1968年
ナチス強制収容所でホロコーストに加担したドイツ軍将校は、戦犯として銃殺の刑場に縛られながらも、落ち着き払っていたが…。
マンガ「処刑は3時におわった」より
第二次世界大戦中のヨーロッパ。
ナチス・ドイツの強制収容所に務めるドイツ軍将校の男は、捕虜となっているユダヤ人医師が発明したある薬を探していた。
それは自分の周りの時間がゆっくりと流れ出す時間延長剤だった。
それを手に入れることが出来た将校は、戦犯として銃殺の刑場に縛られながらも、落ち着き払っていたが…。
第二次世界大戦中、アドルフ・ヒトラーはユダヤ人を迫害して600万人とも1,100万人ともいわれるユダヤ人を虐殺した。
これをユダヤ教で動物の丸焼きを神前に供える神儀になぞらえ「ホロコースト」と呼ぶ。
この作品はそうした時代を舞台に描いた皮肉な恐怖ストーリーだ。