『火の鳥』 望郷編』の読みどころを深掘り大調査!! 第3回:そしてロミは「故郷」を目指す 写真と文/黒沢哲哉 『火の鳥』望郷編の読みどころを探るコラムの第3回です。 今回はいよいよ主人公ロミの「望郷」について。『COM』の廃刊とともに中断された望郷編が再開する直前、あの超人気作品が連載開始されました。『火の鳥...
『火の鳥』 望郷編』の読みどころを深掘り大調査!! 第2回:女性の生き方が注目された70年代という時代!! 写真と文/黒沢哲哉 『火の鳥』望郷編の読みどころを探るコラムの第2回です。 いったいロミは、どんな社会的背景の中で生まれたのか、『火の鳥』望郷編発表当時の社会や、ロミの「先輩」にあたる手塚の大人漫画のヒ...
『火の鳥』 望郷編の読みどころを深掘り大調査!! 第1回:「生物はなぜ生きているのか」という大疑問に迫る異色作!! 写真と文/黒沢哲哉 2023年11月、『火の鳥』 望郷編が初めて『火の鳥 エデンの花』『火の鳥 エデンの宙』というタイトルでアニメ化されました。そこでこの機会に今回から3回にわたって『火の鳥』全...
『ブラック・ジャック』再入門 第5回:どん底の時代からのマンガのような復活劇!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 今年連載開始50周年を迎える『ブラック・ジャック』。本コラムでは『ブラック・ジャック』再入門と題して、改めて魅力を掘り下げています。第5回・第6回では手塚治虫がどのような状況の中で『ブラック・ジャック』...
『ブラック・ジャック』再入門 第5回:どん底の時代からのマンガのような復活劇!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 今年連載開始50周年を迎える『ブラック・ジャック』。本コラムでは『ブラック・ジャック』再入門と題して、改めて魅力を掘り下げています。第5回・第6回では手塚治虫がどのような状況の中で『ブラック・ジャック』...
『ブラック・ジャック』再入門 第4回:手塚流医療マンガのルーツをさぐれ!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えない名作だけど、この作品がいったいど...
『ブラック・ジャック』再入門 第3回:手塚流医療マンガのルーツをさぐれ!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えない名作だけど、この作品がいったいど...
『ブラック・ジャック』再入門 第2回:アンチヒーローB・Jはこうして誕生した!!(下) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えないこの名作だけど、この作品が...
『ブラック・ジャック』再入門 第1回:アンチヒーローB・Jはこうして誕生した!!(上) 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『ブラック・ジャック』が2023年、連載開始50周年を迎えた。1973年11月に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まって以来、いまだ人気の衰えないこの名作だけど、この作品が...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1982-1985) 第3回:『ふしぎなメルモ』から『プライム・ローズ』まで 写真と文/黒沢哲哉 前回取り上げた「SFブーム」が作品のシチュエーションにフォーカスしたブームだとすれば、「美少女ブーム」現象とは「キャラクター愛」の隆盛といえるので...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1982-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!! 写真と文/黒沢哲哉 70年代末、SFブームから変則的に発生した「美少女ブーム」。80年代になると漫画読者の中でもマニアックな人々の間で「ロリコン」ブー...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1977-1985) 第1回:『プライム・ローズ』VS『あんどろトリオ』 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガと時代の流行との関わりを読み解くシリーズ企画、前回は1970年代末から始まったSF映画ブームの時代を深掘りしたが、今回はこのブームを...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第3回:幻のSF映画がついにリバイバル!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫は時代ごとのブームをどのように作品に取り入れて行ったのか? を探るシリーズコラム、SFブーム編の第3回です。手塚治虫はとある歴史的名作SF映画から...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第2回:スーパーマンの復活とE.T.降臨! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫は時代ごとのブームをどのように作品に取り入れて行ったのか? を探るシリーズコラム、SFブーム編の第2回です。 現代でも名作として評価の高いジョージ...
シリーズ企画 手塚マンガとブーム:スター・ウォーズとSFXブームの時代(1977-1983) 第1回:『スター・ウォーズ』とスペースオペラの復権! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガは発表された時代の流行を敏感に取り入れながら描かれていました。そこで今回から手塚マンガとブームの関わりを振り返る企画をシリーズ...
Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第3回:中川流執筆術をほんの少しだけご紹介! 写真と文/黒沢哲哉 第1回からひきつづき、『手塚治虫とトキワ荘』著者、中川右介氏の執筆手法をインタビューで御紹介する第3回目。中川氏のように「書いてみたい」と思ったあなたに向けて、とってお...
Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第2回:テリトリーは気にしない! 縦横無尽な在野精神! 写真と文/黒沢哲哉 第1回からひきつづき、『手塚治虫とトキワ荘』著者、中川右介氏の執筆手法をインタビューで御紹介する第2回目。紹介の作品のみならず、中川氏にはクラシック音楽から日...
Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第1回:文献資料を読み込むことの意義とは!? 写真と文/黒沢哲哉 『手塚治虫とトキワ荘』や『アニメ大国建国紀 1963-1973』などを著した中川右介という作家がいる。中川氏の著作がユニークなのは、徹底した文献調査によって、埋もれてい...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第3回:『マグマ大使』の宇宙観 写真と文/黒沢哲哉 第1回ではマグマたち「ロケット人間」について、第2回では「人間モドキ」という不気味な存在について考察してきた本コラム、今回はさらに視点を拡げて、アースやゴアが存在する、『マグマ大使』が唱える世界観についてご紹介します。 ...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第2回:「人間モドキ」のサスペンス 写真と文/黒沢哲哉 『マグマ大使』の読みを再発見しようというコラム「手塚マンガに新たな光を! 『マグマ大使』編」第2回。前回はマグマたち「味方」に焦点をあてて考察を試みましたが、今回は「敵側」のキャラクターにもスポットを当ててみます。...
再録・手塚マンガあの日あの時 第7回:アトムの予言─高度経済成長のその先へ─ 写真と文/黒沢哲哉 昭和26年、焼け跡の残る日本に誕生したアトムは、子どもたちに明日への希望をもたらした。それから10年、日本は復興へ向かって歩み出し、人々に笑顔が戻り始めた。そのとき手塚治虫は、アトムに新たな使命を課した。高度経済成...
再録・手塚マンガあの日あの時 第6回:アトム誕生の時代─焼け跡の中で─ 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫が初めてアトムを描いてからおよそ60年が過ぎた。60年前、日本がいまだ終戦直後の混乱の中にあったころ、手塚はアトムという少年ロボットに託して、子どもたちに何を伝えようとしていたのか。今回は、アトム誕生のころのあの...
手塚マンガに新たな光を!『マグマ大使』編 第1回:フリーダムすぎる変形の魅力!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫のマンガはフツーに読んでも面白い。けどほんのちょっぴり見方を変えるとその何倍も面白くなる!! 手塚マンガの新たな魅力を掘り起こす「あの日あの時+(プラス)」の新シリーズ「手塚マンガに新たな光を!」。そ...
再録・手塚マンガあの日あの時 第5回:"悪魔のような男"はこうして生まれた -バンパイヤからMWへ-(その2) 写真と文/黒沢哲哉 手塚マンガというと、正義の心を持ったヒーローが活躍する活劇や、人間愛にあふれた感動的なドラマを思い浮かべる方は多いだろう。仮にそれを手塚マンガの"表の...
再録・手塚マンガあの日あの時 第4回:"悪魔のような男"はこうして生まれた -バンパイヤからMWへ-(その1) 写真と文/黒沢哲哉 手塚マンガというと、正義の心を持ったヒーローが活躍する活劇や、人間愛にあふれた感動的なドラマを思い浮かべる方は多いだろう。仮にそれを手塚マンガの"表の...
再録・手塚マンガあの日あの時 第3回:アポロ月着陸と月の石(その2) 写真と文/黒沢哲哉 (※この記事は2009年6月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内でご紹介した事実などはすべて取材当時のものとなります) ◎手塚の月着陸に対する思い 前回は、手塚治虫がアポロ11号の月面着陸直後に発表した大人向...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第3回:代作もまた面白い!! 写真と文/黒沢哲哉 『鉄腕アトム』の代筆作家を探っていくシリーズ連載第3回は、テレビアニメ化された『アトム』を盛り上げるために発行された『鉄腕アトムクラブ』に掲載された代作についてご紹介します。「代筆」ではなく「代作」としたのは、エピソードま...
再録・手塚マンガあの日あの時 第2回:アポロ月着陸と月の石(その1) 写真と文/黒澤哲哉 (※この記事は2009年4月当時の内容をそのまま再録したものです。記事内でご紹介した事実などはすべて取材当時のものとなります) ◎今年はアポロの月着陸から40年目 日本時間2009年3月16日午前8時43分、日本人宇宙...
