心トキメク新たな価値(FUN)をキャラクターを愛する人々(FAN)にお届けするプロジェクト FUN×FANより、手塚治虫作品と若手デザイナーによる著名キャラクターとのコラボレーションイラストが登場しました!
LINEスタンプをはじめ多くの商品を開発中ですが、「虫ん坊」コラムコーナーではこの「FUN×FAN」に手塚治虫とのコラボレーションで参加中のクリエイターを毎月お一人ずつご紹介します!
FUN×FAN 公式サイトはこちら
cotoさん
プロフィール
ファンシー文具メーカーのデザイナーを経て、2024年からフリーのイラストレーターとして活動を開始しました。
親しみやすく優しいタッチで動物を描くのが得意です。
X:https://x.com/coto_mofu
instagram:https://www.instagram.com/coto_fluffy/
FUN×FANコラボ作品
まんまるユニコ
LINEスタンプ
https://store.line.me/stickershop/product/28369615/ja?from=sticker
学生の頃に友達と訪れた手塚治虫記念館のライブラリーコーナーで、初めて「ユニコ」の漫画を読みました。
かわいらしい見た目とは裏腹に、悲しい運命を背負って生きるユニコの物語に衝撃を受けました。
特に印象に残っているのは「黒い雨と白い羽」のラストシーンです。
長い間、街を覆っていた黒い煙が晴れて人々が空を見上げる中、綺麗な夕焼けを背にユニコが去っていく光景が美しくも切なくて忘れられません。
大人になった今もたびたび読み返す、胸がきゅっとなる愛らしさと切なさを併せ持った大好きな作品です。
もしユニコに出会うことができたなら、温かい寝床と美味しい食べ物をたくさん用意するので、どうか自由に穏やかに暮らしてほしいです。
いつも人のために頑張ってばかりのユニコに、少しでも笑顔になってもらいたいです・・!
ユニコ以外にも好きな登場キャラクターがいるのですが、それはユニコのおねえさんです。ゼリーをやけ食いしてまんまるになってしまったり、笑ったり泣いたり、くるくる変わる表情がとってもチャーミングで愛らしいです!
もっちりとしたフォルムの生き物やキャラクターが好きなのですごく惹かれました。
今回の「まんまるユニコ」のスタンプも、ユニコならではの可愛い仕草やポーズを大切にしながら、自分らしいゆるいタッチで全体を丸くデフォルメしました。
デフォルメしても「ユニコ」だと分かるように頭身や手足の長さのバランスを調整するのが難しかったです。
同じポーズのものを何パターンも描いて、一番可愛く見えるものを採用しました。
「まんまるユニコ」が、ユニコのようにたくさんの人に幸せな気持ちをお届けできますと幸いです!この度は、このような貴重な機会を頂きありがとうございました。
了
次回は、手乗りサイズのオオサンショウウオの日常を描くイラストレーター モコさんが登場します!お楽しみに。