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ストーリー

近世らしいヨーロッパの田舎の村は、お祭りの最中。病気の母の看病に忙しいユリーが医師の家に行く途中、突然兵隊がやってきて、村の真ん中に大きな柵を作ってしまいます。この柵は国境、越えて敵国へ行ったものには厳罰が下る——戦争の影響で、村は二つの国に分けられてしまったのでした。ユリーの家と医師の家は柵によって隔てられ、ユリーとそのボーイフレンド・ロミーもまた、離れ離れに。その上、ユリーの父は越境しようとして兵隊に捕らえられ、母は医師にかかれないばっかりに病気をこじらせて死んでしまいます。孤児になってしまったユリーは、父の知り合いという女にあずけられますが、この女性がまた典型的な意地悪継母キャラ。この新しい母の言いつけで古城にばらを摘みに行ったユリーは、ふしぎな少女・シルビアと出会います。シルビアとユリーは継母のひどい仕打ちに耐えかねて、国境を越えて隣の国に逃げ込みますが…。

解説

1962/05-12 「なかよし」(講談社) 連載

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