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ストーリー

ギリシャ神話に出てくる伝説の一角獣=ユニコーンの子どもであるユニコが、行く先々で、人々に幸せをもたらしながら旅をするファンタジーです。 美の女神・ビーナスはものすごい焼きもちやきで、人間のプシケが自分より美しく人気があるのをねたんでいました。 ビーナスは、そのプシケの美しさの秘密が、彼女が飼っているユニコーンの子ども・ユニコにあると知って、西風の精ゼフィルスに、ユニコを遠い所へ捨ててくるように命じます。 ユニコは、自分を愛してくれる人々のためになら、不思議な力が出せるのです。 ゼフィルスは、ユニコを気の毒に思いながらも、命令に逆らえず、ユニコを時の流れの彼方へ連れさってしまいました。 インディアンの世界、中世ヨーロッパの城、近代ヨーロッパの森、妖精の国、ロシア帝国などなど……。 ユニコはあらゆる時代のあらゆる場所をさまよい、そのたびに、前の記憶をすべて失ってしまうのです。

解説

『ユニコ』が連載されたのは、キャラクターグッズで有名なサンリオが発行していた少女雑誌「リリカ」でした。 「リリカ」は海外版をつくる計画もあったために、横書きで左綴じという、日本では珍しい体裁の雑誌でした。 そのため『ユニコ』は左開きで描かれ、連載開始当初はオールカラー、そしてコマの外枠をはみ出してページの端いっぱいまで絵が続く裁ち切りを、全ページにわたって採用するという、非常にユニークなコマ割りとなっています。 手塚治虫は、この表現手法を、後に『未来人カオス』でも使いました。 当時、サンリオはアニメ制作に熱心で、ユニコのキャラクターは、手塚治虫がサンリオのロサンゼルス・スタジオを見学に行ったときに、その場でひらめいたものでした。

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  • ユニコ 1
  • ユニコ 2
  • ユニコ 小学一年生版

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