後に『海のトリトン』として名を知られることになる作品ですが、このパイロット版の時はまだサンケイ新聞に連載されていた時のままのタイトルが使われています。パイロット版というよりもすでに完成している作品の予告編、といった雰囲気でピピを助けるためにトリトンが怪獣と戦うアクション・シーンが短いカットの積み重ねで描かれています...
「虫プロランド」の中の一作として企画されましたが立ち消えとなっていた企画ですが、アメリカNBCテレビネットでの放送をねらって企画が再浮上しました。それで作られたのが、このパイロットです。冒頭には人形の実写によるナレーションが入るなど、凝ったつくりになっていますが、物語は原作に極めて忠実で、チンクのいたずらシーンから...
『ぼくの孫悟空』を元にしたテレビ用アニメーションのパイロット版として作られました。お客さんである子どもたちにまず意見を伺おうとして小学校で試写をしてみたら、悟空が優等生過ぎると不評でした。...
テレビ・シリーズを作るさいに、それがどんな雰囲気の作品になるのかをスポンサーや局に伝えるために、パイロット版という試作品が作られています。これは『どろろ』のパイロット版で、本放送よりも原作に忠実なキャラクターたちが動かされています。本放送ではより視聴者受けするようにと、キャラクターの顔や個性がどんどん変わって行きま...
電力会社のPR用スペシャルアニメのコンペに出品した作品ですが、残念ながら採用はされませんでした。なぜコンペで落選したのかというと、理由は明白です。これは資源の枯渇した地球を舞台にした物語だからです。地球の資源を膨大に使用する電力会社にとって、これほど耳の痛い設定もないでしょう。しかも主人公に拾われた女の子のロボット...