マンガマンガ

冒険&ファンタジー

海のトリトン

人魚族の最後の生き残りである少年トリトンが、海の支配者ポセイドン一族と闘う海洋冒険SFマンガです。トリトンは、海の支配者であるポセイドン一族に、皆殺しにされた人魚族の最後の生き残りでした。人間に育てられたトリトンは、やがて海へ帰り、イルカのルカーたちに助けられながら成長して、もうひとりだけ生き残っていた人魚のピピ子...

雨ふり小僧

古傘の妖怪・雨ふり小僧と少年の友情を描いた感動のファンタジーです。山奥の分教場に通うモウ太は、町の本校で、田舎者と馬鹿にされいじめられていました。そんなある日、モウ太は、橋の下で古傘の妖怪と出会います。雨ふり小僧と名乗ったその妖怪は、モウ太の願いを3つかなえる替わりに、モウ太のブーツが欲しいとせがみます。そしてその...

あらしの妖精

1955/09-1957/03 「少女ブック」(集英社) 連載森の妖精・はこべは、意地悪な魔女の娘ながら、とても優しい少女でした。一方、鍬型城の殿様のルリ姫は、二目と見られないような醜い顔。実は、姫君が生まれるとき、奥方がはこべの母の魔女と鍬型城を守ってくれる代わりに「自分の娘と姫君の顔を取り替えてくれ」という約束...

一千年后の世界

とある晩、美少女リイコの寝室に忍び込み、彼女をさらった怪物の正体は一万年前の猿人。花丸博士が発明した時間機が連れて来たのだ。リイコの兄ケン一は、時間機で博士と千年前や千年後の世界へ行き、冒険を繰り広げる。...

いないいないばあ

受験勉強のためにとまった旅館には、座敷わらしが住みついていた! 少年と座敷わらしとの友情を描いたファンタジー短編です。新婚旅行先の旅館が火事になった時、新郎は荷物には目もくれず、宿の古畳を必死に運び出した。その古い宿は彼が高校受験の時に泊まった所であり、畳はその時心をふれ合った妖怪座敷わらしが棲家としていたものだっ...

AチャンB子チャン探險記

1946/07/20-10/20 「少国民新聞大阪版」(現・毎日小学生新聞)連載

エンゼルの丘

故郷を追放された人魚族の姫・ルーナの数奇な運命を描いた、ファンタジーです。エンゼル島の掟を破ったために、貝がらに入れられて海に流されたルーナは、人間の船に拾われ、奴隷として売られました。記憶を失い、ひどい仕打ちを受けていたルーナは、草原家の御曹子・英二に救われ、日本へとやってきます。そこで出会った英二の妹のあけみは...

黄金都市

1950/01/15 「新春別冊号 冒険紙芝居」 掲載この「黄金都市」、発表は1950年で、同年には「ファウスト」や「漫画大学」、ちょっと遅れて「ジャングル大帝」の連載が始まるなど、プロデビューした手塚治虫の曙光期…はいくぶんか過ぎたにしろ、まだ空気もさわやかな午前中早めというあたりの作品と言えるでしょう。改めてこ...

おけさのひょう六

佐渡の小作人ひょう六は大の踊り好き。だが島の暗君の前で本人を風刺する舞いを演じ、踊りを禁じられる。殿様は彼から視力や最愛の女おけさをも奪う。それでもひょう六は踊る。いなくなったはずのおけさとともに…。...

おばけジャングル

1952/01 「こどもブック」新春増刊号(新生閣)掲載 平和なジャングルに、白人のハンターたちがやってきた。動物たちはハンターを驚かすには、人間の怖がる「おばけ」というものにお願いするのがよい、と、「おばけ」らしき動物を探す。 「ジャングル大帝」の世界観を髣髴させる子供向け小品。...

お山の三五郎

山奥にあるタヌキの小学校に、人間の男の子が一人入学してくることになりました。男の子の名前は三五郎。お寺のおしょうさんの孫です。おしょうさんは山のタヌキたちと仲が良いようですが、タヌキの子どもの中には三五郎を怖がったり、追い出そうと考えているものがいるようです。さて、そんなタヌキ村の中で、三五郎はどんな生活を送ること...

おれは猿飛だ!

時代は安土桃山時代。秀吉の小田原攻めのころ、農家の息子・佐助は戸沢先生の忍術の学校に通いながら、両親の手伝いをして暮らしていました。ところが戦に巻き込まれ、両親を殺されてしまいます。友達のおサイちゃんもまた、おねえさんを殺されてしまいます。戦を起こす侍にしかえしをしてやろうと、佐助は三好清海がまとめる秘密結社に加盟...

火山島少年

1952/08/15 「少年クラブ」増刊号(集英社)  掲載ロック、大助の二少年は、記録劇映画の主役のピンチヒッター。撮影地とテーマは「太陽出る」など「七つの秘密」があるバナナ島だ。二人はその謎に挑んで、次々に解いて行く!『ロック冒険記』のコンビが活躍する姉妹編。...

