の子の心と女の子の両方を持って生まれたサファイアは1日の半分を王子、 そしてもう半分を王女として過ごしています。 ジェンダーレスが叫ばれる昨今ですが、今...
虫さんぽ+(プラス)第3話:流浪の出版社の場所をついに特定!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 招待状の指し示す場所はどうやら、かつて手塚先生が訪れた現存しない小出版社にちなむようです。あと一つの「閣」もその伝でとけないものか...。 思いがけない壁が立ちはだかります! ◎残るキーワードは1...
第52話:怒りのボンバ! みなさんは誰かを恨んだことはありますか? 恨むまではいかないまでも、他人に対して負の感情を持ったことは少なからずはあるはず。今回ご紹介する作品「ボンバ!」はそんな呪いの力を手に入れてしまった男の話です。 早速ですが本作の主人公、男谷哲がこちら。 見た目からして大人しそうな少年ですが、最大...
虫さんぽ+(プラス)第2話:手塚先生が飛び込み営業した出版社!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 都営三田線の社内で「ケン一くん」に似た少年からもらった一通の招待状に導かれての春日さんぽ。第1話では手塚先生のエッセイをもとに、『ジャングル大帝』デビューのきっかけとなった学童社にちなんだ場所をさんぽ...
第51話:月夜のノーマン ふと気がつくと月をボーッと眺めている。 そんな時ありますよね。つい最近も各国がアポロ計画以来半世紀以上ぶりに月面探査に乗り出すといニュースを見たばかり。今も昔も人はなぜ月に魅了されるのでしょうか。人類が月を目指すのは、本能に刻まれた思いがあるからなのかもしれません。 そんな人間が月を目...
虫さんぽ+(プラス)第1話:『漫画少年』時代のおやつ事情!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 地下鉄の中でつぶらな瞳の少年から手渡された一通の招待状。それは手塚治虫が昭和20年代に作品を発表した出版社へとわれわれをいざなってくれる魔法の鍵だった! さあ、今回もふしぎな出会いと発見の旅へ出発だ~~~...
第50話:休載と手術とバンパイヤ まずは先月のコラムを休載してしまったこと、誠に申し訳ありませんでした! 休載した理由なのですが、実は... 手術してました...。 今年で44歳。何があってもおかしくはない歳ですが、まさかこんなことになろうとは...。せっかくなので今回、僕の身に起きたことをお伝えしていきたいと思...
『ブラック・ジャック』再入門 第5回:どん底の時代からのマンガのような復活劇!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 今年連載開始50周年を迎える『ブラック・ジャック』。本コラムでは『ブラック・ジャック』再入門と題して、改めて魅力を掘り下げています。第5回・第6回では手塚治虫がどのような状況の中で『ブラック・ジャック』...
第49話:魔法のガムで作りたいモノ 最近、よくこども番組を担当させてもらっているんですが、こどもと接する度にこどもって本当に面白いな〜と思います。枠に捉われない自由な発想には驚かされますね。 手塚作品にはそんなこどもたちに向けたものも多いですが、今回はその中から1作品を挙げてご紹介したいと思います。 その作品...
『ブラック・ジャック』再入門 第5回:どん底の時代からのマンガのような復活劇!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 今年連載開始50周年を迎える『ブラック・ジャック』。本コラムでは『ブラック・ジャック』再入門と題して、改めて魅力を掘り下げています。第5回・第6回では手塚治虫がどのような状況の中で『ブラック・ジャック』...
第48話:チャットGPTに手塚作品を考えてもらったら... 目まぐるしく変化していく現代。特にAIの進化は恐ろしいスピードですよね。TEZUKA2020プロジェクトの「ぱいどん」もとても話題になりました。 ©️「TEZUKA2020」プロジェクト AIの力を駆使し、手塚治虫の新作を描く。AIと人間の共同作業と...
『ブラック・ジャック』再入門 第4回:手塚流医療マンガのルーツをさぐれ!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えない名作だけど、この作品がいったいど...
第47話:夜の椎名町を歩く 前回、トキワ荘を再現したトキワ荘マンガミュージアムを訪問。 ミュージアムには当時の町の様子なども資料画像と共に展示されていました。 そんな資料を見ているうちに、手塚先生を始めとする先生方が暮らした町ってどんな所なんだろう...と気になってきました。 トキワ荘の跡地があるのは東京都豊島区...
第46話:トキワ荘マンガミュージアムに行ってみた! マンガの聖地、トキワ荘。 以前このコラムでも跡地を訪問しました。 第4話:トキワ荘跡地と知らないおじさん そんなトキワ荘、ご存知の方も多いと思いますが2020年に復活しています!老朽化で解体されたのが1982年。約40年の時を経て当時のトキワ荘が再現され、現在...
『ブラック・ジャック』再入門 第3回:手塚流医療マンガのルーツをさぐれ!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えない名作だけど、この作品がいったいど...
『ブラック・ジャック』再入門 第2回:アンチヒーローB・Jはこうして誕生した!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えないこの名作だけど、この作品が...
第45話:ライバルを作ろう! みなさんにはライバルっていますか? 共に競い合いながら切磋琢磨する...そんなライバルの存在って大事ですよね。手塚先生にもライバルはいるのかなぁと調べてみると... 出るわ出るわ、色んな名前。例えば、水木しげる先生。 「どろろ」のあとがきには水木先生の描く妖怪マンガへのライバル心...
『ブラック・ジャック』再入門 第1回:アンチヒーローB・Jはこうして誕生した!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えないこの名作だけど、この作品が...
第44話:神保町で手塚作品の書店を開店しました! 古書店が立ち並び、大手出版社も多数存在する本の街、神保町。そんな本の聖地でなんと私、この度書店を開店することになりました!そこで今回は開店に至るまでの経緯を書いていきたいと思います。 早速ですが、お店がこちら! どうですか? おしゃれですよね。店主のセンスの良...
虫さんぽ+(プラス)第3話:漫画家が集った箱根の老舗旅館!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 風光明媚な土地柄の多い神奈川県西部の虫さんぽ+、その景色を楽しむ間も惜しんで虫さんぽ+隊が次に向かったのは箱根! 17世紀・江戸時代はじめから営業を続ける由緒正しい老舗の旅館・元湯 環翠楼と手塚治虫の関係...
第43話:西武園ゆうえんちのレオランドに初潜入! みなさん、西武園ゆうえんちはご存じですか? 1950年に開園した歴史ある遊園地なのですが、昨年の5月にリニューアルしたそうです。聞くところによると手塚作品のアトラクションもあるとのこと。僕がコラムを書かせてもらっていることもあり、うちの子どもたちはアトムにも馴染...
