毎年、春と秋に開催される東京インターナショナルギフト・ショー。国内外のメーカー・バイヤー向けに新商品・新企画を紹介すべく、今年も手塚プロダクションではブース出展をしました。ブース内は、たくさんの新商品・新企画が紹介されており、どこを見ても手塚キャラ一色!
今回の虫ん坊では、そのブースのもようを一部お届けします!
☞虫ん坊スタッフ
O山
ギフト・ショーの規模のでかさに圧倒される。
『七色いんこ』のグッズの少なさが悩み。
カニミソ
蟹と流行りものに目がない。
個性的なオシャレアンテナを持っている。
毎年、春・秋の年2回で開催されている日本最大規模のトレードショー(商談見本市)。
出展者は、インテリア・文具・玩具・アパレル・服飾雑貨などあらゆる商材のメーカー、来場者はメーカーの商品開発・デザイン担当者、小売業のバイヤー、版権のライセンサーなどで賑わい、多くの商品が生まれるきっかけの場となっています。
東京ビッグサイト全館がギフト・ショーの会場だそう!
今回の出展者は3351社もあって、1日で全部回るのは年齢的にキツイな~。
もう開会式がはじまるーー!!! 急げ!!
開会式では出展者を代表し、手塚プロダクション代表取締役社長 松谷孝征も登壇。
「私たちは2001年から参加していますが、アニメやマンガのイベントだけではなく、いままで交流のなかった企業が出展するようなイベントに参加してみようじゃないかと思い至ったのがきっかけです。
昔、手塚治虫は自分の後輩にあたるマンガ家たちに、『マンガ以外の勉強をしなさい。いい音楽を聴き、いい小説を読み、いい舞台をたくさん観なさい。それが絶対に自分の作品に反映されるんだから。』と言いました。そういった意味でいろんな業種の方が集うギフト・ショーに展示し、様々な方々と交流できることは我々としても成長につながると感じています。
特に海外との交流は、世界平和であるとか戦争を無くすという要因になると思います。是非、異業種との交流を率先して楽しんで欲しいです。」と意気込みを語りました。
( 社長、今日もキマってます )
開会式を終えた虫ん坊スタッフは、多くのメーカーによる出展ブースがひしめく中、一直線に手塚プロダクションブースへ向かいます!
今年の目印といえばやっぱり……
ブースの頭上には、プレゼントをかたどったオブジェが! デカデカと書かれた「90TH OSAMU TEZUKA」の文字が目を引きます。
その横には、アトム・レオ・サファイアが描かれたオブジェも。展示スペースも一段と大きく、遠目からもかなり目立っている手塚プロダクションブース。
今年は一段とブースに気合が入ってる!
さすが、90周年! さっそく、お邪魔しま~す!
ブースは、近年のコラボレーション商品を中心にさまざまな手塚グッズでたくさん。
私たちの独断&偏見で、今回のブース内をご紹介します!
まずは、ひときわ大きく展開されていた『リボンの騎士』×『ローマの休日』!
このコラボは、『リボンの騎士』と1953年公開の全米映画『ローマの休日』が2018年にともに65周年を迎えるという双方の周年を記念して企画されました。
『ローマの休日』の世界に飛び込んだサファイアとフランツ王子が描かれたアートボードでは、あの名シーンを再現! 今後の展開をお楽しみに!
手塚プロダクション公認! つのがいさんによる禁断ギャグマンガ、『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』とヴィレッジ・ヴァンガードのコラボグッズも登場!
はしゃぐミドルメンズ、毒舌なピノコ、パリピなロックなどなど、『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』お馴染みのキャラクターや迷(?)シーンがTシャツや缶バッチ、クリアファイルになりました! なんと、描き下ろしイラストを使用したグッズもアリ! こちらは、ヴィレッジ・ヴァンガード限定発売となります。
手塚プロダクションの作画でも活躍中で大忙しのつのがいさん、2018年4月26日には『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』の第2巻が発売決定しています! こちらも要チェック!
虫ん坊にはつのがいさん関連のインタビューもありますので、ぜひそちらも合わせて読んでみてください☆
☆合わせて読みたい記事:
虫ん坊 2017年01月号 特集2:彗星の如く現れたパロディ漫画家!? つのがい氏に迫る!!
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201701/special2.html
虫ん坊 2017年09月号 特集2:『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』ついに連載! 担当編集 日下宏介さんインタビュー
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201709/special2.html
お次は、日本の伝統美術・工芸のコーナー!
日本が誇る伝統工芸と手塚ワールドが融合、22世紀の伝統工芸が誕生!
