フランケンシュタイン博士に似ている訳ではなく、フランケンシュタインが作った怪物を思わせる恐ろしい顔である、ということでこの役名となりました。あの怪物のように図体が大きいだけで演技らしい演技をしない役者だ、などとは思わないように。彼は科学者を演じもすれば名ヴァイオリニストを演じることも出来ます。どんな道においてでもそれを名人の域にまで高めてしまう人物が得意な役どころと言えるでしょう。彼が演じると、それだけで役の人物の生きてきた孤高の道が見えてくるから不思議です。
1949年有尾人 (スミス博士)
1951年来るべき世界 (フランケンシュタイン博士)
1953年鉄腕アトム /海蛇島 (地下要塞の責任者)
1955年大洪水時代 (司令長官)
1956年来るべき人類 (アメリカ人)
1958年未来をのぞく3人 (宇宙局の人間?)
1958年フィルムは生きている (断末魔)
1961年鉄腕アトム /ホットドッグ兵団 (航空自衛隊)
1968年ブルンガ1世 (河骨の有平)
1970年きりひと讃歌 (マンハイム教授)
1974年ブラック・ジャック /ふたりの修二 (医師)
1975年ブラック・ジャック /ストラディバリウス (音楽家・モロゾフ)
1975年ブラック・ジャック /おばあちゃん (甚大先生)
1976年ブラック・ジャック /ハリケーン (クロスワード)
1976年ブラック・ジャック /湯治場の二人 (馮二斉)
1981年七色いんこ /ヴァージニアウルフなんかこわくない (ヤング・フランケンシュタイン教授)
1983年マル秘スライド
1987年ルードウィヒ・B