今年で第17回となる、手塚治虫文化賞の贈呈式が、5月31日、朝日新聞東京本社・浜離宮朝日ホールにて開催されました。
今年の受賞作品・受賞者は以下のとおり。
◆ マンガ大賞
『キングダム』(集英社) 原泰久さん
◆ 新生賞
山本美希さん『Sunny Sunny Ann!』(講談社)
◆ 短編賞
『機械仕掛けの愛』(小学館) 業田良家さん
虫ん坊では、毎年恒例・贈呈式のレポートをお届けします!
手塚治虫による創作ノートや、手記などを装丁や筆跡まるごと、現在のデジタルリマスター技術を駆使して“復刻”する『創作ノート』シリーズに、ついに第3弾が登場します。
今回は2012年12月に新たに発見されたデビュー前の習作、「噫 それなのに」や、単行本や雑誌などに使用されなかった幻の原稿など、新たな資料もセットで刊行されます。
手塚治虫についてより深く知りたい方は必見のこの復刻シリーズについて、虫ん坊2012年3月号に引き続き、小学館クリエイティブ・川村寛さんにお話しを伺いました。
今月の『オススメデゴンス』では、2013年4月、「新発見・未使用扉絵」のニュースで、未使用・仮タイトルの扉絵が見つかり、話題になった、『メトロポリス』をご紹介します!
手塚治虫の初期のSF三部作の一つで、藤子不二雄に衝撃を与えたというこの作品、あなたにも何かのインスピレーションを与えるかも知れません!?
手塚治虫が亡くなって早24年が過ぎた。しかし熱烈な手塚ファンの集う手塚治虫ファンクラブでは今も毎月会報が発行され、昔と変わらぬ熱い手塚マンガ談義が交わされているっ!! 今回はそんな手塚治虫ファンクラブ草創期を振り返ろう。といっても紹介するのは、現在の公式ファンクラブが発足する前の話だ。じつは公式ファンクラブ発足以前の1970年代には、手塚プロが公認した私設の手塚治虫ファンクラブが全国各地にいくつも存在していた時代があった。「えーっ、そんなの知らないよ」というあなた。ご一緒に1970年代へタイムスリップいたしましょう!!