東京都・渋谷にある映画館「ユーロスペース」で5月21日から、公開される映画『アトムの足音が聞こえる』。
いわゆる、俳優がドラマを演じて作るフィクション作品ではなく、ドキュメンタリーフィルム、というこの作品。なぜこういったタイトルなのかといえば、国産初のテレビアニメとして1963年正月のお茶の間を飾った『鉄腕アトム』の音響を務めた音響デザイナー、
『鉄腕アトムの足音』という「作品」を出発点に大野松雄さんという人物に鋭く切り込んでいった本ドキュメンタリー、映画ファンはもとより、テレビアニメ『鉄腕アトム』をもっと知りたい、という方にも興味深い内容になっています。
今月の虫ん坊では、この作品の監督・脚本・編集を手がけた映画監督、
虫ん坊5月号、オススメデゴンスでは、『すっぽん物語』をご紹介します!
老若男女、あらゆるターゲットに向けてさまざまな作品を描いた手塚治虫ですが、有名どころというとやはり、『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』などの少年少女向け作品。または『火の鳥』や『ブラック・ジャック』といった、深く考えさせられるシリアス作品。いずれにしろ、「まじめな」手塚治虫の側面が有名ですよね。
そんな手塚治虫も、実はこんな、大人向けのナンセンスギャグまんがもたくさん、描いているんです。
何とも(イイ意味で!)くだらないネタの中にも、痛烈な風刺精神が込められた内容は、今でも新鮮な気分で読むことができます。
最後のコマの人物は、もしかしたらその時々で『最適な人物』が変わるかもしれません……!??
新緑の季節、5月は待ち遠しいゴールデンウィークも控えていますね! と、同時に、5月病など、新学期・新年度からの疲れが出てくる季節…
そんな時期こそ、大好きな手塚キャラを描いて、リラックスしてみましょう! 投稿いつでもお待ちしていますよ!
虫ん坊5月号、読んでいただいてありがとうございます!
ことしのゴールデンウィークは、間に2日、平日をはさんだ10日間。社会人の皆さんの中には、ここをえいっと休んでしまって、10連休にしてしまえ! ともくろんでいる方もおおいのではないでしょうか??
今月は2本の映画について、ご紹介させていただきました。『手塚治虫のブッダ —赤い砂漠よ! 美しく—』が28日から、『アトムの足音が聞こえる』が21日から。今月後半はぜひ映画館に足をお運びください! どちらも事前に拝見しましたが、公開後もう一度行きたいなぁ、と思っています!
手塚先生も映画が大好きだったことは、有名ですよね! 今回の絵は、手塚治虫の映画に関するエッセイのカットです。
いとう