4月29日
向ケ丘遊園で「鉄腕アトム大会」開催。
5月5日
NETテレビ「焦点ゼロ 0マン出現」に出演。
5月29日
NETテレビ「東京のこだま マンガ作家の眼から」に武内つなよし、堀江卓、上田とし子の各漫画家と出演。
8月
都内練馬区谷原町(現、富士見台)に家を新築。
8月14日
東映動画「西遊記」公開。
暮れ
東京児童漫画会解散。
北杜夫と東映動画「シンドバッドの冒険」の脚本に参加。
1月19日
奈良県立医科大学で「異型精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究(タニシの精虫の研究)」により医学博士の学位をとる。
4月3日
NHKテレビで「ふしぎな少年」が太田博之主演でドラマ化され放映開始(〜1962年3月 31日)。
4月3日
NETテレビ「早朝放送 まんがのおじさん」に週1回のレギュラー出演開始(〜1962年3月)。
5月
1960年度長者番付、画家・漫画家の部でトップと発表される。年収914.5万円。
6月
手塚治虫プロダクション動画部設立。
6月11日
制作したダーク・ダックスの歌とナレーションによる紙芝居「スーパーP」が「ダーク・ダックス・ショー」の中で放送開始。
8月11日
長男・真(まこと)誕生。
9月23日
西武園ユネスコ村にて<こども漫画祭り>が開催され参加(〜1961年11月30日)。
11月6日
東京テレビで「ごめんねママ」が三つ矢歌子主演でドラマ化され放映開始(〜1962年10月12日)。
1月
プロダクション名を虫プロダクションと変更。
4月10日
虫プロダクションの新スタジオが完成、引越し。
5月
1961年度長者番付画家の部二位と発表される。
5月27日
<第一回日本SF大会>が目黒区公会堂清水別館で開催、参加。
7月21日
東映動画「シンドバッドの冒険」公開。
9月
「鉄腕アトム」のパイロットフィルム制作開始。
10月
原案・構成の「ある街角の物語」完成。
11月5日
<虫プロダクション第1回作品発表会>を銀座ヤマハホールにて開催。「ある街角の物語」、「鉄腕アトム 第1話アトム誕生」(演出)「おす」(制作)を上映。
12月
虫プロダクションが株式会社として新発足。
東映動画「わんわん忠臣蔵」の絵コンテを執筆。
1月1日
国産初の長編テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」がフジテレビで放映開始、高視聴率をあげる。
日本初の長編連続テレビアニメ「鉄腕アトム」
66年12月までに193本が制作され、最高40.3%、平均25%の高視聴率で人気番組になった。
1月8日
演出を担当した「鉄腕アトム 第2話フランケン」放映。
1月15日
演出を担当した「鉄腕アトム 第3話火星探検」放映。
1月22日
「ある街角の物語」で第17回芸術祭奨励賞受賞。
1月25日
「ある街角の物語」で第13回ブルーリボン教育文化映画賞受賞。
1月29日
演出を担当した「鉄腕アトム 第5話スフィンクス」放映。
2月2日
「ある街角の物語」で第17回毎日映画コンクール第1回大藤信郎賞受賞。
3月
アメリカのテレビ局NBCとの契約のため渡米。3月10日ニューヨークにて「鉄腕アトム」の試写会が行なわれる。
3月12日
演出を担当した「鉄腕アトム 第11話タイムマシン」放映。
4月7日
原案の「銀河少年隊」(虫プロ・竹田人形座制作)がNHKテレビで放映開始(〜1965年4月1日)。
5月
NBC(アメリカ)と「鉄腕アトム」52本の配給契約成立。
5月
1962年度年度長者番付画家の部でトップと発表される。
5月7日
演出を担当した「鉄腕アトム 第19話アトム対魔神」放映。
5月14日
絵コンテ、演出を担当した「鉄腕アトム 第20話気体人間」放映。