虫さんぽ+(プラス)第2話:手塚キャラ陶板レリーフの生まれ故郷を訪ねる!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 相模湾に沿って神奈川の西を往く虫さんぽ+、今回はあの手塚作品「新名所」、国際展示場駅の手塚キャラ陶板レリーフをつくった工房を訪ねました。 写真とともに「陶板レリーフのできるまで」を振り返り...
第42話:シュマリのボディを手に入れろ!後編 シュマリのようなムキムキボディを目指し、パーソナルジムでとりあえず体験を行った前回。そのまま2ヶ月の契約を結び、本格的にトレーニングが始まりました。まずは食事についての指導です。てっきり「糖質はダメ!」と思い込んでいたのですが意外とそうではなく、糖質を摂ることも大事と...
虫さんぽ+(プラス)神奈川県西部編 第1話:海浜公園で鉄腕アトムを発見!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 手塚治虫と手塚マンガゆかりの地をめぐる虫さんぽ+(プラス)の旅、今回向訪ねるのは神奈川県の西部だ! 緑豊かで広大な公園、湯治客でにぎわう温泉街の観光地、さらにその奥の森の中に、ひっそりとたたずむ...
第41話:シュマリのボディを手に入れろ! 前回のコラムで太り過ぎているが故にイルカにガン無視されるという屈辱を味わった僕。 40歳も過ぎているので身体のことを考えると痩せるに越したことはありません。昔から「いつか痩せる、いつか痩せる」とは言ってましたが、なかなか実行に移してきませんでした。 今後も元気で長生き...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1982-1985) 第3回:『ふしぎなメルモ』から『プライム・ローズ』まで 写真と文/黒沢哲哉 前回取り上げた「SFブーム」が作品のシチュエーションにフォーカスしたブームだとすれば、「美少女ブーム」現象とは「キャラクター愛」の隆盛といえるので...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1982-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!! 写真と文/黒沢哲哉 70年代末、SFブームから変則的に発生した「美少女ブーム」。80年代になると漫画読者の中でもマニアックな人々の間で「ロリコン」ブー...
第40話:海のトリトンのようにイルカに乗ってみたい! アニメ化もされ、人気を博した『海のトリトン』。 海の王、ポセイドンに両親や一族を殺され、トリトン族最後の生き残りとなってしまったトリトン。本来は海で暮らす一族ですが、ポセイドンの危機から逃れるため、そして強く成長するために陸で人間に育てられます。様々...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1977-1985) 第1回:『プライム・ローズ』VS『あんどろトリオ』 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガと時代の流行との関わりを読み解くシリーズ企画、前回は1970年代末から始まったSF映画ブームの時代を深掘りしたが、今回はこのブームを...
第39話:七色いんこになれるかな? 手塚先生の作品の中で演劇をテーマにしているのが『七色いんこ』。 主人公は代役専門の素人役者、七色いんこ。しかしその実力は天才的でどんな役でも完璧に演じ切ってしまう伝説の人物です。そして"劇中に盗みを働く泥棒"、という設定が物語の幅を大きく広げています。いん...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第3回:幻のSF映画がついにリバイバル!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫は時代ごとのブームをどのように作品に取り入れて行ったのか? を探るシリーズコラム、SFブーム編の第3回です。手塚治虫はとある歴史的名作SF映画から...
第38話:アトムの馬力を分析 とてつもないパワーを持ち、人々の為に役立てるアトム。 そのパワーは10万馬力と公表されています。 すごいということは十分伝わるのですが、ふと疑問に思いました。 そもそも馬力ってなんだ...? 調べてみると「ある重さの物体を、どれだけの時間で、どれだけの距離を動かしたか」という「仕事率...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第2回:スーパーマンの復活とE.T.降臨! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫は時代ごとのブームをどのように作品に取り入れて行ったのか? を探るシリーズコラム、SFブーム編の第2回です。 現代でも名作として評価の高いジョージ...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第1回:『スター・ウォーズ』とスペースオペラの復権! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガは発表された時代の流行を敏感に取り入れながら描かれていました。そこで今回から手塚マンガとブームの関わりを振り返る企画をシリーズ...
虫さんぽ+(プラス)埼玉県所沢市・西武園ゆうえんち編 第3話:西武園ゆうえんちで限定グッズをゲットせよ!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 西武園ゆうえんちを舞台にした虫さんぽ+、第3回はみんな大好き、お土産コーナーをめぐります! クロスワードパズルのヒントは、お土産コーナー「レッツゴーバザール」にもあ...
虫さんぽ+(プラス)埼玉県所沢市・西武園ゆうえんち編 第2話:巨大すごろくで謎のカギを探そう!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 西武園ゆうえんちを舞台にした虫さんぽ+第2弾! クロスワードパズルの謎を解きながら、「レッツゴー! レオランド」を満喫もとい探索する虫さんぽ隊でありますが... ◎...
埼玉県所沢市・西武園ゆうえんち編 第1話:昭和レトロな商店街の先にあったのは......!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に導かれ手塚治虫と手塚マンガにゆかりの場所を巡る虫さんぽ+(プラス)の旅。今回我々虫さんぽ+(プラス)隊が向かったのは埼玉県所沢市。そこにはまるで昭和にタイムスリップ...
第37話:手塚をテレビで流すまで② 手塚のことをもっと知ってもらうために何が出来るのかを考えていたところ、 突然、マンガ新番組へのお誘いが! 詳しくはこちら! 第35話:手塚をテレビで流すまで① そして番組作りがスタート!制作スタッフで会議を重ね、番組の中身を決めていきます。決定した内容は「毎回マンガにまつわる...
第36話:忍術を初めて使った日 手塚をテレビで取り上げるべく水面下でコソコソしているちぼりです。 そちらにまだ動きがないので、今回は通常のコラムをお届けしたいと思います。 小さい頃、僕には憧れていた職業があります。それは...忍者。 と言っても、僕に限らず少年なら誰しも一度は憧れたことがあるんじゃないでしょうか。少...
第35話:手塚をテレビで流すまで① 早いものでこのコラムも今回で35話目。 回を重ねるごとに少しずつではありますが、手塚治虫先生や手塚作品についての知識も増えていってます。 知れば知るほど手塚先生って本当にすごいなぁ...と思うし、漫画に与えた影響の大きさに驚くばかりです。 でも、今の若い世代の人たちはどれくら...
第34話:私はどついたれで痩せました 生涯に渡って漫画を描き続けた手塚先生は毎年様々な作品を生み出しました。そういえば僕が生まれた1979年の手塚作品ってなんだろう?と、探してみると...、誕生月の6月に連載がスタートした作品がありました! 「どついたれ」 戦中戦後を舞台に描かれた手塚治虫先生の自伝的作品。 ...