化石島

化石島をおとずれた3人の旅行者が、その夜に見た夢の世界を描いたオムニバス・ストーリーです。新聞記者のロック、作詞家の谷間コダマ、漫画家の手塚の3人が化石島にやってきました。その島には、人間の姿に似たたくさんの奇怪な岩があり、それを見物した晩、3人は、それぞれ岩から連想した不思議な夢を見ます。ロックはシャーロック・ホ...

化石人間

1952/02 「冒険王」付録(秋田書店) 掲載氷山の中から一万年前の化石人間が蘇生した。花丸博士発明の「時間機」で一度は過去へ帰されるが、時間機からは恐竜たちが現れ町を破壊。それと戦うため化石人間は現代ヘ呼び戻される。『一千年后の世界』のリメイク。...

化石人間の逆襲

氷山の氷の中から現代によみがえった、化石人間ブガボガとマンモスのプーラが大暴れする短編『化石人間』(1952年)の続編です。花丸博士のもとで生活を始めたブガボガは、アークズ首相から動物園の管理をまかされました。その動物園には、奇妙な動物が次々と連れてこられましたが、実はそれは爆弾じかけのロボットだったのです。側近の...

奇蹟の森のものがたり

西洋のおとぎ話風の雰囲気で描かれた、剣と魔法のファンタジーです。ダリヤ大公の領地に、動物たちが平和に暮らす奇蹟の森がありました。ところがダリヤ大公が、そこを切り開きはじめました。森の女神は、それを止めさせるため、1匹の小リスを、魔法で隣国のブライアローズ姫に変身させ、ダリヤ大公の元へ送りこみました。そして本物のブラ...

金のうろこ

1956/10 「主婦と生活」(主婦と生活社) 掲載貧しい母子の息子が、捕まえた金のさかなから、逃がす替わりに金のうろこを貰った。そのうろこを放れば好きなものが手に入るのだ。喜んだ息子は毎日金のさかなにうろこをねだって欲望を満たすが…。原作はトルコ童話。...

孔雀貝

船の難破のため、日本人建築技師の若者が、南国の島国に漂着した。王女リマは彼に心惹かれるが、若者が父王と対立してまで否定する国の因習との板ばさみに苦しむ。そして孔雀貝の言い伝えが真実か否かを試し、命を落す。...

くるったジャングル

アフリカの原始林に白い発光物体が降下した。 某国が派遣した調査員ハム・エッグは、現地でハチに刺され掌が異常に肥大。発光物と関連する生物兵器とにらんだ彼は、そのハチを盗み、病因を研究する日本人医師と対立した。...

黒い峡谷

北米大陸の東西両岸をつなぐ要衝となるはずの黒い峡谷は、過去十二回も山越えの試みが失敗している難所。だが十三度目にあえて挑む隊長ランブルの一行に十四歳のチャニイ・チャックらが加わった。正調西部劇マンガ。...

こじき姫ルンペネラ

予備校生陣内の家に不思議な女の子が転がり込んだ。魔法を操る彼女の正体は、二千年前のツリイラン国からの亡命者。それを追う過去からの刺客が東京上空に出現して…。映画のパロディがギッシリ詰まったナンセンス編。...

虎人境

1969/08/03 「週刊少年キング」(少年画報社) 掲載AWCテレビ『世界残酷ショー』のディレクター井袋五郎は、全身にトラのようなイレズミをし、獣と魂を交換するというトラ人間を求めてボルネオの奥地へ渡る。だがそこで遭遇したのは、現生人類とは別種の一族だった。...

こだまちゃん

ニュースカメラマンのパパが事故死。ママと小さな娘こだまが残された。両親が一緒になったきっかけは、昔中国大陸でパパがママを悪の仲間から抜けさせたこと。だがその悪人たちが再び現われ、こだま母子に忍び寄る。...

昆虫少女の放浪記

1955/09/05 「文芸春秋増刊 漫画読本」(文藝春秋社) 掲載昆虫シミのシミ子は、赤足アリの社会で、客に体から出る汁をなめさせ日々の糧を得ていた。だが食糧庁の役人を客に取ったことから、汚職事件に巻き込まれ辛酸をなめる。虫権意識に目覚めた彼女は売汁禁止運動に加わった。...

サボテン君

「サボテン君」は、昭和26年から、雑誌「少年画報」に連載された作品で、手塚作品における西部劇ならびに少年漫画の代表作の一つです。ちょうどその頃は手塚治虫が大阪から東京へ仕事場を移し、漫画の仕事に本格的に取り組みはじめた時期で、その勢いがそのまま主人公のサボテン君に乗り移っているかのような、楽しくほがらかな作品に仕上...

サボテン!銃をとれ

「少年画報」1952年9月号の付録として描かれた作品。 西部一のガンマン・サボテンくんの番外編エピソード。ドンゴロスの街では不可解な鉄道事故が相次いでおり、ワシントンの高官も問題視し、勇敢な男に原因を調査させたいと考えていた。そこで白羽の矢が立ったのが、家で平和に暮らしていたサボテンくんだったが、デコーン氏とともに...

さらばアーリイ

中国の運搬人チェンは仕事の途中で男たちに襲われている若い娘を救った。彼女はアーリイと言い、人間離れして野性的な不思議な娘だった。トラックで彼女を送ったチェンは、かの野人たちの住む古代遺跡跡に到着した。...

