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ストーリー

当時はまだ秘境だったインドネシアの奥地に、人類とは別の尻尾のある人類がいた、という設定で描かれた、犯罪ドラマ仕立てのSFです。
フランク・アラン園長が経営するニューヨークの動物園に、動物の言葉を話せるピギイという少年が働いていました。
そのピギイは、園長がジャワの奴隷市で買ってきた少年でした。
ピギイは、ジャワから来た尾長ザルのキッティから、ピギイと同じにおいをもった人がジャワにいたという話を聞き、園長と共にジャワへ向かうことになりました。
ジャワへ着いた園長は、奴隷市場の主人から、ピギイはその昔、海岸で拾った子どもで、そのときピギイのお尻にはシッポがついていた、ということを教えられます。
一方、ピギイは、悪人ランプに追われて、キッティと共に大ワシに乗って逃げ、そこで尾のある人類=有尾人たちと出会っていました。
ピギイは、有尾人の少年ジャゴと話をし、ジャゴが自分の血をわけた兄弟だったことを知ります。

解説

太平洋戦争前の一時期、日本では海外の秘境を舞台にした、子ども向けの冒険活劇やSF小説が流行しました。 手塚治虫も、少年時代にそうした秘境冒険小説の熱心な読者であり、この『有尾人』にも、その影響を見ることができます。 ちなみに、日本の戦前を代表する推理小説家・小栗虫太郎の秘境探検小説に「有尾人」(1939年)という作品がありますが、その内容は、本作品とはまったく関係ありません。

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  • 有尾人

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