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ストーリー

手塚治虫のライフワーク『火の鳥』の、雑誌「COM」に連載された第6作目です。
2483年。交通事故で死んだレオナは、ニールセン博士の再生手術で生き返りました。
それは死人を復活させる実験の第1号だったのです。
しかしその後遺症が残り、レオナは人間がみにくい無機物に見えるようになってしまいました。
そんなある日、レオナは事務用のロボット・チヒロと出会います。
チヒロは何の表情もない冷たい金属製のロボットでしたが、レオナにはそれが逆に美しい女性に見えるのです。
レオナはチヒロを愛するようになり、感情を持たないはずのチヒロにも、感情が芽ばえ始めました。
そして、結婚しようとチヒロをさらったレオナは、逃亡先で宇宙移民を密輸する闇商人たちと出会います。
闇商人の主治医であるドク・ウィークデイは、レオナの遺言を聞き入れ、レオナの心とチヒロの心をひとつにしてロボットを作りました。それが、感情を持つロボット・ロビタの誕生だったのです。

解説

手塚治虫は、この「復活編」で、人間の主観の世界をマンガ化するという冒険に挑戦しています。 主人公レオナの目には、どんな美しい女性や立派な紳士も、ただの土くれにしか見えず、逆に、無機物であるロボットが美しい女性に見えてしまうという設定は、実にみごとにその挑戦を成功させていると言えるでしょう。 小川のほとりでデートをするふたりが、実は溶鉱炉の脇にいたというシーンは、まさにその主観世界を象徴した衝撃的なシーンです。 またこの作品では、「未来編」にも登場するロボット・ロビタの誕生についても語られています。 死んだものはまた別の生き物となって生まれ変わるという輪廻転生の世界に、ここでは、何とロボットまでもが組み込まれていたのです。

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  • 火の鳥 1
  • 火の鳥 2
  • 火の鳥 3
  • 火の鳥 4
  • 火の鳥 5
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  • 火の鳥 9
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