ジャングル大帝

人間に育てられた白いライオンの子・レオの成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた長編マンガです。アフリカ、赤道直下のジャングル地帯。そこにジャングルの王・白いライオンのパンジャがいました。しかしパンジャはハンターに殺され、その王女は、動物園へ送られる途中の船の中で、王子を産み落します。王女はその子をレオと名づ...

ジャングルタロ

水爆実験が行われる南の島。取り残された動物たちは島を脱出し、いかだに乗って海を漂います。航海の途中で沈没船にあい、そこで出会った日本人・タロは動物の言葉がわかる少年。タロをリーダーに、同じく船でであった個性豊かな動物たちとチームを組んで、漂流や無人島での生活で起こるさまざまな苦難や危機を乗り越えていきます。「15少...

少年探偵ロック・ホーム

1949/10/1-不明 「冒険紙芝居」 連載手塚作品には「スターシステム」という仕掛けがあります。キャラクターを映画スターに見立て、いろいろな作品に登場させる仕掛けなのですが、今回はその中でも人気のある少年スター「ロック」の作品を取り上げてみました。もともとはシャーロック・ホームズのもじりの名前どおり、“犯人”と...

シルクハット物語

寒さに震える小鳥一家の父が、自分たちの巣にと、暖かそうなシルクハットを欲しがった。気球に乗った持ち主の頭から吹き飛んだのがきっかけで、シルクハットはさまざまな人々の手と頭を転々と移り、小鳥はそれを追う。...

白いくびの子がも

1956/05 「主婦と生活」(主婦と生活社) 掲載かもの白くびちゃんが悪ギツネに噛まれ飛べなくなった。母兄弟は彼女が食べられたと思い込み渡りに旅立つ。残された白くびちゃんは仲良しのウサギらに助けられ生き延びるが、悪ギツネはさらに…。原作はソビエト童話。...

白くじゃくの歌

いつの時代でも、少女にとってはアイドルの世界は憧れの的。小さい頃の夢が「歌手になりたい」とか、「女優になりたい」だった、という女性はきっと、たくさんいると思います。 少女マンガにとっては芸能界という舞台はとても親和性が高いもののようで、たとえば「ガラスの仮面」などはその最たるものといえそうです。華やかな舞台、けなげ...

新世界ルルー

マンガ家のロック少年が、新世界ルルーで手に入れた、時間を止める能力を使い、不思議な活躍をするファンタジーです。科学研究所の所長、ドン・ナ・モンデスは、コンチック・ショオ公爵の罠にはまり、タイムカプセルの中に閉じ込められ、生き埋めにされてしまいました。しかし、異次元の新世界ルルー人に助けられ、20年後にプリン伯爵と名...

新寳島

宝島の地図をめぐる冒険活劇です。死んだ父親が残した宝島の地図を見つけたピート少年は、父親の親友の船長とともに、宝探しの航海に出ます。ところが船は海賊ボアールに襲われて、ふたりはつかまり、さらに海賊船が嵐にあったため、ふたりは漂流して南海の孤島にたどりつきます。するとそこは、父親の地図にあった宝島だったのです。一難去...

スリル博士

スリラーファンの親子が、数々の難事件に立ち向かう探偵活劇です。医者のスリル博士と息子のケン太、そしてケン太の愛犬・ジップが、次々と事件に巻きこまれ、それを、みごとなチームワークで解決していきます。ヒンズー国の殿下暗殺を企んで、秘書官のお腹の中に時限爆弾が隠される話、少女猛獣使いが、毒で狂ったライオンに襲われる話、仮...

そよ風さん

1955/09-1956/01 「少女」(光文社) 連載緑豊かな山の奥にある源町に住む少女、千代子ことそよ風さんは、八百年来の犬猿の仲の平町の少年、三太と友達になるのですが、回りの人々はそんな彼らを引き離そうとします(『そよ風さん』)。東京に出て、日由子ことひまわりさんと同じ学校へ行くことになったそよ風さんは、悪人...

タイガーランド

代議士勝買収が奪った子を追い、インドから泳いで来た母トラは日本の小島で力尽きたが、その魂は死なず。遺児トラのシロボシは、島の姉弟アイノ、ハジム、ネコのジロチョーや大勢の動物らとともに勝の悪だくみと戦う。...

タカラジマ

1947/03/01 不二出版社発行 少年と少女はおうちのお蔵から見つけた箱には、タカラジマの地図が入っていた! ふたりは早速島を探しに海に出かけるが、彼らの地図を狙った悪人がやってきて…...

龍が淵の乙女

父城主を毒殺された萩姫、菊姫の姉妹は、若侍萩丸、菊丸に姿を変えて、山深い龍が淵へ赴く。城主のしるしである彫り物「夢念の玉」を探して、城の乗っ取りを防ぐために。逆賊に襲われる二人に、思いがけぬ味方が現れる。...

タツマキ号航海記

乗組員が謎の消失を遂げた船にひとり残された赤ん坊は、親切な漁師に引き取られて七郎と名付けられた。成長した七郎は異国で出会った少年佐々木小次郎とヨット「たつまき号」で旅に出るが、謎の海底基地に捕らわれる。...

