「『やけっぱちのマリア』は、まあ、いわばキワモノです。」「だから、『やけっぱち』というのは、なにをかくそう、このぼくの心情なのです。」(以上、講談社刊・手塚治虫漫画全集『やけっぱちのマリア』あとがきより)……とまで言わしめたあの、『やけっぱちのマリア』。
子供向けの性教育の見直しが図られた時代、手塚治虫が今まで少年漫画のタブーとして控えられていた性描写を思い切って取り入れて描かれた本作が、なんとNHKFMのラジオ番組『青春アドベンチャー』にてオーディオドラマ化されます!
今月の虫ん坊では、主人公、焼野矢八ことやけっぱちを演じた竹内順子さん、ヒロイン、マリアを演じた前田希美さん、それに脚色を担当された阿部美佳さんの三人にお話を伺いました。
音だけの世界でいったいどんなふうに『やけっぱちのマリア』は料理されたのか!?? ドラマに隠されたメッセージとは??
ぜひ本記事を読んだあとに、ラジオドラマ本編を聞いてみてください!!
クリスマスやお正月、子どもが心待ちにしているパーティーシーズンがやってまいりました! 一年に一度のこの季節の目的はもちろん、「欲しかったあのおもちゃが欲しい!!」 ところが……
そんなストーリーにピッタリハマるあのロボ、ザリガニワークスの「コレジャナイロボ」と『鉄腕アトム』がついにコラボレーションしますよ!
12月号・まさにクリスマスに相応しいこの企画について、ザリガニワークス・代表取締役 武笠太郎さん、同じく代表取締役 坂本嘉種さんのお二人にお話を伺いました。
12月といえば、やっぱりクリスマス。
クリスマスネタで1編、手塚治虫作品でなにかないかなー、と探してみたところ、ちょっとヒネったこの作品がありました!
「クリスマス? 特に予定ない……」という人ほど胸がすく!? ナンセンスギャグマンガです。
昭和20年代の半ばから30年代の初めにかけて、手塚治虫先生は東京と故郷の宝塚を行き来しながら仕事をする、多忙な日々を過ごしていた。そんな中で原稿が落ちそうになると、編集者は手塚先生を旅館に押し込め、そこでむりやり仕事をしてもらったのです。これがいわゆるカンヅメ(館詰め)です! 今回は、そんな手塚先生の都内でのカンヅメ生活をたどった散歩です。旅館の館主の息子さんとの交流、アパートから消えた手塚先生を追う編集者と逃げる手塚先生との必死の攻防戦。そして手塚先生が愛した幻の地下ホテルとは!? 見逃せない情報満載で都内を歩きま〜〜〜すっ!!
2012年もあと僅かになりましたね。
年末のお楽しみイベントといえばやっぱり、クリスマス! 今年はなんとクリスマス・イブがおやすみです!
投稿コーナーにもクリスマスの絵をいろいろ、ありがとうございます!
みなさま、メリークリスマス! 12月号いかがでしたでしょうか?
「やけっぱちのマリア」のラジオドラマ、インタビューの前に、収録風景も見せていただいたのですが、その時の収録場面はちょうどクライマックス。一番ポイントのシーンではつい、うるっと来てしまいました。原作ではどんなシリアスな場面でも必ずちょっと、ギャグが入っているのですが、声だけのドラマだとホント切ない……。私も「青春アドベンチャー」は中高生の頃よく聞いていたので、なんだか懐かしいとともに、放送が待ち遠しくなりました。
ザリガニワークスのお二人の「コレジャナイアトム」も、クリスマスシーズンということでなんともタイムリー! 「欲しかったのはコレジャナーイ!」誰でも一度は言ったことがあるのではないでしょうか。
小さい頃のプレゼントを思い返してみると、私のうちも結構、手作り率高かったです……。
いとう