5月21日
絵コンテ、演出を担当した「鉄腕アトム 第21話人工衛星R-45」放映。
5月28日
演出を担当した「鉄腕アトム 第22話海蛇島」放映。
9月7日
アメリカNBCテレビで「鉄腕アトム」が「ASTRO BOY」と改題されて放映開始(その後 、イギリス、フランス、西ドイツ、オーストラリア、台湾、香港、タイ、フィリピン等でも放映)。
10月8日
演出を担当した「鉄腕アトム 第41話X爆弾」放映。
12月17日
絵コンテを描いた「鉄腕アトム 第51話子象プーラ」放映。
12月21日
東映動画「わんわん忠臣蔵」公開。
2月18日
アトムを描く(1960年代/東京・富士見台)
虫プロダクションで。
初のテレビアニメ『鉄腕アトム』製作中。
「鉄腕アトム」で、第2回テレビ記者会賞特別賞受賞。
4月30日
長女・るみ子誕生。
7月26日
劇場用アニメ「鉄腕アトム・宇宙の勇者」日活系劇場で公開。
8月3日
東京ムービー制作のテレビアニメ「ビッグX」がTBSテレビで放映開始(〜1965年9月27日)。
9月
漫画集団同人となる。
9月21日
10月3日
脚本を担当の「鉄腕アトム 第89話ゴメスの亡霊」放映。
10月10日
絵コンテ、演出を担当した「鉄腕アトム 第90話ロボット砦」放映。
1月2日
絵コンテ、演出を担当した「鉄腕アトム 第102話魔境の女王」放映。
1月3日
初の一時間長編テレビアニメ「新宝島」(演出担当)がフジテレビで放映。
1月9日
(1月9日消印)スタンリー・キューブリックより、映画「2001年宇宙の旅」の美術担当依頼の手紙がくる。
1月10日
文化放送の「キャスター」に毎月曜レギュラー出演開始。
1月24日
神田共立講堂にて<鉄腕アトム大会>開催。
4月24日
脚本を担当の「鉄腕アトム 第116話史上最大のロボット・前編」放映。
5月31日
「鉄腕アトム」で、厚生大臣より表彰を受ける。
6月5日
脚本、演出を担当した「鉄腕アトム 第122話怪獣マントラー」放映。
6月6日
テレビアニメ「W3」がフジテレビで放映開始(第1話宇宙からの三匹は絵コンテ、演出を担当 〜1966年6月27日)。
6月26日
8月15日
脚本、演出を担当した「W3 第11話北の谷の決闘」放映。
8月28日
アメリカ、ヨーロッパへ旅行。UPAスタジオ、ハンナ・バーベラ・プロ等を訪ねる(〜9月23日)。
10月1日
10月 6日
国産初のカラーテレビアニメシリーズ「ジャングル大帝」がフジテレビで放映開始。(〜1966年9月28日)
10月16日
フジテレビ「スター千一夜」にアトム出演(マンガの主人公がこの番組に出演するのは初めて)、司会の三木鮎郎と対談。
2月22日
「ジャングル大帝」で、第4回テレビ記者会賞特別賞受賞。
3月1日
「ジャングル大帝」が厚生省中央児童文化財部会の年間優秀テレビ映画ベストワンに選ばれる。
3月15日
鉄腕アトムがプロ野球球団サンケイアトムズのシンボルマークに採用される(のちにヤクルトアトムズになる)。
5月9日
「ジャングル大帝」で児童福祉文化賞放送部門受賞。
6月12日
新宿厚生年金会館にて<虫プロ友の会映画大会>が行なわれ、「孫悟空がはじまるよー」上映。
7月4日
ピー・プロダクション制作の特撮テレビ映画「マグマ大使」がフジテレビで放映開始(〜1967年9月25日)。
7月31日
劇場用アニメ「ジャングル大帝」東宝系で公開。
9月1日
虫プロ商事が発足。
10月5日
テレビアニメ「ジャングル大帝 進めレオ!」がフジテレビで放映開始(第1話白い王者は脚本を担当 〜1967年3月29日)。
10月22日
「鉄腕アトム」200回記念に特別出演、英語版も放送。
10月22日
日本テレビ「すてきな夫婦」に出演。
11月11日