タマサブローの大冒険

1982/06/04 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店) 掲載ある日、ある時、ある都会。七色いんこと別れ別れとなったタマサブローは、ゴミだめの中で発見され、野犬収容所に放り込まれた。引き取り手がいなければ薬殺される運命の哀れな犬たちとともに暮らすうち、盲目の犬を助けたことから、盲導犬のみこみがある、と運よく命拾い...

チッポくんこんにちは

チッポくんは、ネズミを食べられない、心の優しい子ネコです。しかしそれは、ネコの世界では「おちこぼれ」を意味します。ネコはネズミを追っかけるもの、捕まえるもの、そして食べるもの…それが常識なのです。当然チッポくんは、家族や友達から叱られ、笑われ、変わり者扱いされます。それでもネズミの味方をやめないチッポくんは、すっか...

珍アラビアンナイト

1951/01/10 単行本(東光堂)チックとタックの働くホテルには、美人のメイド、シンデレラは支配人の娘に苛められていた。シンデレラとチックとタックは、アラブの裕福そうなお客が忘れていった魔法のランプを届けようと、バグダッドに向かいます。ランプは実はコンコロム姫の持ち物。間違えてホテルの水差しを持っていってしまっ...

つるの泉

怪我したつるを助けた小作人与ひょうの家を、若い女つうが訪れ、彼の妹となった。地主の長者がつうを息子の嫁にと迫っても、与ひょうは拒絶。そんな優しい彼の心を、つうの織る高価な織物とそれがもたらす小判が変えた。...

低俗天使

東京へ向かう船へ密航していたふしぎな少女・ジュジュ。南と北とに分かれた国からきた、という少女は、アメリカ軍の機密文書を盗んだことから指名手配され、たまたまそのとき港にいたカメラマン・四谷を巻き込んで、奇妙な潜伏生活を始めますが…。ラストのどんでん返しが鮮烈なSF短編。...

凸凹劍士

1952/01 「こどもブック」(集英社) 掲載海辺で釣りするキツネのデーコちんとタヌキのポコちんは、大きな箱を釣り上げた。中にいたのはウサギの王女様。謀反人に捕まり捨てられたのだ。謀反人トラの大臣ダンゴウは剣の名人。それでもコンビは戦いを挑む!...

鉄の道

時代はおよそ1500年前、ローマ人最高とうたわれた剣士・アキレタスは、遣唐使のお供として中国の唐に来ていた日本人・タケルの強さを噂に聞き、一度あって腕を確かめたい、とシルク・ロードで東を目指します。一方、隊商の護衛を任されたタケルは一路西へと苦難の道を行きます。東西二人の勇士が何千里もの距離を越えて出会い、競い合う...

とべとべるんちゃん

廃品寸前だった安物飛行機るんちゃんは、優しい子どものかずちゃんに手入れされリフレッシュ。そのピンチを逃れ、かずちゃんの家のイヌ小屋を改造したおうちに住む。そしてかずちゃんを乗せて南極までも飛んで行く。...

とんから谷物語

1955/01-1956/03 「なかよし」(講談社) 連載リスのジロを主人公に、ダムの底に沈んでしまった「とんから谷」に住む動物たちを描くファンタジックな少女向け短編作品です。とんから谷に住むリスのジロは、リス同士の戦いに負けて一家で逃げる途中、家族とはぐれてしまいます。川で流されていたところをサナエという女の子...

ナスビ女王

東京の中学校で知り合ったナスビとタカ子、フジ子は大の仲良し。学校を卒業する日、田舎に帰らなければならないナスビを見送るタカ子とフジ子は、お互いの宝物を送りあって、「今度東京に来るときは、学校のイチョウの木の下で待ち合わせましょう」と約束します。田舎に帰ったナスビはある日、村の一番のイチョウの木の女神に、「女王様みた...

虹のとりで

1956/05-1957/03 「なかよし」(講談社) 連載「虹のとりで」は、昭和31年から「なかよし」に連載された少女漫画です。手塚治虫には「珍アラビアンナイト」(昭和26年)という作品がありますが、この「虹のとりで」も、同様にアラビアンナイトの世界を下敷きにした物語です。盗賊団の首領を父に持つ少女ミミは、黒ずく...

野ばらの精

近世らしいヨーロッパの田舎の村は、お祭りの最中。病気の母の看病に忙しいユリーが医師の家に行く途中、突然兵隊がやってきて、村の真ん中に大きな柵を作ってしまいます。この柵は国境、越えて敵国へ行ったものには厳罰が下る——戦争の影響で、村は二つの国に分けられてしまったのでした。ユリーの家と医師の家は柵によって隔てられ、ユリ...

八丁池のゴロ

八丁池にすむ狐のゴロ。実は人間にも同じゴロという少年がおり、二人はひょんなことから親友になった。ところが、八丁池を切り開こう、というオトナが現れて…『八丁池のゴロ』は、「ゴロ」という同じ名前を持った、キツネと少年の交流を描いた心温まる作品です。手塚作品には『ジャングル大帝』をはじめ、『フライングベン』『勇者ダン』『...