第33話:催眠術で手塚先生になりました みなさん、自分を変えたいと思ったことはありませんか? 僕はしょっちゅう思います。締め切りもギリギリになってしまいがちだし、何よりも手塚先生みたいにバーゲンセールするほどのアイディアや閃きが思いつくような人間になりたい...。 そんな訳で今回は本気で手塚治虫先生になってみた...
東京・東久留米編 第3話:手塚治虫が「終の棲家」に選んだ街は... 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 手塚先生の「終の棲家」となった街・東久留米市をめぐるさんぽもいよいよ今月が最終回。駅前に新しくできたブラック・ジャック像もチェックした虫さんぽ隊は、いよいよ、手塚先生がなぜこの街を選んだのかが分かる「真相...
第32話:手塚キャラでテレビスタッフオールスターを考えてみた テレビは色んなスタッフが協力しあって一つの番組を作り出しています。 それぞれに役割があり、仕事内容も違ってきます。今回はそんなテレビのスタッフが、もしも手塚キャラだったら?僕的な理想のテレビ番組スタッフを手塚のキャラクターで決めていきたいと思います! ま...
東京・東久留米編 第2話:駅前に立つブラック・ジャック像の秘密を探れ!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 今月の虫さんぽ+(プラス)はひきつづき、手塚先生が晩年をすごした街・東久留米市をあるきます。前回はブラック・ジャックのマンホール蓋をさがして右往左往した虫さんぽ隊、「駅へ行くのよさ!」という謎の声に...
第31話:『やけっぱちのマリア』を読んでジェンダーを考える 多様性の叫ばれる時代。同性同士の結婚も認められるようになったりと、性に対する考え方も時代と共に変化しています。 みなさんは「オメガバース」という漫画のジャンルがあることをご存知でしょうか? 簡単に説明すると"男性が妊娠する世界の話"で...
東京・東久留米編 第1話:初夏の舗道で冷たく光るクールなアイツを発見!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に導かれ、今回向かったのは東京の北西、東久留米市だ。手塚治虫先生が晩年を過ごしたこの町を歩くと、そこには意外な出会いと発見の連続が......!! 熱中症に気をつけてさっそく出発だ!! ...
第30話:続・マグマ大使!ミニチュアの世界で出会った最小の男 前回『マグマ大使』の特撮を見て、ミニチュアの素晴らしさに大感動。 そこでミニチュアについて色々調べていると、有明にミニチュア施設を発見しました!前回記事:「特撮革命! マグマ大使」 その名も『スモールワールズTOKYO』。なんと世界最大の屋内型ミニ...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第3回:『マグマ大使』の宇宙観 写真と文/黒沢哲哉 第1回ではマグマたち「ロケット人間」について、第2回では「人間モドキ」という不気味な存在について考察してきた本コラム、今回はさらに視点を拡げて、アースやゴアが存在する、『マグマ大使』が唱える世界観についてご紹介します。 ...
第29話:特撮革命! マグマ大使 先日、日本の"特撮"を特集する番組に参加させてもらいました。 特撮といえば有名なのが「ウルトラマンシリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」、「スーパー戦隊シリーズ」などですね。ちなみに僕は「太陽戦隊サンバルカン」や「科学戦隊ダイナマン」を子どもの頃に見ていました! ...
東京・椎名町、下落合、早稲田編 第3話:鉄腕アトム、意外なコラボと幻の原画発見の真実とは!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい のこる最後のキーワード「熊」が示すままに、下落合駅から電車に乗った虫さんぽ隊。目指したのは「高田馬場」。アトム誕生の地であり、手塚プロダクションのホームタウンでもあるこの地から...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第2回:「人間モドキ」のサスペンス 写真と文/黒沢哲哉 『マグマ大使』の読みを再発見しようというコラム「手塚マンガに新たな光を! 『マグマ大使』編」第2回。前回はマグマたち「味方」に焦点をあてて考察を試みましたが、今回は「敵側」のキャラクターにもスポットを当ててみます。...
第28話:手塚でテレビの企画書を書いてみた 放送作家をしていて、よく聞かれるのが「放送作家ってどんなことするの?」という質問です。確かに馴染みのない人にはイマイチ何やってるのかよく分からないですよね。 内容は色々あるんですが、一番多いのは"会議"です。番組の収録に向けて、スタッフ一同で内容を...
再録・手塚マンガあの日あの時 第7回:アトムの予言─高度経済成長のその先へ─ 写真と文/黒沢哲哉 昭和26年、焼け跡の残る日本に誕生したアトムは、子どもたちに明日への希望をもたらした。それから10年、日本は復興へ向かって歩み出し、人々に笑顔が戻り始めた。そのとき手塚治虫は、アトムに新たな使命を課した。高度経済成...
東京・椎名町、下落合、早稲田編 第2話:ブラック・ジャックが終電車で出会った客は...!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 前回、去年7月にオープンした「トキワ荘マンガミュージアム」をじっくり見学した虫さんぽ隊。マンガ家の先生方が暮らしていたころそのままと見まごうような展示に感動したのもつかの間、待ち受...
再録・手塚マンガあの日あの時 第6回:アトム誕生の時代─焼け跡の中で─ 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫が初めてアトムを描いてからおよそ60年が過ぎた。60年前、日本がいまだ終戦直後の混乱の中にあったころ、手塚はアトムという少年ロボットに託して、子どもたちに何を伝えようとしていたのか。今回は、アトム誕生のころのあの...
再録・虫さんぽ 第7回:埼玉県飯能市・鉄腕アトム像周辺(後編) 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/野村正 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー。今回は、前回に続いて埼玉県飯能市の鉄腕アトム像とその周辺をお散歩中です。このアトム像誕生にまつわる知られざる秘話とは......!? (...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第1回:フリーダムすぎる変形の魅力!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガはフツーに読んでも面白い。けどほんのちょっぴり見方を変えるとその何倍も面白くなる!! 手塚マンガの新たな魅力を掘り起こす「あの日あの時+(プラス)」の新シリーズ「手塚マンガに新たな光を!」。そ...
第27話:「ガラスの城の記録」を自分なりに完結させてみた ミカンは冬が旬ですが、温室栽培したミカンは春〜夏が旬だそうです。 どうも!藤原 ちぼりです。 そんなわけで今回のテーマは「未完」です! 数多い手塚作品の中には様々な理由で完結には至っていない未完の作品も存在します。例えば手塚先生が晩年に連載していた3つ...