日本都市センターホール(港区赤坂)の<虫プロフェスティバル>にて 原案、制作、総監督の実験アニメ「展覧会の絵」を公開。
11月23日
脚本、演出を担当した「ジャングル大帝 進めレオ! 第8話月光石の秘密」放映。
12月25日
「COM」創刊号 表紙
雑誌『COM』が創刊され、「火の鳥」が連載開始。
12月31日
脚本、演出を担当した「鉄腕アトム 第193話(最終話)地球最大の冒険」放映。
1月7日
テレビアニメ「悟空の大冒険」がフジテレビで放映開始(〜9月30日)。
1月21日
「展覧会の絵」で、第21回芸術祭奨励賞受賞。
1月31日
「展覧会の絵」で第17回ブルーリボン教育文化映画賞受賞。
2月4日
「展覧会の絵」が文部省推進の教育映画の一般劇場上映に採用され、丸の内ピカデリーにて公開。
2月25日
「展覧会の絵」で毎日映画コンクール第5回大藤信郎賞受賞。
4月2日
テレビアニメ「リボンの騎士」がフジテレビで放映開始(第1話王子と天使は月岡貞夫との共同演出 〜1968年4月7日)
「リボンの騎士」セル画
4月28日
「ジャングル大帝 進めレオ! 第14話吠える氷河」で、第6回日本テレフィルム技術賞受賞。
5月9日
漫画集団の世界一周旅行に参加。モントリオール万国博等を見学(〜6月5日)。
5月26日
「鉄腕アトム」ほか諸作品で、第4回放送批評懇談会ギャラクシー賞受賞。
7月
劇場版「ジャングル大帝」で、ベネチア国際映画祭サンマルコ銀獅子賞受賞。
7月29日
TBSテレビ「おはようニッポン 会いたい人見たい人」に出演。
8月
万国博の政府出展委員に選ばれる。
8月5日
TBSテレビ「日本この百年 パパ“のらくろ”ぼく“アトム”」に出演。
8月27日
絵コンテ、演出を担当した「リボンの騎士 第22話たいかん式の巻」放映。
9月11日
新宿の喫茶店<コボタン>にて<手塚治虫作品展>開催(〜9月25日)。9月24日には手塚治虫と語る会が催され、「ある街角の物語」「展覧会の絵」「めもりい」「しずく」を上映。
9月30日
NHK教育テレビ「教養特集 アニメーション映画の将来」に出演。
10月3日
「展覧会の絵」で第14回アジア映画祭動画賞受賞。
1月2日
池袋西武デパートにて、総指揮にあたった<日本漫画家協会第1回展 漫画100年展>が開催される(〜1月16日)。こどもマンガ未来100年コーナーには「未来の整形手術」を出品。
1月23日
マンガ製作のための株式会社手塚プロダクションを設立。
5月6日
東京デザインカレッジ ジュニア漫画教室が開校し、主任教授として講義。
5月25日
新宿<コボタン>にて<第二回手塚治虫展>開催、6月9日には手塚治虫と語る会が催される(〜6月24日)。
6月1日
手塚プロダクションより新聞「まんがカワラ版」発行。
8月2日
『THE STUDENT TIMES』に「罪と罰」が英訳されて掲載される(〜1969年 2月28日)。
8月14日
漫画集団の阿波踊り旅行に参加。
10月
製作した実験アニメ「創世記」公開。
10月3日
虫プロ商事制作の特撮テレビ映画「バンパイヤ」がフジテレビで放映開始(〜1969年4月 5日)。
12月7日
審査委員をつとめたタイムカプセル収容物最終決定。
12月15日
<漫画集団忘年会 昭和元禄大学一日入学>でピアノを披露。「水虫のうた」を講演。 「万国博への提案」審査委員をつとめる。
1月2日
原案のアニメ合成ドラマ「ワンダーくんの初夢宇宙旅行」がNHK総合テレビで放映。
2月2日
原案、監修のテレビアニメ「海底都市のできるまで」が日本テレビ「20世紀アワー」で放映。
4月6日
テレビアニメ「どろろ」フジテレビで放映開始(〜9月28日)。
6月11日
二女・千以子(ちいこ)誕生。
6月14日
原案、構成、総指揮の劇場用長編アニメ「千夜一夜物語」(日本ヘラルド映画配給)公開、大ヒット。
10月2日