今月の『オススメデゴンス』は、コラム「手塚マンガ あの日あの時」でも登場した、『フィルムは生きている』をご紹介します!
マンガ家としての顔のほうが有名でもあり、偉大でもある…と捉えられがちな手塚治虫ですが、アニメーションに対しても並ならぬ関心と情熱がありました。この『フィルムは生きている』ではそんな情熱がありありと語られています。
コラムでも紹介した「マンガは本妻、アニメは愛人」という名言(!?)なども踏まえて、ぜひこの作品を読んでみてください!
手塚治虫は、アニメーションの製作に、ときにはマンガ以上の情熱を注いでいた。先ごろ公開された映画『アニメ師・杉井ギサブロー』の中では、手塚が「アニメを作ることには造物主の優越感がある」と語った映像が引用されていた。自分の描いた絵がまるで生命を吹きこまれたかのように動き出す! 幼いころ、そんなアニメの魅力にとりつかれたひとりの少年が、やがて虫プロを設立し、その夢を実現した。今回はそんな手塚少年のアニメとの出会いから、「自分もアニメを作りたい!」という夢を抱くまでの「あの日あの時」を振り返ります!
今でも9月は学校の新学期なんでしょうか!?
夏休みは終わってしまいましたが、日本科学未来館の『科学で体験するマンガ展』はまだ開催中です! 「じつは自由研究、まだ終わってない…!」という首都圏の人、行ってみてはいかがでしょうか??(今終わっていない、というのは相当まずいですが…)
あとそれから、今回は新学期にふさわしい「教科書」にスポットライトを当ててみました。久しぶりに教科書を手にとって読んでみると、…とっても面白い! 学生の頃にこの面白さに気づけなかった残念な自分を叱ってやりたいものです。今学生のみんな、教科書の面白いところをぜひ見つけてみてくださいね!
また、手塚治虫の作品やイラスト、伝記を教科書で見つけたら、ぜひTezukaOsamu.netの投稿欄に投稿してくださったらうれしいです!
いとう