再録・虫さんぽ 第6回:埼玉県飯能市・鉄腕アトム像周辺(前編) 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/野村正 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー。今回は、埼玉県飯能市にある鉄腕アトム像とその周辺を歩きます! (※この記事は2009年9月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内で...
再録・手塚マンガあの日あの時 第5回:"悪魔のような男"はこうして生まれた -バンパイヤからMWへ-(その2) 写真と文/黒沢哲哉 手塚マンガというと、正義の心を持ったヒーローが活躍する活劇や、人間愛にあふれた感動的なドラマを思い浮かべる方は多いだろう。仮にそれを手塚マンガの"表の...
再録・虫さんぽ 第5回:江戸東京博物館『手塚治虫展』と両国・浅草界隈 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/野村正 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー、今回は、江戸東京博物館で開催中の「手塚治虫展」を見学し、あわせて周辺の手塚治虫スポットを散策します。いったいどんな出会いと発見があるで...
再録・手塚マンガあの日あの時 第4回:"悪魔のような男"はこうして生まれた -バンパイヤからMWへ-(その1) 写真と文/黒沢哲哉 手塚マンガというと、正義の心を持ったヒーローが活躍する活劇や、人間愛にあふれた感動的なドラマを思い浮かべる方は多いだろう。仮にそれを手塚マンガの"表の...
再録・虫さんぽ 第4回:高田馬場・その2 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりお散歩するこの企画。今回は、前回に続いて高田馬場を歩きます。 (※この記事は2009年3月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内でご紹介した施設や事実などはすべて取材当時のものとなります) ◎伝...
再録・手塚マンガあの日あの時 第3回:アポロ月着陸と月の石(その2) 写真と文/黒沢哲哉 (※この記事は2009年6月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内でご紹介した事実などはすべて取材当時のものとなります) ◎手塚の月着陸に対する思い 前回は、手塚治虫がアポロ11号の月面着陸直後に発表した大人向...
東京・椎名町、下落合、早稲田編 第1話:失われたはずのあの建物が目の前に......!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 今回の旅は東京の池袋駅からはじまった! 池袋から西武線の各駅停車に乗って向かった先では......何と今はもう取り壊されてしまい現存していないはずの建物が建っていた!? 謎の招待状...
第26話:手塚治虫の感染症マンガ特集 ようやくワクチンも届き始めたけどコロナ収束にはまだ時間がかかりそう...。 僕は番組ごとに様々なチームでお仕事をさせてもらっているんですが、チームによってその危機感や対応も様々。テレワーク会議が主になった番組もあれば、対面会議を続けている番組もあります。 仕事一つとってもこれ...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第3回:代作もまた面白い!! 写真と文/黒沢哲哉 『鉄腕アトム』の代筆作家を探っていくシリーズ連載第3回は、テレビアニメ化された『アトム』を盛り上げるために発行された『鉄腕アトムクラブ』に掲載された代作についてご紹介します。「代筆」ではなく「代作」としたのは、エピソードま...
再録・虫さんぽ 第3回:高田馬場・その1 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー、最初のお散歩は、手塚プロダクションの地元、高田馬場を歩いてみました。いったいどんな出会いと発見があるでしょうか。 (※この記事は2009年2月当時の内容をそのまま再録したものです...
再録・手塚マンガあの日あの時 第2回:アポロ月着陸と月の石(その1) 写真と文/黒澤哲哉 (※この記事は2009年4月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内でご紹介した事実などはすべて取材当時のものとなります) ◎今年はアポロの月着陸から40年目 日本時間2009年3月16日午前8時43分、日本人宇宙...
再録・虫さんぽ 第2回:豊島区南長崎 元トキワ荘周辺・その2 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/野村正 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー。かつて手塚先生と多くのマンガ家たちが暮らした伝説のアパート「トキワ荘」周辺を歩く、今回はその後編です! (※この記事は2009年6月当時の...
再録・手塚マンガ あの日あの時 第1回:B・Jとミグ25亡命事件 写真と文/黒沢哲哉 「マンガは風刺だ」日ごろからそう語っていた手塚治虫先生のマンガには、作品を発表した当時の"時代"がリアルに、そして独特の視点から描かれています。けれども、作品の発表から年月を経るにつれて、そうした作品の生ま...
再録・虫さんぽ 第1回:豊島区南長崎 元トキワ荘周辺・その1 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/野村正 手塚治虫先生と手塚マンガにゆかりの地をぶらりとお散歩するこのコーナー、今回は、伝説のアパート「トキワ荘」周辺を歩きます。いったいどんな出会いと発見があるでしょうか。 (※この記事は2009年5月当時の内容を...
東京・御茶ノ水、神田編 第3話:『ブラック・ジャック』最終回を描いたカンヅメ旅館跡地を訪ねる!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい ヒゲオヤジに導かれて訪れた虫さんぽ+(プラス)御茶ノ水編、今回はいよいよ最後のキーワードをめぐって、神田神保町のとある一角を訪れます。手塚先生があの超人気作品のフィナーレを執...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第2回:ひっそり差し替えられた代筆ページ!! 写真と文/黒沢哲哉 『鉄腕アトム』連載時代、多忙を極めた手塚治虫の代わりに『鉄腕アトム』の筆を執った作家たちを調査する連載第2回。今回は単行本収録の際には手塚の自筆原稿と差し替えられてしまった、雑誌版のみの「幻の」代筆ページを...
第25話:手塚治虫の逃亡劇のように 漫画は締め切りとの戦いでもあります。毎週のように迫り来る締め切り...。そのプレッシャーは相当なもの。 手塚先生のように連載を複数掛け持ちしているなら尚更。あまりの仕事量の為、各出版社が手塚先生に執筆してもらう順番を決める、「順番会議」というものがあったそうです。 そんな大...
東京・御茶ノ水、神田編 第2話:明大通りの坂道でアトムマンホールに出会った!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 虫さんぽ+(プラス)隊、東京・御茶ノ水の大冒険の次なる目的地は新名所! 普段はあまり気にとめない、道路に設置されたあのマンホールのフタが、特別なものになっているらしい...? 東京・御茶ノ水散...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第1回:あの大マンガ家もアトムを描いていた!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『鉄腕アトム』。このマンガが大ヒットしたのは1950年代から60年代にかけてのことだ。そのころ手塚は雑誌連載を複数抱え、超多忙をきわめていた。だが多くの読者が心待ちにしている...
東京・御茶ノ水、神田編 第1話:神田明神でお茶の水博士とともに疫病退散を祈る!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 新型コロナウイルスがいったん落ち着きを見せた2020年9月、我らが虫さんぽ+(プラス)隊は、およそ半年ぶりに新たな虫さんぽに出かけた。行ったのは多くの出版社が集まっていて手塚治虫先生も仕事...
