虫ん坊

コラム「手塚を知りたい放送作家」第20話:ファミコンの『鉄腕アトム』をやってみた

2020/07/27

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第20話:ファミコンの『鉄腕アトム』をやってみた




最近、娘がこんなことを聞いてきました。




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なんてストレートな質問なんでしょう。

大人ならオブラートに包むお金の問題も、子どもならこんなにもまっすぐな瞳で聞いてくる。子どもというのは時として残酷なものですね。申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちで「お金持ち...ではないよ...」と答えました。

なぜ突然、娘がこんなことを聞いてきたのか。その理由を聞いてみると、どうやらNintendo Switchが欲しいとのこと。

お友達で『どうぶつの森』をやっている子がいるそうで、自分もやりたいんだそうです。小学校に上がって他の子たちと接する時間も増えたことで、色んな情報や知識が入って来てるんだなぁ〜と、妙に娘の成長を感じてしまいました。




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しかし、誕生日も終わったばかりだし、クリスマスも当分先。「おねだりされたから」という理由だけで買ってあげるのは流石に教育上よくない気がします。しかし、このまま収まる気配もない。そこで出した結論が...



「よし!ファミコンを買おう!」でした。



〜〜〜後日〜〜〜

そんなこんなでオークションで買った(ニュー)ファミコンとソフトが届きました。




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こないだあれだけ拗ねていたのが嘘のようです。

そして今回買ったソフトはこちら!




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1988年にコナミから発売されたファミコンソフト『鉄腕アトム』!

当時の定価は5500円。オークションで箱、説明書無しのものを600円程度で落札しました。(箱、説明書無しだと断然安い)



まずは娘がプレイしてみます。




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お馴染みのアトムの曲をバックに進む横スクロールのアクションゲーム。

説明書がないので世界観やストーリーがイマイチ分かりませんが、泥棒がお茶の水博士から何かを盗み、それをアトムが追いかけるところからスタートします。




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夢中になってファミコンに没頭する子どもたち。

なんだか幼い頃の自分を見ているようでホッコリします。

楽しんでくれているようで何より。



アトムのパンチで敵を倒しながら進むアクション。なかなかやりごたえもあって面白そうです。ただ...、敵にやられてしまうと...




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アトムが爆ぜる...!

軽快なアトムの音楽が流れる楽しいゲームなのにここだけ急に怖い!!!



やられてしまった娘に変わって僕がプレイ。

このソフトをやったことはないですが、腐ってもファミコン世代。

華麗なるコントローラーさばきで子どもたちに良いところを見せたいと思います。




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危なげなくプレイを進めていると...

アトムが海(?)の前に到着。




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明らかにジャンプで越えられない距離。ゲーム内で一度アトムが飛んだので、おそらくそんな感じで飛んで行くのではないかと思われます。



しかし!説明書がないからどうやって飛ぶのか分からない!!!

何回やっても飛べません...。この感覚、『たけしの挑戦状』で空港から飛び立った時に必ず墜落してしまうあの絶望感と似ています。



ケチらず説明書ありを買うべきだった...。

仕方がないので最終奥義の「ネットで検索」を繰り出します。



調べた結果、どうやらジャンプを3回連続で行うことで空を飛べるみたいです。難しい...、おそらくネットを見なければ延々と分からないままだったでしょう。



海を無事飛び越え、その後も交代しながらみんなでプレイ。

世代を越えてファミコンのアトムで遊ぶ家族の時間、最高です。

当分の間、楽しめそう。





~~~一週間後~~~




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なんだこれは...デジャブか...。

安心したのも束の間。早々に飽きてSwitchを欲しがっていました。

最近の子どもの消費の早さに驚きです。いつか父も飽きられてしまうのではないかと、変な心配をしてしまいました。


とはいえ、物を大切にする子に育って欲しいのでしばらくはファミコンで我慢してもらいたいと思います!どうかお父さんを嫌いにならないでね!





藤原ちぼりchibori10_twicon.gif

1979年生まれ、岡山県出身。放送作家。

『サラリーマンNEO』、『となりのシムラ』、『落語 THE MOVIE』などの人気番組の他、テレビアニメ『貝社員』の脚本も担当。『特捜警察ジャンポリス』、『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』など、漫画を題材にした番組にも携わっている。

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