火事で家族を失った悲しみを抱える青年と、弓道を通じて彼に惹かれる幼馴染のヒロイン―― 細やかな心理描写と巧みなストーリーの傑作少女マンガ『花に染む』。集英社「ココハナ」に連載され話題を呼び、2016年11月号にて完結となった本作が、第21回 手塚治虫文化賞 マンガ大賞を受賞しました!
長らく「別冊マーガレット」でご活躍され、少女たちの心をつかんできた「少女マンガの旗手」でもあるくらもちさんは、なんと、大の手塚ファンでもありました! 受賞作の話はもちろん、手塚治虫作品の思い出や意外なご縁まで、ほかでは聞けない秘話も飛び出しましたよ!
『W3(ワンダースリー)』がノンバーバルパフォーマンスでロングラン公演決定!
このニュースを初めて耳にしたとき、虫ん坊スタッフは思いました。ノンバーバルパフォーマンスってなに、と……。
これは是非ともお話を聞くしかないと思い立ち、構成・演出を手掛けるウォーリー木下さんを直撃!!
舞台『W3』にまつわるエトセトラを伺いました。
1000万ダウンロード突破のコミックアプリ、「マンガワン」! そちらで配信中の手塚作品の中から、『どろろ』をピックアップ!!
1968年にアニメ化、2007年には実写映画化もされた『どろろ』。
体の48箇所を魔物に奪われた百鬼丸が自らの体を取り戻す旅の途中、天涯孤独のどろろと出会い、未完の物語ながらも根強い人気があるエピソードが展開されていきます!!
その中でも、百鬼丸と家族が対面する運命の回、「ばんもんの巻」をご紹介デゴンス!!
手塚治虫のマンガには様々な愛の形が描かれている。男女の愛はもちろん、家族への愛、人間愛、中には人間と宇宙生物など種族を越えた愛もあった。今回注目するのは少年期の愛だ。愛とは、そして恋とはいったい何なのかをいまだ知らない思春期前後の少年たちが、自らの心に湧き起こる感情を抑制できずに葛藤し心を揺らす物語たちである。BL(ボーイズラブ)などという言葉がいまだなかった時代に描かれた少年たちの純粋な愛──。手塚はそこでいったい何を語ろうとしていたのだろうか!?
今月のお題は「雨が似合うキャラクター」です!!(BGM:雨音はショパンの調べ)
皆さんからの投稿を見て、そういえばこのシーンにも雨が降ってたっけ! とあらためて作品を読み返してしまいました。
7月号掲載の〆切りは、2017年6月12日(月)となります!
梅雨の季節、雨でお外に出られない時は雨音を聞きながらお家で絵を描くのもいいんじゃないでしょうか! 描いたイラストは、ぜひとも投稿コーナーへどうぞ!
今月は、手塚治虫文化賞大賞作品『花に染む』について、そしてここでしか聞けないくらもちさんによる手塚トークをお届けしました。例年どおり、文化賞のようすも来月号でご紹介しますのでお楽しみに!
サインを描いていただいたときに、ご自身のキャラクターである陽大よりもアトムを描くのにかなり時間をかけこだわって描いておられる姿に、くらもち先生の『鉄腕アトム』への愛を感じました。
今月の画像は、とある取材で札幌に行った際に観光で立ち寄った「レトロスペース・坂会館」の一角です。
ここはお菓子メーカーの社長が趣味でありとあらゆるレトログッズをコレクションしているという私設博物館で、知る人ぞ知る珍スポットだそう。
この画像だけではお伝えできないですが、館内には大正~昭和に発売された商品や雑誌、レコード、生活用品、変なマネキンなどが所狭しと並べられており、一歩入れば異様な雰囲気に飲まれそうになってしまう、なかなかのナイススポットでした。
昭和のおもちゃコーナーに、アトムのグッズを見かけたので、すかさずパチリ!
オオヤマ