第24話:ブッダを読んで悟りを開こう! 上京して10年以上が過ぎ...気付けばもう41歳。 「歳を重ねると時が過ぎるのはあっという間」なんてよく言うけれど、それにしても早過ぎます...。 このままではいけない!若かった頃の気持ちを思い出す為に、大人になってやらなくなったことをあえて今やってみようと思います。 ...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第3回:下水道迷宮の行きつく先は──!? 写真と文/黒沢哲哉 映画「ばるぼら」公開記念・ばるぼら幻想さんぽ第3回は、いよいよクライマックスシーンを追体験します。ばるぼらの正体を示唆する書物を国立国会図書館に訪ね、足取りは皇居・千鳥ヶ淵へ向かいます。 映画「ばる...
マイ・ベストさんぽ【大阪編】第3話:手塚少年の夢と空想を育てた幻の科学館!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 手塚治虫先生の足跡と手塚マンガに描かれた作品の舞台を訪ね歩いて11年! 過去の「虫さんぽ」の中から特に思い出深いさんぽを振り返るマイ・ベストさんぽ! 大阪編の3か所目は、2014年8月公開の「虫...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第2回:歌舞伎町五丁目にその店はあった!! 写真と文/黒沢哲哉 映画「ばるぼら」公開記念、ばるぼら幻想さんぽ第2回。今回は、新宿歌舞伎町をさまよい、「ムネーモシュネーの店」から上野・国立西洋美術館を訪ねます。 作家・美倉洋介の狂気と幻想の旅を辿ってみましょう。...
第23話:ベレー帽をかぶってみた 仕事をする上で、自分を相手に覚えてもらうことって大事ですよね。 僕は職業上、色んな人と会う機会が多いんですが、きっと中には僕のことを覚えていない人も結構いると思います。 そういう時、あると便利なのが "トレードマーク"。 やはりパッと見て印象的なものがあれ...
マイ・ベストさんぽ【大阪編】第2話:手塚少年がアニメと出会った文化施設とは!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 手塚治虫先生の足跡と手塚マンガに描かれた作品の舞台を訪ね歩いて11年! 過去の「虫さんぽ」の中から特に思い出深いさんぽを振り返るマイ・ベストさんぽ! 大阪編の第2回に振り返るのは、2014年...
第22話:歴史マニアに聞いた手塚光盛 久々に再会した仕事仲間と飲むことになりました。 こちらの兜を被っている人物の名は長谷川ヨシテル。通称れきしクン。 文字どおり歴史に詳しいタレントさんで、色んな歴史番組に出演したり、時には裏方として時代考証なんかも行う歴史のプロフェッショナルです。 歴史に関する本も何冊も...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第1回:あのころ、新宿は喧騒に包まれていた!! 写真と文/黒沢哲哉 稲垣吾郎・二階堂ふみ主演による映画『ばるぼら』がついに一般公開される! それを記念して今月から3回にわたり『ばるぼら』幻想さんぽをお届けしよう。手塚治虫のマンガ『ばるぼら』の物語は、作家の美倉洋...
マイ・ベストさんぽ【大阪編】第1話:手塚マンガの原点となった町、松屋町を歩く!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 手塚治虫先生の足跡と手塚マンガに描かれた作品の舞台を訪ね歩いて11年! 過去の「虫さんぽ」の中から特に思い出深いさんぽを振り返るマイ・ベストさんぽ! 前回までの東京編に続いて、今月からは3...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第3回:手作り感満載の復刻本、刊行の秘密に迫る!! 写真と文/黒沢哲哉 没後31年を経た今も毎月のように新刊が刊行され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、出される作品の傾向や本のイメージが数年前とかなり変わってきた──そんな印象を持たれる方も多いだろう。それはなぜなの...
第21話:中野ブロードウェイで見つけた『鉄腕アトム』 鉄腕アトムの誕生から約70数年...。 数え切れない程のアトムグッズが誕生し、人々を楽しませてきました。 そこで今回の企画は! ちぼり「鉄腕アトム、お宝探しゲーム〜!」 娘 「イエェ〜!!!」 お宝グッズの宝庫である中野ブロードウェイで、 どちらがよ...
マイ・ベストさんぽ【東京編】第3話:手塚先生の仕事場へタイムスリップ!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 歴代虫さんぽの中から特に思い出深い虫さんぽを振り返るマイ・ベストさんぽ東京編! 今回は60年以上前の風景が今も残る奇跡の場所を訪ねた2011年の虫さんぽを振り返る。その建物の前に立つと時間が逆戻り...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第2回:手塚復刻本、ブックデザインの秘密に迫る!! 没後31年を経た今も毎月のように新刊が刊行され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、出される作品の傾向や本のイメージが数年前とかなり変わってきた──そんな印象を持たれる方も多いだろう。それはなぜなのか!? あの日あの時...
第20話:ファミコンの『鉄腕アトム』をやってみた 最近、娘がこんなことを聞いてきました。 なんてストレートな質問なんでしょう。 大人ならオブラートに包むお金の問題も、子どもならこんなにもまっすぐな瞳で聞いてくる。子どもというのは時として残酷なものですね。申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちで「お金持ち...ではな...
マイ・ベストさんぽ【東京編】第2話:幻の地下ホテルを探せ!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 11年間にわたる思い出深い虫さんぽの中からとっておきのさんぽを振り返るマイ・ベストさんぽ! 今回は2012年に歩いた京橋のさんぽを振り返る。手塚先生が仕事でよく泊まっていたホテルが京橋にあったというのだが、い...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第1回:雑誌連載版『アドルフに告ぐ』復刻の意味!! 没後31年を経た今でも毎月のように新刊が出され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、復刻される作品の傾向が以前とは少し変わってきていることにお気づきだろうか。その変化とは何か? そしていま手塚ファンが期待する復刻とは!...
第19話:手塚を彩るミュージック リモートワークになり、家で音楽を聴きながら作業をしてる人も多いのではないでしょうか。人って完全な無音状態よりも多少の音があった方が学習能力や集中力が上がるそうですね。 僕は今まさに音楽を聴いています。 聴いている曲は...『交響曲第6番』。またの名を『悲愴』。 ロシアの...
マイ・ベストさんぽ【東京編】第1話:四ツ谷の下宿はどこにある!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 今回から3回にわたりマイ・ベストさんぽ【東京編】をお送りします。これまで訪ねた東京都内各地のさんぽの中から特に強く記憶に残るスペシャルな場所ベスト3を厳選し、当時のさんぽをあらためて振り返ります。さんぽの...
