キャラクターキャラクター

火の鳥黎明編より

特徴的な鼻を見れば、お茶の水博士と血のつながりがあるに違いないと思われますが、お茶の水博士が常に「善なる者」として飄々と微笑んでいるのに対し、猿田のほうは常に過酷な運命に翻弄されながら人間のダークサイドをみつめ続ける、というシリアス演技でその実力を示します。だからひとりの人物の心にある「光」と「影」をお茶の水博士と猿田はふたりで演じ分けているのだとも言えるでしょう。もっとも猿田らしい演技はといえば『火の鳥・鳳凰編』における我王だと思われます。


主な出演作品

1954年火の鳥黎明編

1956年鉄腕アトム /テスト・パイロット (お茶の水博士の子孫)

1969年虎人境 (黒川)

1972年ブッダ (ブダイ将軍)

1972年ブッダ (ウルヴェーラ・カッサパ)

1974年ブラック・ジャック /後遺症 (患者の主治医)

1974年ブラック・ジャック /ときには真珠のように (本間丈太郎)

1974年ブラック・ジャック /アリの足 (本間丈太郎)

1975年ブラック・ジャック /友よいずこ (本間丈太郎)

1977年ブラック・ジャック /本間血腫 (本間丈太郎)

1978年ブラック・ジャック /20年目の暗示 (本間丈太郎)

1978年ブラック・ジャック /人生という名のSL (本間丈太郎)

1981年七色いんこ /シラノ・ド・ベルジュラック (湖月真鷲)

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