ビッグX

1963-66年

第2次世界大戦中にドイツで秘密兵器として開発されたビッグX、開発者の孫である朝雲昭は自らがビッグXとなり世界征服を企むナチス同盟と戦う。

マンガ「ビッグX」より

マンガ「ビッグX」より

マンガ「ビッグX」より

【解説】

1963年から66年にかけて雑誌『少年ブック』に連載された作品。

第2次世界大戦中にドイツで秘密兵器として開発された薬品ビッグX、それは人間の体を鋼鉄ように強化し巨大化させるものだった。

しかしドイツ第三帝国はそれを使用することなく滅亡、戦争は終結した。

それから20年後の1965年、世界征服を企むナチス同盟という組織が現れた。

ビッグX開発者の孫である朝雲昭は自らがビッグXとなりナチス同盟と戦う。

 

昭がビッグX化した際のコスチュームは軍服をイメージしており、ヘルメットも第2次世界大戦当時のドイツ軍ヘルメットを模したものとなっているが、唯一ヘルメットの左右に付けられた天使の翼のような飾りは、彼が平和の戦士であることを示しているのだろうか。