鉄腕アトム「ロボット宇宙艇」

1963年

日本の科学省は極秘でロボット宇宙艇を開発。一方、ブロンズ共和国でも同様の兵器を…。米ソが互いに新兵器開発に邁進していた時代を反映した作品です。

マンガ 鉄腕アトム「ロボット宇宙艇」より

マンガ 鉄腕アトム「ロボット宇宙艇」より

マンガ 鉄腕アトム「ロボット宇宙艇」より

マンガ 鉄腕アトム「ロボット宇宙艇」より

【解説】

日本の科学省は極秘でロボット宇宙艇を開発していた。

艇を構成するパーツのひとつひとつが独立したロボットになっていて、自分の意志で合体や分解が自在に行える。

一方、ブロンズ共和国でも同様の兵器を開発していたがいまだ成功しておらず、日本のロボット宇宙艇の技術を盗むことを画策する。

 

1963年、米ソがお互いに敵の戦力を睨みながら新兵器開発に邁進していた時代に描かれた作品。

ブロンズ共和国で合体兵器の開発を監督しているのはベガという女性大佐だが、彼女もまた戦争で最愛の息子を失っていた。

戦争が生む悲劇の連鎖がこの作品のひとつのテーマにもなっている。