ハトよ天まで

昨今は民話もあまり聞かれなくなり、子どもたちのファンタジックなものへの欲求不満は、ひたすらアニメや漫画、あるいはゲームなどによって解消されているようですが、アニメやゲームも、人間が作ったものであるかぎり、民話や神話、言い伝えなどからアイディアを得ているものが案外多いようで、民話の影響力を切に感じるのですが、この『ハ...

はなたれ浄土

なにをやってもぱっとしない少年のもとに、あるひ不思議な男の子が訪れて…田舎の中学校を舞台にした民話風短編です。東北の田舎町に住む優柔不断な少年工一(くいち)は、山道の石地蔵に親切にして感謝され、不思議な鼻たれ小僧「浄土」を遣わされる。工一の願いを何でも叶える、浄土の不思議な力は学校や町に途方もない異変を起こす。...

ハヌマンの冒険

この物語はインドの古い詩『ラーマーヤナ』という物語からアレンジされています。猿の神・ハヌマンとラーマが、悪魔に攫われた王女を助ける、という典型的な神話物語をマンガにしています。「ラーマーヤナ」といえば、「マハーバーラタ」とともにインドの古典叙事詩として、とても有名ですので、歴史の授業などで名前を聞いた事がある方も多...

羽と星くず

それを抱えた定男少年は空を飛び、自在に遊泳も出来た。それは彼の兄が宇宙空間で拾い持ち帰った羽状の物体。この騒動は、大コンツェルン総帥の「コマイヌさん」による圧制的支配から人々を解放するきっかけとなった。...

母の眼ばなし

1957/03 「少女」(光文社) 掲載恩返しのため百姓の女房となったヘビが、二十年後に娘ミヨに正体を見られ、家を出た。父が病気となった時、ミヨは母の棲む池を訪ねて頼る。母は舐めれば病が治る玉を彼女に与えたが、強欲な庄屋がそれを奪い取った。...

町から町へ、愛馬ストームに乗って悪を倒す光は、二挺拳銃の快男児。浮浪児ペン公は、父を投獄した彼に復讐を企てるが、つけ狙って旅するうちに、やがて二人は固い絆で結ばれ名コンビとなる。痛快無国籍アクション!...

ピストルをあたまにのせた人びと

時は幕末。ロメリア国の黒船ドラゴン号の来航は、攘夷派の火に油を注ぐ結果となった。そのさなか、商家に働きながらあるじの妨害にめげず学び続ける学問好きの発明少年栗助は、ドラゴン号でかの国に渡ろうとするが…。...

火の鳥(エジプト、ギリシャ、ローマ編)

永遠の生命・火の鳥を軸として、古代ギリシャ・ローマ時代を舞台に描かれた歴史ドラマです。火の鳥の生き血を飲んで3千年の命を持った王子クラブと奴隷の娘ダイアのふたりが、それぞれ死んではまた別の時代に生き返り、さまざまな運命の遍歴の中で、出会いと別れを繰り返します。一方、赤ん坊の火の鳥の成長を見守っているのは、やはり火の...

ピピちゃん

人魚のピピが、海ガメのガボや、機械だけの島の王子で自動車のエンジリンらと共に、さまざまな冒険をするファンタジーです。近い将来、地上が人間であふれかえることを予測したリーマン博士は、人間を人魚に改造する研究をしていました。そしてその実験台に、生まれたばかりの自分の息子を使い、息子を人魚にしてしまったのです。博士は、息...

ひまわりさん

「そよ風さん」の続編でそよ風と三太は上京。そよ風は、寄宿先の娘で男のように乱暴な日由子(ひゆこ)を「ひまわりさん」と呼ぶ。日由子は三太の感化で女らしさに目覚め、そよ風は生き別れになった母親を捜し求める。...

ひょうたん駒子

1957/09-1958/08 「平凡」(平凡出版)  連載「ひょうたん駒子」は1957年9月から翌年8月まで、雑誌「平凡」で連載されました。学術研究のため、という名目で日本に連れてこられた南極で発見された原始民族・オングル族の娘、コマコ。何しろ文明社会に慣れていないせいでいろいろな騒動を巻き起こしますが、気立ては...

ピンクの天使

夕焼け雲は心優しい人間の友。そのひとり、バイオレットの娘ピンクは、下界で核武装国の王女や離島の少女などと仲良しになる。意地悪な雨雲ブラウンとその娘セピアは、人間に好かれる夕焼け雲に嫉妬し、彼女を襲う。...

フォード32年型

1954/01/15 「少年クラブ」 新年増刊(講談社) 掲載明日廃車の身を嘆く老朽乗用車32年型は、銀行強盗に乗り込まれたが、ドアの不調がケガの功名となり彼らは逮捕される。その時少年探偵長ロックに励まされ、32年型は、ギャングが人質にした子どもらの救出に向かう。...

ふしぎなメルモ

食べると年齢が変えられる不思議なキャンデーを持った少女メルモが活躍する、幼年向けのファンタジーです。メルモのママは、幼いメルモと弟のトトオを残して交通事故で死んでしまいました。メルモのことが心配でたまらない天国のママは、神さまにたのんでミラクル・キャンデーを作ってもらい、メルモに手渡します。キャンデーは2色あって、...