再録・手塚マンガ あの日あの時 第1回:B・Jとミグ25亡命事件 写真と文/黒沢哲哉 「マンガは風刺だ」日ごろからそう語っていた手塚治虫先生のマンガには、作品を発表した当時の"時代"がリアルに、そして独特の視点から描かれています。けれども、作品の発表から年月を経るにつれて、そうした作品の生ま...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第2回:ひっそり差し替えられた代筆ページ!! 写真と文/黒沢哲哉 『鉄腕アトム』連載時代、多忙を極めた手塚治虫の代わりに『鉄腕アトム』の筆を執った作家たちを調査する連載第2回。今回は単行本収録の際には手塚の自筆原稿と差し替えられてしまった、雑誌版のみの「幻の」代筆ページを...
『鉄腕アトム』の代筆作家を調査せよ!! 第1回:あの大マンガ家もアトムを描いていた!! 写真と文/黒沢哲哉 手塚治虫の代表作のひとつである『鉄腕アトム』。このマンガが大ヒットしたのは1950年代から60年代にかけてのことだ。そのころ手塚は雑誌連載を複数抱え、超多忙をきわめていた。だが多くの読者が心待ちにしている...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第3回:下水道迷宮の行きつく先は──!? 写真と文/黒沢哲哉 映画「ばるぼら」公開記念・ばるぼら幻想さんぽ第3回は、いよいよクライマックスシーンを追体験します。ばるぼらの正体を示唆する書物を国立国会図書館に訪ね、足取りは皇居・千鳥ヶ淵へ向かいます。 映画「ばる...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第2回:歌舞伎町五丁目にその店はあった!! 写真と文/黒沢哲哉 映画「ばるぼら」公開記念、ばるぼら幻想さんぽ第2回。今回は、新宿歌舞伎町をさまよい、「ムネーモシュネーの店」から上野・国立西洋美術館を訪ねます。 作家・美倉洋介の狂気と幻想の旅を辿ってみましょう。...
『ばるぼら』に描かれた幻想の東京をさんぽする!! 第1回:あのころ、新宿は喧騒に包まれていた!! 写真と文/黒沢哲哉 稲垣吾郎・二階堂ふみ主演による映画『ばるぼら』がついに一般公開される! それを記念して今月から3回にわたり『ばるぼら』幻想さんぽをお届けしよう。手塚治虫のマンガ『ばるぼら』の物語は、作家の美倉洋...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第3回:手作り感満載の復刻本、刊行の秘密に迫る!! 写真と文/黒沢哲哉 没後31年を経た今も毎月のように新刊が刊行され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、出される作品の傾向や本のイメージが数年前とかなり変わってきた──そんな印象を持たれる方も多いだろう。それはなぜなの...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第2回:手塚復刻本、ブックデザインの秘密に迫る!! 没後31年を経た今も毎月のように新刊が刊行され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、出される作品の傾向や本のイメージが数年前とかなり変わってきた──そんな印象を持たれる方も多いだろう。それはなぜなのか!? あの日あの時...
手塚マンガの復刻新時代を斬る!! 第1回:雑誌連載版『アドルフに告ぐ』復刻の意味!! 没後31年を経た今でも毎月のように新刊が出され続けている手塚治虫マンガの復刻版。しかし最近、復刻される作品の傾向が以前とは少し変わってきていることにお気づきだろうか。その変化とは何か? そしていま手塚ファンが期待する復刻とは!...
不思議生物"ママー"の世界!! 第3回:ママーのルーツは咳止め薬だった!? 手塚治虫のマンガの片隅にちょくちょくと顔を出す謎生物"ママー"。その正体をあれこれと探ってきたシリーズもついに完結。今回はいよいよママーの正体に迫る! そもそもママーとは何者なのか、手塚治虫はどこ...
不思議生物"ママー"の世界!! 第2回:大発見! 「日本の国土ッ」は"ママー語"だった!! 手塚治虫のマンガには、物語の流れを無視してちょこちょことコマの片隅に顔を出す謎生物たちがいる。ヒョウタンツギや「おむかえでゴンス」のセリフで知られるスパイダーなど。そしてその中でも...
不思議生物"ママー"の世界!! 第1回:ママーはあなたの本音を代弁してくれる!? 手塚治虫のマンガには、物語の展開を無視してコマに割り込んでくる正体不明の不思議生物が何種類かいる。ツギハギだらけの食用キノコ(?)"ヒョウタンツギ"が有名だが、それに次いで気になる生物が&q...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第3回:日本沈没とノストラダムス 手塚治虫が1973年に発表したマンガ『ばるぼら』。そこに描かれた1970年代という時代を読み解くコラムも今回が完結編! 現実社会の苦しみから逃れようともがく主人公・美倉洋介が、最後に落ち込んでいく"オカルト世界"...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第2回:政治、カネ、そしてストレス!! 1973年に発表された手塚治虫のマンガ『ばるぼら』。そこに封じ込められた1970年代という時代を読み解くコラム。前回の"フーテン"に続いて今回は、『ばるぼら』が描かれた時代の世相と、作品中にさりげなく描か...