第18話:子どもに手塚マンガを読ませてみたら...... 子どもが...... 子どもたちが...... 自由過ぎるー!!! 学校が始まらないため、子どもがずっと家にいます。外で遊んでいない分、パワーが有り余っています。 さらに...... 自分がどれ程フライング的なこと言っているかも分からず、「やれやれ...
不思議生物"ママー"の世界!! 第3回:ママーのルーツは咳止め薬だった!? 手塚治虫のマンガの片隅にちょくちょくと顔を出す謎生物"ママー"。その正体をあれこれと探ってきたシリーズもついに完結。今回はいよいよママーの正体に迫る! そもそもママーとは何者なのか、手塚治虫はどこ...
北海道・道東-道央-津軽海峡編 第3話:海峡の歴史を物語る"あの船"を訪ねる!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 幼いエゾオオカミの大冒険を描いた手塚治虫のマンガ『ロロの旅路』。前回は彼らの冒険の出発点となった北海道・北見山地を訪ね、2つ目のキーワードの謎が解明された。 謎の招待状...
第17話:STAY HOME みなさん体調はいかがでしょうか? コロナが猛威を振るい、緊急事態宣言も発令されるなど、とんでもない事態になってますね...。まさかこんなことが起こるなんて想像もしませんでした。 僕も1ヶ月前とは全く違う生活を送っています。 まず、番組の会議が全てテレワークに切り替わりました。収録...
不思議生物"ママー"の世界!! 第2回:大発見! 「日本の国土ッ」は"ママー語"だった!! 手塚治虫のマンガには、物語の流れを無視してちょこちょことコマの片隅に顔を出す謎生物たちがいる。ヒョウタンツギや「おむかえでゴンス」のセリフで知られるスパイダーなど。そしてその中でも...
北海道・道東-道央-津軽海峡編 第2話:北見山地にエゾオオカミの生き様を見た!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に誘われて、北海道の東端・網走監獄から始まった早春の北海道さんぽ。今回はオホーツク海に別れを告げて、残雪がきらめく北見山地へと分け入っていく。虫さんぽ+(プラス)隊がそこで出会っ...
不思議生物"ママー"の世界!! 第1回:ママーはあなたの本音を代弁してくれる!? 手塚治虫のマンガには、物語の展開を無視してコマに割り込んでくる正体不明の不思議生物が何種類かいる。ツギハギだらけの食用キノコ(?)"ヒョウタンツギ"が有名だが、それに次いで気になる生物が&q...
第16話:家から一歩も動かず手塚旅行に行ってみた AI×人間が手塚治虫先生に挑み、創り上げた新作漫画『ぱいどん』 ©「TEZUKA2020」プロジェクト 手塚作品長編65作、短編131作、そしてキャラクター画像6千枚以上をAIが学習。そこから生まれたキャラクターやシナリオをブラッシュアップさせて出来たのが『...
第15話:手塚先生の缶詰の聖地で缶詰してみた 締め切りが近づいた漫画家さん。 そんな時に発動される必殺技...それが"缶詰"です! 旅館などに閉じ込められ、篭って仕事を行うことで超スピードの作業パフォーマンスを実現。今でこそそんなに聞かなくなった缶詰ですが昭和の時代は結構行われていたそうで...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第3回:日本沈没とノストラダムス 手塚治虫が1973年に発表したマンガ『ばるぼら』。そこに描かれた1970年代という時代を読み解くコラムも今回が完結編! 現実社会の苦しみから逃れようともがく主人公・美倉洋介が、最後に落ち込んでいく"オカルト世界"...
第14話:第1回 手塚でバズってるツイートGP 先日Twitterを見ている時にふと思いました。 ということで今回は!『手塚治虫』という文字が入っているツイートの中から、お気に入り(ファボ)数が一番多いツイートを調べてみようと思います! 果たしてどれくらいの数で、どんな内容なんでしょうか? 早速検...
ミッドナイト 東京タクシーさんぽ 第3話:ニセ警官はタクシーで庚申塚を目指す!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 真夜中の大都会東京を当てもなく流すタクシードライバー、ミッドナイト。彼が客を乗せるとき、また事件が起こる予感がする......。手塚治虫のマンガ『ミッドナイト』の舞台となった東京の各地を、本...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第2回:政治、カネ、そしてストレス!! 1973年に発表された手塚治虫のマンガ『ばるぼら』。そこに封じ込められた1970年代という時代を読み解くコラム。前回の"フーテン"に続いて今回は、『ばるぼら』が描かれた時代の世相と、作品中にさりげなく描か...
ミッドナイト 東京タクシーさんぽ 第2話:杉並から早稲田へ、時限爆弾を追え!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 深夜の大都会・東京をさすらう風変わりなタクシードライバー、その名もミッドナイト!! 彼の車に乗る客はワケアリの風変わりな客ばかりだ。この奇妙な物語の舞台となった風景を訪ね、本物のタクシーに乗っ...
第13話:痛みで学んだ手塚治虫 ちぼり「え? 僕は今、何をしてるかって?」 前々からお尻に痔があるのは認識していたんですが、痛むことも時々しかなかったのでかなりの間放置していました。(恥ずかしさもあって) 時は過ぎ、、、やっぱり一回ちゃんと見てもらった方がいいかな〜と、11月上旬に意を決して肛門科を受...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第1回:1960-70年代の新宿を闊歩していたフーテンとは!? 稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で一般劇場公開が待たれる映画『ばるぼら』。その原作となった手塚治虫のマンガ『ばるぼら』は1973年に発表された。作家の心の奥底をそのままさらけ出したかような奇妙な幻想に満ちたこ...
第12話:『マンガの描き方』を見て描いたマンガ 手塚先生の『マンガの描き方』という本を買ってみました。 この『マンガの描き方』を見た後で絵を描くと一体どんな変化があるのか? はじまりはそんな他愛もない企画でした。 このコラムの挿絵を描いてるのは嫁なので、まずは嫁に読んでもらうことに。 ...数日後...
ミッドナイト 東京タクシーさんぽ 第1話:早稲田で乗せた老女は幽霊だったのか!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 客を探して深夜の大都会・東京をさすらう風変わりなタクシードライバー。彼が出会う奇妙な客たちの横顔を描いた手塚マンガが『ミッドナイト』だ。今回から3回に分けて、このマンガに描かれた風景を、...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!!第3回:ニュースの真相を知ると8倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』。この埋もれた名作を楽しむためのヒントとコツを伝授するコラム。最終回の今回は、作中で語られているニュースの真相に迫ります! 連...
