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ストーリー・解説

1957/7/21-1958/3/31 「朝日ジュニア」(朝日新聞社) 連載

恐ろしい伝染病・ベコベア熱のワクチンを開発した日本の旭博士は、ワクチンをもらいに世界から訪れた4人の博士のうちの一人に間違って菌株を入れたシャーレを渡してしまいました。悪人に知られてはたいへん、と、博士は子どもである朝夫とジュン子に頼み、4人の博士を訪ねて、誰か1人が持っている菌株のシャーレを返してもらいにいかせます。
 4人の博士とは、中国のチャン・ポン博士、インドのシブ博士、アメリカのパイプマン博士、そしてスイスのアルプ博士。日本から出発した二人はひとまず香港にいるというチャン博士のもとを訪ねますが、博士は出張で留守にしていました。
 途中で医学をかたくなに信じようとしないラマ教の僧侶・チグハグやシャーレの株を奪おうとする悪人などに行く手を阻まれながらも、二人は四つのシャーレを追ってアジアのさまざまな国を大旅行します。


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