「憧れの作家の幻の作品」というのは、いつの世もファンの心を躍らせるものです。
手塚治虫の場合、単行本化する際に必ずといってよいほど、原稿の編集が入る、というのは、ファンの間では有名。雑誌に連載されたそのままを今のファンが読むのは至難の業なんです。
全集で読める作品でも、オリジナル版を読んでみると、ぜんぜん読んだこともないエピソードがのっていた、という発見があるらしい。そんなオリジナル版を雑誌掲載時そのままに復刻しちゃおう! というファンにはうれしい挑戦が、最近続々と具体化されています。
そんないろいろな企画の中から、今回は国書刊行会から出る「手塚治虫オリジナル版復刻シリーズ 全3巻」にスポットを当て、企画者の濱田高志さん、編集者の樽本周馬さんにお話をききました。
今月の虫ん坊「オススメデゴンス」では、『ブラック・ジャック』より「ブラック・クイーン」をご紹介いたします。
週刊誌で連載されていたこともあって、ときどき時節ネタが描かれる『ブラック・ジャック』ですが、今回はクリスマスネタ、ということでちょっとロマンチックな一本です。
虫ん坊12月号に投稿、ありがとうございました! 今月は4人のかたが投稿してくれました。
投稿コーナーから【虫ん坊投稿】のタイトルで投稿してくれたみなさんの作品には、手塚プロ社員にして元手塚治虫アシスタント・のむらからのコメントをつけさせていただきました。
4人の方には、プレゼントとして、2010年手塚治虫カレンダーと、手塚グッズをお送りいたします。楽しみに待っていてくださいね〜!