第11話:渋谷で見つけたアトムの謎 『鉄腕アトム』。言わずと知れた手塚治虫先生の代表作だが、 最近テレビ東京でアトムのアニメが始まったらしい。 早速チェックしてみると... 可愛い。とっても可愛いアトムが出てきた。 『GO!GO!アトム』というタイトルで、未就学児がメインターゲットだそう。 ならば...と、早速...
北海道・道南-道東横断編 第3話:財宝が隠されている神秘の湖はココだった!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 招待状に書かれた3つの文字の謎を解きながら、手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を訪ねる虫さんぽ+(プラス)。今回は、前々回から続く北海道横断旅の第3話として最後のキーワードの謎に挑戦する! 第3の...
2019.10.30にリリースされる「NEW GENE, inspired from Phoenix」。 言わずと知れた手塚治虫のライフワークとも呼べるマンガ「火の鳥」からインスピレーションを受けた10組のアーティストが作品の世界を音楽で表現するアルバムである。 参加アーティストの顔ぶれは、浅井健一、G...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!! 第2回:キャラクターの元ネタを探ると4倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』。この埋もれた名作を楽しむためのヒントとコツを伝授するコラム。第2回目は、このマンガに登場する意外なゲストキャラクタ...
第10話:漫画家の先生にインタビュー...のはずだったんですが... ある日の夜。 以前、このコラムで取材したゴールデン街の『bar図書室』で飲んでいた時のこと。(あの日以来、ちょこちょこ行くようになりました笑) 僕の隣で、二人で来店したという男性たちが飲んでいました。 片方の男性がお店のノートに絵を描いていた...
さかなクン。所属する株式会社アナン・インターナショナルの事務所にて。 ギョギョギョ! 手塚治虫90周年企画スペシャルインタビュー第10回目のゲストは、さかなクンが登場! "マンガの神様"と呼ばれ、自身のマンガ作品を通して、生涯、命の尊さや人間賛歌を描いた手塚治虫。 さかなクンも "...
さかなクン。所属する株式会社アナン・インターナショナルの事務所にて。 ギョギョギョ! 手塚治虫90周年企画スペシャルインタビュー第9回目のゲストは、さかなクンが登場! "マンガの神様"と呼ばれ、自身のマンガ作品を通して、生涯、命の尊さや人間賛歌を描いた手塚治虫。さかなクンも "お魚...
北海道・道南-道東横断編 第2話:北海道東端の駅で子グマとSLの物語に思いを馳せる!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 北海道への上陸早々、登別温泉でヒグマに囲まれるという貴重な体験をした我らが虫さんぽ+(プラス)隊! 次なる目的地はそこから東へさらに500kmも離れた北海道の東の端だった!? 流氷の...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!! 第1回:世相と流行を知ると2倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』は、手塚治虫が第2の『ブラック・ジャック』を目指して『週刊少年チャンピオン』に連載した意欲作だった。けれども正直なところ、作品の面...
第9話:手塚にあった怖い話 いや〜8月です。今年の暑さはヤバいですね...。 猛暑真っ只中いうことで、今回はゾクゾクっと涼しくなる手塚作品をご紹介したいと思います。 『鉄腕アトム』を始めとした、ハートフルな作品の一方で、手塚治虫先生は70年代を中心に人間のダークサイドな部分を浮き彫りにした作...
北海道・道南-道東横断編 第1話:標高550メートルの山頂でヒグマに囲まれる!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に導かれ、手塚治虫ゆかりの地をさんぽする「虫さんぽ+(プラス)」。今回から3話連続でまた新しい旅が始まります! 今回、向かうのは、1970年代初頭に手塚先生が足跡を残した北の大地...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第3回:カラーテレビ時代の幕開けに登場した不謹慎番組とは!? 手塚治虫のマンガの中に引用されたテレビCMのキャッチフレーズや流行語などを探ってきたあの日あの時+(プラス)調査隊の旅。1960年代を巡ってきたその旅もいよいよ今回がラストであ...
第8話:アトムってやっぱりすごい 番組作りに欠かせないのが情報収集。 そんな時、放送作家を始めとしたテレビ業界の人々が大変お世話になっている場所があります。 それが『大宅壮一文庫』。 ノンフィクション作家であり、評論家の大宅壮一氏(1900-1970) 彼の持っていたおよそ20万冊に及ぶ...
洞窟探検編 第3話:手塚治虫、大洞窟の中を命がけの逃亡!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状にみちびかれ、手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を訪ね歩く虫さんぽ+(プラス)。今回の旅は東京の西部、奥多摩から始まった。奥多摩で『鉄腕アトム』に登場した大洞窟を探検した我われは、続く第2話でそこか...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第2回:地球調査隊が出会った"テレビっ子"少年!! テレビ大好き"テレビっ子"の手塚治虫が、マンガの中で描いたその時代のテレビの流行語やテレビの人気キャラクター、それを探る旅の第2回目は、1960...
第7話:手塚グルメに舌鼓 "食"って大事ですよね。 好物を食べるとテンションが上がるし、やる気も湧いてくる。 手塚治虫先生はチョコレートが大好物で、執筆中もチョコを食べては活力を得ていたんだそうです。 そんな手塚先生が好きだったものを食べてみたい! そこで今回は... ...
洞窟探検編 第2話:荒涼とした大地で手塚治虫が見たものは!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状にみちびかれて手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を訪ね歩く虫さんぽ+(プラス)。前回、招待状に導かれて向かったのは『鉄腕アトム』「第三の魔術師の巻」の舞台となった東京の秘境、奥多摩の「日原鍾乳洞」だ...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第1回:『鉄腕アトム』に出てきた謎のおじさんの正体は!? あなたは手塚治虫のマンガを読んでいて"謎のセリフ"に遭遇したことはないだろうか。登場人物が物語の流れを無視して口走る意味不明の言葉......。この言葉って何な...
第6話:妻の支えってハンパない 連載を複数掛け持ち、常に締め切りに追われていた手塚治虫先生。 そんな多忙を極める先生は一人で戦っていたのでしょうか。 ...いや!そこにはアシスタントさんを初めとした仲間たち、そして何より手塚先生の奥様、悦子夫人の支えも大きかったはず! 30年という歳月を手塚先生と共に...
洞窟探検編 第1話:盗まれた名画の行方を追ってアトムが向かった場所は!? 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状にみちびかれ、手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を訪ね歩く虫さんぽ+(プラス)。前回、奈良の山奥で怪しいあごひげの男から受け取った招待状──。この招待状と男が残した謎のメッセージを手が...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第3回:手塚SFに多大な影響を与えた古典ファンタジーの傑作とは!? 手塚治虫のマンガに影響を与えた3冊の本。その3冊目はSF小説だ。新版ならば今でも普通に買えるけど、手塚が読んだ日本語の初訳本を手に取ってみたい。そんな思いから探し求めてようやく巡り会えた1冊。今回はそんな1冊...