ふしぎ旅行記

飛行機から落ちて死んだ少年が、幽霊となって世界中をめぐるファンタジーです。ケン一少年と叔父のヒゲオヤジが世界一周の旅に出かけました。ところが、飛行機に乗り遅れたケン一は、方向舵にしがみついていたため、海へ落ちて死んでしまいます。ところが、天国の帳簿によると、ケン一はここで死ぬ筈ではありませんでした。そこで、すぐに自...

双子の騎士

サファイア姫の双子の兄妹が活躍する、リボンの騎士[少女クラブ版]の続編です。シルバーランドの王女さまになったサファイアは、隣国の王子・フランツと結婚して、デージィ王子とビオレッタ姫という双子を生みました。ところが、ダリヤ公爵夫人の悪だくみによって、デージィ王子は森に捨てられてしまいました。お城では、デージィ王子がい...

ブッキラによろしく!

テレビ局に住みついた妖怪が巻き起こす騒動を描いた、コメディタッチの怪奇マンガです。根沖トロ子は、ドジでノロマなテレビタレントです。番組に出るたびに騒ぎを起こし、番組をメチャメチャにする疫病神(やくびょうがみ)なのです。ところが東西テレビでは、なぜかそんなトロ子の機嫌をとってまで彼女を使おうとするのです。三流雑誌の記...

冒険狂時代

日本の少年剣士が、1枚の宝の地図をめぐって、世界中をかけめぐる冒険マンガです。1876年、江戸幕府の使者・嵐タコの助が、日米通商のための密書をもって、ワシントンへ向かっていました。ところが、乗っていた船がカリブ海で海賊に襲われ、転覆してしまいました。命からがらボートで脱出したタコの助と数人の乗客は、ボートの上で、英...

冒険放送局

1960/04-09 「小学四年生」(小学館) 連載シルクハットに長いマントの怪しい男二人組みが、霧ふかい夜、子供を捜してさまよっています。いかにもあやしいこの二人、実は悪人ではなく、見所のある子供をさがして、助手に抜擢しようという科学博士とその助手のゴロ。二人にスカウトされた兄妹、ミノルとマリモは、博士の実験室で...

ぼくのそんごくう

超能力を持つ石猿の孫悟空が、三蔵法師とともに、魔物を退治しながらインドへの冒険の旅をする、手塚版「西遊記」です。2000年もの昔、中国の奥地にある華果山(かかざん)の山頂の石から、1ぴきの黄金色をしたサルが生まれました。このサルは、かしこく勇敢で、やがて仙人の弟子となって魔法をおぼえました。しかし彼は、天国の王の前...

ぽっかち

池の底に住んでいたあぶくの子どもぽっかちは、女性科学技師の手で、絶対に壊れない体に改造され、飛行能力を与えられた。ぽっかちは技師の弟はやと少年を乗せて、南洋の島へ、日本アルプスへ飛び、冒険を繰り広げる。...

ボンゴ

ライオンのレオ、リスのチャップを従える野生児ボンゴは動物たちと大の仲良し。月の沈む山にある秘宝「金の弓」を求める旅に出て七つの難所を乗り越える。だが最後に待ち受けていたのは、その弓を守る月の化身だった。...

三つ目がとおる

三つ目族の子孫で不思議な力を持つ少年・写楽保介が、古代史にまつわる難事件に立ち向かう、ミステリータッチのSFです。中学2年生の写楽保介は、いつも額に大きなバンソウコウを貼っている、まるで幼い子どものように純真な少年です。ところが、ひとたびバンソウコウがはがれると、その下から第三の目があらわれて、たちまち、恐ろしい超...

ミニヨン

1957/04 「少女」春の増刊号(光文社) 掲載「ミニヨン」は、ゲーテの長編小説「ウィルヘルム・マイスター」の一部をもとにした短編作品です。ゲーテといえば、手塚治虫に多大な影響を与えた「ファウスト」の作者ですが、この作品は歌劇としても有名で、おそらく手塚治虫は小説そのものより、歌劇の方に題材を得てこの作品を描いた...

村の踊り子

1953/02 「冒険王」 付録 傑作漫画ブック(秋田書店) 掲載千吉少年は母親に弁当を作って貰えない。母は流行の宗教「新田の神さま」に入信、神殿となった民家で儀式の踊りに没頭中だからだ。その家が白蟻のため倒壊寸前と知った千吉の担任の教師は、教祖に危険を警告したが…。...

森の四劍士

「幸福の鳥」を逃がしてしまった真珠姫は、魔女の弟と結婚をしなくては、国を不幸にする、と脅されます。その「幸福の鳥」は森に逃げ、狩人にしとめられてしまいます。その肉を食べてしまった二人の兄弟は、森に捨てられ、山賊に拾われます。山賊は彼らを自分の息子同然に育て、やがて二人は立派な若者に。「山賊で終わらせるのは惜しい」と...

