空気の底シリーズ「ジョーを訪ねた男」

1968年

ベトナム戦争で瀕死の重傷を負った白人将校。生き延びた彼は、かつて部下だったひとりの黒人兵士の家を訪ねる。戦争を背景に人種差別にも踏み込んだ作品です。

マンガ 空気の底シリーズ「ジョーを訪ねた男」より

マンガ 空気の底シリーズ「ジョーを訪ねた男」より

マンガ 空気の底シリーズ「ジョーを訪ねた男」より

【解説】

ベトナム戦争に従軍し瀕死の重傷を負った白人将校。

アメリカ南部出身の彼は黒人に対し強い差別意識を持っていた。

ケガが治ると、彼は黒人が多く暮らす貧困地区へ向かい、かつて自分の部下だったひとりの黒人兵士の家族を訪ねる。

その理由は果たして何なのか……。

 

ベトナム戦争を背景として人種差別にも踏み込んだ読み切り作品。

後年の『ブラック・ジャック』に通じるテーマも読み取れる。