第5話:百鬼丸みたいになりたくて 今、絶賛放送中のTVアニメ『どろろ』が面白いと話題ですよね。そう、この『どろろ』の作者といえば手塚治虫先生!今からおよそ50年程前に小学館の『週刊少年サンデー』、そして秋田書店の『冒険王』で連載されていたそうです。 2019年のアニメ化に伴い、キャラクターも今風...
奈良編 第3話:その時がこなければたどり着けない!? 伝説の神社!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に導かれながら手塚治虫と手塚マンガに関係する場所を巡る奈良の旅。これまでに2つのキーワードの場所を訪ね、残る3つ目の場所がどこなのか、考えあぐねているところへ怪しいタクシードライバーが...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第2回:手塚治虫が習作時代に影響を受けた幻のマンガ! 手塚治虫に影響を与えた3冊の幻の本を探す旅、今回はその第2冊目だ。手塚治虫がマンガを描き始めたばかりのころに影響を受けたという「とある漫画」を探したい。ところがその探索は困難を極めた。その漫画は単行本化されておらず、いつ発...
第4話:トキワ荘跡地と知らないおじさん 今回やってきたのは...豊島区南長崎!既にピンと来ている方もいると思います。ここには...そう! 漫画家の聖地と呼ばれ、手塚治虫先生を筆頭に藤子不二雄Ⓐ先生、藤子・F・不二雄先生、石森章太郎先生、赤塚不二夫先生など、錚々たる漫画家の先生たちが共に暮らし、切磋...
奈良編 第2話:写楽くんの足跡をたどりつつ古代史ミステリーを探る!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状に導かれて奈良へとやってきたぼくは、そこで手塚治虫の代表作『火の鳥 鳳凰編』に描かれた東大寺の盧舎那大仏、通称・奈良の大仏様を見た! マンガに描かれた大仏の"本物"を数...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第1回:手塚治虫を自然科学に目覚めさせた1冊の本! 手塚治虫は、自身が強く影響を受けたマンガや本、映画などについて、あとがきやエッセイ、対談などで、しばしば紹介している。手塚マンガ研究者にとってはありがたいことなんだけど、多くの場合、紹介された原本は現代ではなかなか簡単に手に...
第3話:振り返れば奴がいるとかいないとか どうも、藤原ちぼりです。 僕は今、あとちょっとで魂が抜けそうなくらいの自己嫌悪感に苛まれています。 愛する息子にも無反応です。 どうしてこうなっているのかというと... 前回のコラムで「次回は手塚治虫先生が漫画に与えた影響について調べよう!」 と、語っ...
奈良編 第1話:火の鳥に誘われて巨大大仏を見る!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 謎の招待状にみちびかれ、手塚治虫と手塚マンガに関わる場所を訪ね歩く虫さんぽ+(プラス)。今回我われがやって来たのは京都と並ぶ歴史の都・奈良である。奈良と言って思いつく手塚マンガといえば......いやいや、まだ分かりませ...
第3回:ブレーメン4の夏、九段会館は暑かった! 手塚治虫が活躍した過去の時代へタイムスリップし、手塚マンガの「あの日あの時」を調査するあの日あの時調査団。今回我われが調査に向かう時代は1981年8月です。この年の夏に「24時間テレビ」で放送予定の長編アニメ作品、そのタイトルは『ブレーメン4』。その放送のおよそ2...
第2話:ゴールデン街と静寂と 新宿ゴールデン街。 歌舞伎町の狭い区間に200件以上のお店が軒を連ねているという、 戦後から続く飲屋街である。 普段一人で飲みに行くことなんて、ほとんどないけど、なんとなく興味があって、ある日、ゴールデン街のお店が載っている本を買ってみたところ、気になるお店を発見。 どうや...
大阪編 第3回:大阪・十三で戦争の悲惨さを残す文化遺産を訪ねる! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 3つのキーワードの謎を解きながら、手塚治虫先生と手塚マンガに関わる場所を巡る虫さんぽ+(プラス)。前回、2つ目のキーワードに導かれた我々は、手塚先生が戦時中に勤労動員された大阪・中津の軍需工場跡地を巡るこ...
第2回:ファン大会再び! 手塚治虫、アトム復活にかける思いを語る!! 手塚治虫が活躍した「あの日あの時」へタイムスリップして手塚マンガと時代との関わりを調査するこのコラム、前回に続いて今回は第2回「手塚治虫ファン大会」が開催されたあの日へタイムスリップいたします! 第1回と同じ東京千代田区の九段会館で開催された...
大阪編 第2回:大阪・中津の軍需工場跡地で、辛かった戦争時代の想い出を歩く! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 3つのキーワードの謎を解きながら、手塚治虫先生と手塚マンガに関わる場所を巡る虫さんぽ+(プラス)。前回は1つ目のキーワード「13」を解読。大阪の十三(じゅうそう)駅へ向かい、そこで手塚先生...
第1話:手塚るみ子さん 記念すべき第1話です。 本題に入る前にお伝えすることが。 前回のプロローグを読んだ方はひょっとしたらお気付きかもしれません。 そうなんです。タイトルの画像、嫁の絵なんです。 前回のプロローグの原稿を手塚プロに提出したところ、あれだけ挿絵に反対していた学さんが「こういう使い方なら面白いん...
第1回:手塚ファン1,000人が集結! 手塚治虫ファン大会開催!! 今回からコラム「手塚マンガあの日あの時」がニューアル! 「あの日あの時+(プラス)」となりました~~~!! このコラムは手塚治虫のマンガが描いた時代や世相、手塚マンガが時代に与えた影響などを、その時代にタイムスリップして皆さんと調査するコラムで...
虫さんぽ+(プラス) 第1回:大阪・十三で旧制中学の同級生を訪ねる!! 写真と文/黒沢哲哉 地図と絵/つのがい 今回より「虫さんぽ」が「虫さんぽ+(プラス)」にリニューアル致します! 毎回提示されるキーワードの謎を解きながら、手塚先生の足跡と手塚マンガの舞台を皆さんと一緒に巡ります。第1回目の今回は...
初めまして。放送作家の藤原ちぼりと申します。 この度、ご縁あって『手塚プロダクション』でエッセイを書かせて頂けることになりました。 まずはプロローグと致しまして、自己紹介を兼ねて、ここに至るまでの経緯を ご紹介したいと思います。 2017年の12月半ば。 吉祥寺のおでん屋さんで、僕と手塚プロのつるさん、そして...