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ストーリー・解説

1960/04-09 「小学四年生」(小学館) 連載

シルクハットに長いマントの怪しい男二人組みが、霧ふかい夜、子供を捜してさまよっています。いかにもあやしいこの二人、実は悪人ではなく、見所のある子供をさがして、助手に抜擢しようという科学博士とその助手のゴロ。二人にスカウトされた兄妹、ミノルとマリモは、博士の実験室で、世にも不思議な機械を見せてもらいます。
機械の名前は「モシモ一号」。実験房にはいって「もしも○○だったら」と思い浮かべるだけで、世界がその願いどおりに姿を買える、すばらしい機械です。実は、博士の助手のゴロも、この機械によって猟犬から人間となったのでした。
この機械の生み出す不思議な世界を、ミノルとマリモ、ゴロがさまざまに旅をします。あるときはほかの人間が一切いない世界で、虫が進化した虫人間と対決したり、透明人間になって同じく透明人間ばかりのギャング集団「まぼろし兵団」と対決したり。
機械の生み出す不思議世界を旅する夢いっぱいのSF作品。

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