アトムやお茶の水博士をはじめ、お馴染みの手塚キャラクターのかわいらしいこけしや九谷焼の銘々皿、屏風などが作られ、三越伊勢丹で展示販売され、話題を呼びました。ご覧のとおり、伝統工芸と手塚キャラクターは相性が抜群!
2016年に開催された『ぼくらが琳派を継いでいく展「琳派の世界にキャラクターが佇む展覧会」』では、アニメ・マンガのキャラクターを琳派タッチで描き上げた作品が発表され、それを使用したクリアファイル、スマートフォンスタンドなどのグッズが作られました。
琳派で描かれた手塚キャラ、まったく違和感なし!
『火の鳥』の掛け軸の発売はまだですか!?
手塚キャラクターは、伝統工芸との相性も◎!!
工芸品というと、高価なもの、あまり馴染みのないもの……というイメージがあるけど、思わず手に取りたくなる可愛さです!
2017年冬、手塚治虫生誕90周年を記念して、「ほぼ日ハラマキ」とのコラボが実現しました! その名も、「W9(ウォーマーナイン)」!
原作の絵をどーんとのせたインパクトのあるデザインの9柄11アイテムが登場。
W9は、ほぼ日さんの通販サイトで現在も取扱い中です。中には残りわずかな絵柄もありますので、冷え症の方はもちろん、これからの冷房対策などに是非ゲットしてみてはいかがでしょう? プレゼントにも最適です!
☆ほぼ日ハラマキ あたためるもののお店。
https://www.1101.com/store/haramaki/index.html
もちろん、わたしたちもゲットしましたよ!!
(自腹です。ハラマキだけに。)
是非、夏の素材でも出していただきたい!
W9のおかげで、この歳になってハラマキの素晴らしさを知りました。もう、冬には手放せません!
コラボも魅力的ですが、手塚作品のオリジナルグッズも忘れてはいけません!
ブースの一角には、原画等のイラストを使用したグッズの一角もありました。商品担当によると、中でもこのシリーズは根強い人気があるとのこと。
レトロフィーチャーのデザインが、『鉄腕アトム』の世界観にピッタリです。
個人的推しロボット、ノース2号とエプシロン(『鉄腕アトム』「地上最大のロボットの巻」に登場)のグッズも欲しいところ……。商品担当さん、ノース2号とエプシロンのグッズ化、どうですか!?
『ビッグX』に登場する巨大化したカニ (「貸車から出たもの」参照)もどうですか!?
マイナーキャラどころか、カニ!(笑)
手塚プロ商品担当 :今、商談中だから静かに!!
スミマセンおとなしくします。
2018年3月16日より発売されたTSUMORI CHISATO×UNICOの第2弾コラボは、今春にもってこいのイチオシ商品です!
ユニコ40周年を記念し、2016年に発表された『ユニコ』と「TSUMORI CHISATO」の コラボレーションアパレル。
『ユニコ』の「一夜だけの舞踏会」のコマを大胆にコラージュした前回に引き続き、第2弾では「くろい雨と白い羽」に登場する妖精の住む島と少女チコのシーンをセレクトし、 デザイナー津森千里さんによる手描きのパームツリーやお花がを散りばめた南国風のアートとなっています。
こちらは、今回のコラボレーション第2弾のスペシャルアイテム! フランスのle coq sportifとのトリプルコラボで生まれたスニーカーです。それぞれの世界観を持ち寄ったこの一足は、履くだけで気分があがりそう!
第2弾コラボ商品は、2018年3月16日より全国のTSUMORI CHISATOショップ、公式オンライストア「HUMOR」、「ZOZOTOWN」にて発売中です。
春らしいデザインで、カワイイ! これからの季節にピッタリのアイテムです!
これでお花畑に行ったら、お花たちに紛れ込めそう!
保護色!
これは欲しいリストに追加しておこう……。
以上、東京インターナショナルギフト・ショー手塚プロダクションブースよりお届けしました!
いや~、よりどりみどり、たくさんのグッズがありましたね。
(マイナー作品のグッズも提案しておこう……)
改めて、キャラクターたちの力は無限大∞! と感じました。
これからも色々な手塚グッズを皆さんにお届けいたしますので、お楽しみに~! さ、他のブースも偵察しに行こう!
(歩き疲れた……)
手塚治虫ワールド公式オンラインSHOPでは、今回ご紹介したグッズの一部を取り扱っています。
手塚治虫ワールド公式オンラインSHOP :
http://www.tezuka-shop.jp/
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