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1971年
マンガ「ゼフィルス」より
【解説】 太平洋戦争末期、中学生の「ぼく」は戦争の現実から逃避するように教練をさぼっては昆虫採集に熱中していた。捕虫網を手に野山を歩くうち「ぼく」は山奥の小屋でひっそりと暮らす姉弟と知り合う。しかしそのふたりの正体は……。日本人同士でさえ誰も信じられなくなっていた戦時下の状況が、平和で穏やかな昆虫世界との対比の中で少しずつ浮き彫りになってゆく。 昆虫採集に熱中する「ぼく」の姿に手塚治虫自身の姿が重なる、戦時下の田舎を舞台とした短編である。
1941年12月8日-
1941年12月8日、日本軍のマレー上陸とハワイ真珠湾攻撃によって始まり、45年8月15日に終結した、日本と連合国(おもに米英)の戦争。当時、日本では大東亜戦争と呼ばれたが、戦後、太平洋戦争に改称。
太平洋戦争の時代、画家を目指していた間島は危険思想の持ち主と見なされ特高警察の拷問を受けて失明してしまった。もはや絵を描…
1975年
1975年1月、『紙の砦』第2部として『週刊少年キング』に発表された読み切り作品。やっと戦争が終わったものの、今度は絶望…
1985年
宮澤賢治が1923年に発表した同題の短編小説を原作として、1985年、雑誌『コミック トム』に掲載された読み切り作品。原…
1945年頃
当時の子どもたちは、戦争には勝たなくてはならない、兵隊には行かされる。これはひとつのエスカレーターのようなもので、このこ…