やけっぱちのマリア

暴れん坊の少年・ヤケッパチと、ヤケッパチの体から飛び出したエクトプラズムの少女マリアが巻き起こす騒動を描いた、奇想天外な性教育学園マンガです。暴れん坊の少年・ヤケッパチこと焼野矢八(やけのやはち)が、可愛い女の子を出産してしまいました。女の子の名前はマリアといって性格はヤケッパチそっくりです。それもそのはずで、実は...

やじうまマーチ

転校生は半分人間・半分馬 やじうま族のやじのうまたろうくん。珍しい出来事があると、ついやじうましに行ってしまう小学生。お父さんもお母さんもやじうま族で、珍しいことに目がない。うまたろうにはやじうま癖の他にも、嘘を言うと本当のことになるというやっかいな能力があり、この能力が大騒動を巻き起こす!...

有尾人

当時はまだ秘境だったインドネシアの奥地に、人類とは別の尻尾のある人類がいた、という設定で描かれた、犯罪ドラマ仕立てのSFです。フランク・アラン園長が経営するニューヨークの動物園に、動物の言葉を話せるピギイという少年が働いていました。そのピギイは、園長がジャワの奴隷市で買ってきた少年でした。ピギイは、ジャワから来た尾...

ユニコ

ギリシャ神話に出てくる伝説の一角獣=ユニコーンの子どもであるユニコが、行く先々で、人々に幸せをもたらしながら旅をするファンタジーです。美の女神・ビーナスはものすごい焼きもちやきで、人間のプシケが自分より美しく人気があるのをねたんでいました。ビーナスは、そのプシケの美しさの秘密が、彼女が飼っているユニコーンの子ども・...

ヨッコちゃんがきたよ!

元バレリーナのママと、売れない児童劇団をやっているパパの間に生まれたヨッコちゃんは、まるで男の子のような荒っぽい性格。というのも、心の弱さからバレリーナの道を断念したママが、星に向かって「心のしっかりした強い明るい子どもをおさずけください」とお祈りした時、天上の世界から使者が舞い降りてきて、オスの子犬の強さをこの子...

四谷快談

四谷怪談を元にしながら、それをほのぼのとしたラブ・ストーリーに描き変えた快作短編です。最近はあんまり聞きませんが、昔は四谷怪談というと、映画化しようとするとたたりが起きるだの、みだりに扱うと良くないことがあるだのといろいろな噂があったものです。だから、映画やテレビ、舞台などで四谷怪談を扱うときは皆、お岩さんの怒りを...

夜よさよなら アディオス・ノーチェス

1985/07/31 「週刊少年マガジン」(講談社) 掲載「夜よさよなら」は、少年とサボテンとの心の交流を描いた佳作です。「夜」とは、メキシコ語で「ノーチェス(夜)」と呼ばれたサボテンにちなみます。メキシコに住むいわゆる日系2世の少年、タブロは、馬で散歩中、崖から落ちて足を折ってしまいます。あたりは荒野で、人っ子ひ...

百物語

戦国時代、切腹寸前の身を悪魔の娘スダマに魂を売ることで救われた武士一塁半里は、その契約により美男子不破臼人に変身。みちのくの地で富と権力を手中に収めるが…。ゲーテの古典『ファウスト』の二度目のマンガ化。...

モモンガのムサ

1971/11/22 「週刊少年ジャンプ」(集英社) 掲載ムサは千二百歳のクスノキのてっぺんで生まれた。生後すぐ父に捨てられたが、下の枝に引っかかり、クスノキの声に励まされてひとり生き延び成長。母兄弟との再会を経て、猟師の息子久(きゅう)と苛酷な闘いを展開する。...

マンションOBA

1972/03/20-1972/06/19 「週刊少年ジャンプ」(集英社) 掲載連載時は各話にタイトルがつけられた4回連続のシリーズだった。1972/03/20「マンションOBA」1972/04/17「春らんまんの花の色」1972/05/15「耳鴉」1972/06/19「でんでこでん」新開地住宅建設のためムサシ野を...

らびちゃん

「らびちゃん」は、手塚治虫お得意の動物ファンタジーものです。幼年向けということで、一回のエピソードが見開き2ページという短さながら、手塚治虫の色彩感覚がフルカラーで味わえる、贅沢な連載でした(残念ながらTezukaOsamu@Bookではモノクロでの配信です)。余談ながら、手塚治虫の妹・美奈子さんと夫人の悦子さんは...

リボンの騎士(少女クラブ版)

男の子と女の子ふたつの心を持ったサファイヤ姫が、リボンの騎士として活躍するファンタジーです。サファイヤは、天使チンクのいたずらのせいで、男の子の心と女の子の心を、両方持って生まれました。さらに彼女は、国王のあとつぎとなるために生まれたときから王子として育てられる運命をせおっていたのです。ところが、自分の息子を王位に...

リボンの騎士(なかよし版)

男の子と女の子、2つの心を持ってしまった王女サファイアのお話の、3度目のマンガ化です。いたずら者の天使チンクは、これから生まれる予定の王女サファイアに、男の子の心を飲ませてしまい、神さまから、それを取りもどしてくるように命令されました。一方、地上では、シルバーランドの王妃が、王女サファイアを生みました。しかしこの国...

