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ストーリー

「幸福の鳥」を逃がしてしまった真珠姫は、魔女の弟と結婚をしなくては、国を不幸にする、と脅されます。その「幸福の鳥」は森に逃げ、狩人にしとめられてしまいます。その肉を食べてしまった二人の兄弟は、森に捨てられ、山賊に拾われます。
山賊は彼らを自分の息子同然に育て、やがて二人は立派な若者に。「山賊で終わらせるのは惜しい」という育ての親の言葉に、町へ向かうことになった二人。彼らを慕う森の4匹の動物たちをお供に連れて、町へ出た若者は、魔女の弟に嫁いで行く真珠姫に出会います。「魔物を倒したものは、姫の婿とする」という王の言葉に、魔物退治に出かける兄弟でしたが…。
ヨーロッパの童話のようなファンタジックなテイストの、手塚治虫の最初期作品。

解説

1948/06/10 単行本(不二書房)

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