男? 女? “第三の性”誕生?!
手塚治虫流ナンセンス風刺マンガの傑作である『人間ども集まれ!』。
約50年前に描かれたとは思えないほど今現在の状況を映し出しているこちらの作品が、2016年10月、まつもと市民芸術館にて舞台化されます。
手掛けるのは、松本を拠点に活動している劇団「TCアルプ」と脚本・演出を担当する木内宏昌氏。その他、個性的な俳優陣を迎え、様々なワークショップを重ねながら、いまここでしかできない『人間ども集まれ!』を作り上げていきます。
今回の虫ん坊では、2015年に舞台『アドルフに告ぐ』の脚本も手掛けた木内氏を迎え、新たな作品の魅力や見どころをお届けしたいと思います!
田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を植えて水田に巨大な絵や文字を描く田んぼアート。小山市では、2011年度から参加型の田植えイベントに取り組み、今年も島田、下生井、絹の3会場で実施しています。
昨年までは小山市のご当地キャラクターを起用していましたが、2016年は手塚治虫作品から代表作の『ブラック・ジャック』、『ジャングル大帝』、『鉄腕アトム』が絵柄に選ばれました。
今年は「アトムを描こう! おやま田んぼアート」と題し、5月22日には、一般参加者のほか在日ナイジェリア大使館などアフリカ5カ国の大使館関係者12人と留学生13人を含む約900人が集まり田植えが行われ、見ごろを迎えた7月16日には3会場をバスで巡る見学会を開催。それぞれの会場は3000人を越える人々に鑑賞されました。
なぜ手塚キャラが田んぼアートに起用されたのか。そこには、手塚プロダクションとアフリカ、小山市の意外な繋がりが……!田んぼアートのようすとインタビューをお届けします。
今月の虫ん坊では、手塚治虫のSF短編マンガの中でも根強い人気を誇る『荒野の七ひき』(手塚治虫漫画全集『ライオンブックス』1巻 所収、右図)をご紹介します。
例えば、
・殺伐とした現代社会に疲れ、癒しを求めている
・通知表で、協調性に欠けると書かれたことがある
・基本、ぼっちで集団行動が苦手だ
・最近、忙しくて、ご飯を味わいながら食べられていない
・SNSでしか人と会話をしない日がある
・尽くしているはずなのに、彼(彼女)に大切にされていないと感じる
・ポケモンマスターになれない
etc.
ひとつでも思いあたる節があるすべての人々に、是非いま読んでいただきたい秀逸な作品です!
今月の投稿テーマは、
「手塚作品の動物キャラ」
今月号のテーマは、「手塚作品の動物キャラ」!
主役級の動物キャラから、コマの隅っこに描かれる動物キャラまで、手塚の描く動物にはえも言えぬ魅力があります。そんな愛らしい手塚動物キャラが大集合し、今月の投稿コーナーは動物園のよう!
今月のコメンテーターは、諸事情により先月予告していた小林準治ではなく、吉村昌輝に変更になりました。
先日、三軒茶屋のシアタートラムで公演されていた、キッズ・ミュージカル『ワンサくん』−祭りにいくぞ!大脱走!− を観劇しました!
詳しい記事はこちら!⇒せたがやこどもプロジェクト キッズ・ミュージカル「ワンサくん」インタビュー!!
テンポの良い絶妙な演出に音楽や映像や舞台セットや衣装が加わることで、作品の魅力がさらに引き出され、原作の本質を突いた脚本をベースに、個性豊かな犬役の子どもたちがキラキラしながら歌って踊っている姿にただもう感動しました!
おまつりといえば、9月17日〜19日に行われる常陸國總社宮(茨城県石岡市)の例大祭にて、『ジャングル大帝』とコラボした御朱印帳が販売されます。こちらは、9月の例大祭とお正月のみの限定となります。その他、『火の鳥』の絵馬やお守りも!
また、9月10日からは、手塚治虫デビュー70周年記念・漫画会館開館50周年記念「手塚治虫とっておきの漫画」がさいたま市立漫画会館で開催されます。
詳細はこちら!⇒さいたま市HP
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか!
それでは、また、来月!
カニミソ