流星王子

謎の中学生・天草鉄太郎が、国際的な陰謀に立ち向かう冒険活劇です。映画「流星王子」でエキストラをつとめる、中学生・天草鉄太郎には謎がありました。「流星王子」に主演する落ち目のスター・桂(かつら)龍太郎は、そんな鉄太郎に興味を抱きます。一方、鉄太郎は、暴力中学に通う典雄少年と友だちになり、不良番長を更生させるなどするう...

流線型事件

「流線型事件」は、ウサギのホップがオーナーの「ホップ社」とオオカミのウルフゾオンが社長の「ウルフゾオン社」という、2つの自動車会社の競争を描いた作品です。前半は、ホップ社が1000台の大量注文を受注した事を発端とした、会社同士の争いがメイン。とはいえ、粗製濫造で評判の悪いウルフゾオン社は、卑怯な手を使ってホップ社の...

リンリンちゃん

1960/03-09 「ひとみ」(秋田書店) 連載石から生まれたサルのビコは、内気な泣き虫だが、優しいおねえさんザルのリンリンに力づけられサルたちの王に。仙術を学び孫悟空となって、天国で大暴れするが…。『ぼくの孫悟空』の姉妹編、少女マンガ版『西遊記』。...

るんは風の中

孤独な高校生の少年が、ポスターの中の少女に恋をして、悩み、傷つきながら成長して描いた青春ドラマです手塚治虫が「自信作」と太鼓判を押すだけあって、この「るんは風の中」は短編でありながら、様々な魅力が備わった、不思議な作品になっています。主人公・豊田明が通学路のガード下で見つけた美少女・るんは、ポスターでした。明はるん...

レオちゃん

「ジャングル大帝」のレオを主人公に、ケン一、コンガ、ココやトミーなどのキャラクターはそのままに、子供向けにリライトされたもうひとつのレオの物語です。一話ずつの読みきりで、作品の内容もほのぼのした、子供むけの優しい内容となっています。...

ロビンちゃん

不幸な少女ルリと、不思議な少年ロビンちゃんの、海を舞台にした冒険短編です。丘の上から海を眺める少女ルリ。ルリは海に出て行ったきり帰ってこない兄を待って、意地悪な男爵と一緒に丘の上のお屋敷で暮らしています。そこにいかにも上品な風体の少年・ロビンがやってきます。ロビンは男爵となにやら押し問答をしていましたが、欲深い男爵...

ワンサくん

都会の片隅でたくましく生きる犬たちの日常を、哀愁あふれるタッチでつづった児童まんがです。大きな工場のある町の片すみ。生まれたばかりのワンサは、母親から引き離され、10円で売られました。けれども、母親をしたって途中で逃げだし、ワンサはのら犬になったのです。ワンサは、工場の片隅で煤煙にやられて死ぬまぎわの小鳥と出会い、...

シャリ河の秘密基地

十八年前アフリカのジャングル奥地で消息を絶った探検家ハミルトンの娘ローラは、おじのフランクとともに現地へ赴いた。そこは野生児が樹上を飛び回り、巨大なカブトムシがサイを空中へさらう摩訶不思議な世界だった。...

ボンゴ(小学五年生〜六年生版)

ボンゴはピューマのギロ、リスのチャップを従え動物と暮らすアマゾンの野生児。炎上する「鉄の鳥」から少女ミリーを助けたことから、インカの秘宝をめぐる争いに巻き込まれ、サボテン人や恐竜の棲む秘境を探険する。...

冒険ルビ(小学1年生〜小学2年生版)

小学生ルビオは、一億年前月に住んでいた生物から不思議なヘルメットを贈られその力で宇宙戦士ルビとなった。目的は地球に襲い来る超生物ゾンダの打倒。ルビはパートナーのリコとともにゾンダを探す宇宙への旅に出る。...

ジャングル大帝(小学三年生版)

ジャングルの王子レオは、乱暴者のライオンブブとボクシングで対決。名誉を懸けた雪辱戦をヒョウのルバーに挑むワッシ族の勇者を助け、三つの魔力をもつ怪物ヘビで、ライヤの家族を食い殺したヒドラと死闘を展開する。...

海のトリトン(たのしい幼稚園版)

海の冒険児トリトンは、孤児となっていた人魚の赤ん坊ピピを拾った。海の悪者ポセイドンは、配下の怪獣に次々とトリトンを襲わせる。トリトンは白いイルカのルカーにまたがり、オリハルコンの剣を振るって迎え撃つ。...

リボンの騎士 チンクと金のたまご

金のたまごを運ぶ天使が、空中でたまごを落し、自分も地上に落下。たまごを見つけぬ限り天に帰れぬ身となった。天使チンクは彼女のためにたまごを探し出そうとひと肌脱ぎ、サファイヤ王子=リボンの騎士も協力する。...

ユニコ(小学一年生版)

一人っ子のS男くんは動物が大好き。捨て犬や捨て猫を拾ってきては、ママに怒られていた。ある日河原で一角獣の子ども・ユニコを見つけて、こっそり家に連れて帰る。助けてくれたS男くんのお願いをなんでも聞いてくれるユニコとS男くん、中国の沼地出身の竜のこども・ラゴンが繰り広げる楽しいお話がいっぱい。...