火の鳥・未来編

1967-68年


マンガ「火の鳥・未来編」より


マンガ「火の鳥・未来編」より

マンガ「火の鳥・未来編」より

【解説】
 西暦3404年、地球は死にかけていた。地表はすでに死の世界となっていて人類は地下に都市を作ってそこで生活をしていた。人類の生き方を決めるのは巨大コンピュータ「ハレルヤ」である。だがそんな世界でも一部の人間たちは自分のエゴのために生き、またほかの一部の人間は昔の宝石のような地球を取り戻そうともがき苦しんでいた。
 手塚治虫が自らライフワークと語っていた未完の長編連作のうちの一編。人類の終末戦争後の世界を途方もない想像力と筆力で描いた力作。