『ブラック・ジャック』の時代を中心に、手塚治虫の仕事ぶりや周辺の人々の悲喜こもごもを描いたノンフィクション漫画『ブラック・ジャック創作秘話 〜手塚治虫の仕事場から〜』。伝記的な手塚治虫伝ではなく、どこかほのぼのした吉本浩二さんの絵柄と、インタビューなどの取材に基づいた宮崎克さんの原作で描かれるイキイキとした手塚先生の姿が印象的です。初めは一話完結の予定だったというこの作品も、4月8日に第3巻が発売され、ますます勢いに乗っています! 一昨年の手塚治虫ファン大会では、ゲストとしてトークショーも開催されましたので、そちらをご記憶のかたも多いのでは。
今月の虫ん坊では、改めてお二人にインタビューし、『ブラック・ジャック創作秘話』創作秘話を聞き出したいと思います!
大阪・南河内に本部キャンパスを置く、大阪芸術大学のキャラクター造形学科と手塚プロダクションが産学協同事業として新作アニメを制作しました! 主要スタッフには虫プロダクション出身のアニメーターで、テレビアニメシリーズ『火の鳥』で監督も務めた高橋良輔さんをプロデューサー、同じく虫プロダクション出身のアニメーターで、『あしたのジョー』などの演出を手がけた吉川惣司さんを監督に迎えて制作されたこのアニメーション、タイトルは『ガロン』。タイトルの通り、手塚治虫の漫画『魔神ガロン』を原作としています。
今月の虫ん坊では、同学で行われた完成記者会見のもようをレポートします!
今回の「あの日あの時」は、鉄腕アトムなど、手塚マンガの人気キャラクターと時代との関係を探ります! 鉄腕アトムやケン一など、手塚治虫は個性的なキャラを無数に生み出した。その柔軟で自由自在な発想には毎回驚かされる……わけだが! じつはその発想の根底には、時代との密接な関係があった!! 今回は、そんな手塚キャラ誕生の背景となった時代に迫る「あの日あの時」をお送りします。あなたの知らない手塚キャラと時代との関係が、いま明かされるっっ!!