『ばるぼら』が描いた1970年代という時代 第1回:1960-70年代の新宿を闊歩していたフーテンとは!? 稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で一般劇場公開が待たれる映画『ばるぼら』。その原作となった手塚治虫のマンガ『ばるぼら』は1973年に発表された。作家の心の奥底をそのままさらけ出したかような奇妙な幻想に満ちたこ...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!!第3回:ニュースの真相を知ると8倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』。この埋もれた名作を楽しむためのヒントとコツを伝授するコラム。最終回の今回は、作中で語られているニュースの真相に迫ります! 連...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!! 第2回:キャラクターの元ネタを探ると4倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』。この埋もれた名作を楽しむためのヒントとコツを伝授するコラム。第2回目は、このマンガに登場する意外なゲストキャラクタ...
一読三嘆!! 『七色いんこ』を8倍楽しむ読み方!! 第1回:世相と流行を知ると2倍楽しめる!! 代役専門の名役者にしてじつは大泥棒! そんな奇妙な主人公が活躍するマンガ『七色いんこ』は、手塚治虫が第2の『ブラック・ジャック』を目指して『週刊少年チャンピオン』に連載した意欲作だった。けれども正直なところ、作品の面...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第3回:カラーテレビ時代の幕開けに登場した不謹慎番組とは!? 手塚治虫のマンガの中に引用されたテレビCMのキャッチフレーズや流行語などを探ってきたあの日あの時+(プラス)調査隊の旅。1960年代を巡ってきたその旅もいよいよ今回がラストであ...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第2回:地球調査隊が出会った"テレビっ子"少年!! テレビ大好き"テレビっ子"の手塚治虫が、マンガの中で描いたその時代のテレビの流行語やテレビの人気キャラクター、それを探る旅の第2回目は、1960...
"テレビっ子"手塚治虫を読もう!!(1960年代編)第1回:『鉄腕アトム』に出てきた謎のおじさんの正体は!? あなたは手塚治虫のマンガを読んでいて"謎のセリフ"に遭遇したことはないだろうか。登場人物が物語の流れを無視して口走る意味不明の言葉......。この言葉って何な...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第3回:手塚SFに多大な影響を与えた古典ファンタジーの傑作とは!? 手塚治虫のマンガに影響を与えた3冊の本。その3冊目はSF小説だ。新版ならば今でも普通に買えるけど、手塚が読んだ日本語の初訳本を手に取ってみたい。そんな思いから探し求めてようやく巡り会えた1冊。今回はそんな1冊...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第2回:手塚治虫が習作時代に影響を受けた幻のマンガ! 手塚治虫に影響を与えた3冊の幻の本を探す旅、今回はその第2冊目だ。手塚治虫がマンガを描き始めたばかりのころに影響を受けたという「とある漫画」を探したい。ところがその探索は困難を極めた。その漫画は単行本化されておらず、いつ発...
手塚マンガのルーツを調査せよ! 第1回:手塚治虫を自然科学に目覚めさせた1冊の本! 手塚治虫は、自身が強く影響を受けたマンガや本、映画などについて、あとがきやエッセイ、対談などで、しばしば紹介している。手塚マンガ研究者にとってはありがたいことなんだけど、多くの場合、紹介された原本は現代ではなかなか簡単に手に...
第3回:ブレーメン4の夏、九段会館は暑かった! 手塚治虫が活躍した過去の時代へタイムスリップし、手塚マンガの「あの日あの時」を調査するあの日あの時調査団。今回我われが調査に向かう時代は1981年8月です。この年の夏に「24時間テレビ」で放送予定の長編アニメ作品、そのタイトルは『ブレーメン4』。その放送のおよそ2...
第2回:ファン大会再び! 手塚治虫、アトム復活にかける思いを語る!! 手塚治虫が活躍した「あの日あの時」へタイムスリップして手塚マンガと時代との関わりを調査するこのコラム、前回に続いて今回は第2回「手塚治虫ファン大会」が開催されたあの日へタイムスリップいたします! 第1回と同じ東京千代田区の九段会館で開催された...
第1回:手塚ファン1,000人が集結! 手塚治虫ファン大会開催!! 今回からコラム「手塚マンガあの日あの時」がニューアル! 「あの日あの時+(プラス)」となりました~~~!! このコラムは手塚治虫のマンガが描いた時代や世相、手塚マンガが時代に与えた影響などを、その時代にタイムスリップして皆さんと調査するコラムで...