虫ん坊

「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」ゲネプロ&フォトセッション行ってきた!

2026/04/23

こんにちは! 手塚プロダクションです。

2026422日、ついに幕を開けた話題の新感覚ライブ「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」。
ありがたいことに前日のゲネプロ&フォトセッションに立ち会うことができたので、今日はそのほやほやのレポートをお届けします!


「マンガを浴びる」って、いったいどういうこと?


行ってみたら、想像の10倍ワクワクする体験が待っていました。

もくじ

▶ そもそもMANGALOGUEって? 「火の鳥 未来編」ってどんな話?

▶ 高輪ゲートウェイ駅から、会場のBox1000まで行ってみた!

▶ ロビーの着彩原画が神すぎる&劇場入ったら鉄腕アームが......!

▶ 観終わった感想:「これ、なんて呼べばいいの!?」問題

▶ フォトセッションで聞いた!キャスト陣のリアルな声

▶ われらが手塚るみ子取締役からもコメント

▶ 終演後のグッズ売り場が、本気すぎた!

▶ 帰る前にMoN Takanawa館内もちょっと探検してみた

▶ まとめ:想像の力、すごい。

▶ 【執筆後記】この記事、実は......




そもそもMANGALOGUEって? 「火の鳥 未来編」ってどんな話?


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ざっくり言うと、MANGALOGUEは「普段ひとりで読むマンガを、みんなで体験する新しいライブ」のこと。
舞台には巨大なLEDスクリーンがあって、そこにマンガの原稿がどーんと映し出されます。
それを「鉄腕アーム」というロボットアームが、まるで生きてるみたいにコマを追ってくれる。
さらに声優さん&キャストの皆さんが、物語に命を吹き込んでいくんです。


企画制作はMoN Takanawaさん&TBSさん&Bascule Inc.さん。演出は鈴木思案さん、脚本は竹村武司さん、映像はmimoidさん。すごいチームです......


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そして今回の題材は、手塚治虫の大長編『火の鳥』シリーズの中でも、いちばん未来のお話──「未来編」


舞台はなんと西暦3404年。

地球の環境はボロボロ、人類は地下都市で巨大な電子頭脳(=AI)にあれこれ判断を任されて暮らしています。
主人公マサト(マンガローグでの声:梶裕貴さん)は、不定形生物ムーピーであり恋人であるタマミ(声:あのさん)や猿田博士(声:古田新太さん)、ロック(声:本郷奏多さん)たちとともに、地球と人類の運命に立ち会うことに......


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これ、1967年に描かれたお話なんですよ!

AIと共に生きる社会、クローン、電子頭脳。今まさに私たちが直面していることが、約60年前にもう描かれている。

手塚先生、マジで天才!


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しかも未来編では、AIに判断を委ねきった人類が辿る運命まで描かれています。

いま読み返すと、ワクワクすると同時に、ちょっとゾッとする。この作品が「MANGALOGUE」第一回に選ばれた意味、重いです......



高輪ゲートウェイ駅から、会場のBox1000まで行ってみた!

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会場は、JR山手線・高輪ゲートウェイ駅直結の「TAKANAWA GATEWAY CITY」の中。ここに20263月にオープンしたばかりの新スポット「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」があって、その中のBox1000MANGALOGUEの舞台です。


最初に言っておくと、改札から意外と歩きます!笑(※ほんの6分ほどですが)


でも、その道のりがもう、すごい。


近未来っぽい高層ビルがバーンと並んでるのに、なぜか木や水の気配があって、すごく落ち着くんです。
「ハイテクなのに、なんか和む」不思議な調和。
歩いてるだけでワクワクしてきて、「これからすごい体験をするぞ!」って気分が自然と盛り上がります。


エントランスに着いた時点で、もう期待値MAX

映えスポットとしても最高です。


ちなみに高輪ゲートウェイシティ自体、JR東日本が「100年先の心豊かなくらしのための実験場」というコンセプトを掲げていて、街中にAI警備ロボットや自律走行ロボット、無人コンビニなどが実装されている多くのロボットの実証フィールドとなっている最新スポット。まさに『火の鳥 未来編』を体験するのにふさわしい場所、という感じ。



mangalogue_spot_01.jpgエントランスにあるフォトスポット


ロビーの着彩原稿が神すぎる&劇場入ったら鉄腕アームが......!

劇場に入る前にロビーを通るのですが、ここで足が止まります。

というのも、今回の公演のために「新たに着彩された100枚以上の複製原稿」の一部が展示されているんです。
60年前のモノクロ原稿に、手塚プロの元アシスタントさんが一枚一枚手作業で色を乗せていった、スペシャルなやつ。


これがもう、美しい......


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原作の線の勢いはそのままに、色がスッと乗っかっていて、まるで最初からカラーで描かれていたかのよう。見られる機会って本当に貴重なので、早めに来場して、ぜひじっくり眺めてほしい!



そしていよいよ劇場内へ!

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......
ん?




......
え??




舞台の真ん中にいる、この銀色の大きな腕みたいなのは......!!



公演のナビゲーターを務めるロボットアーム、その名も「鉄腕アーム」(声:山寺宏一さん)。

想像よりかなり大きくて、しかもめちゃくちゃカッコいい。

先端のカメラで、謎の「高橋さん」役(伊藤壮太郎さんor笹本龍史さん。この動きがめちゃくちゃ大変かつ美しくてすごい!)と一緒に「視線」を巨大スクリーンに送って、観客みんなで一緒にマンガのコマを追いかける仕組みです。


開演前から、もう興奮が止まらない......


観終わった感想:「これ、なんて呼べばいいの!?」問題


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ゲネプロが終わったあと、正直しばらく言葉になりませんでした。


演劇っぽい。でも演劇じゃない。

映画っぽい。でも映画じゃない。

アニメっぽい。でもアニメじゃない。

マンガを読んでる感覚もある。でも、一人で読んでるわけじゃない。

現代アートのインスタレーションっぽくもある。でも、それともちょっと違う。



──
つまり、「そのどれでもない」新しい体験なんです。



マンガって本来、ひとりでページをめくって読むもの。それを劇場でみんなと一緒に、同じ視線で追いかけていく。この不思議な一体感こそ、MANGALOGUEの魔法! 「マンガを浴びる」って、こういうことか〜!と納得しました。

具体的にどんな演出だったかは、これから観る方のお楽しみにしておきますね!

でも、「ここ!!」っていう瞬間、絶対あります。


あと、これだけは言わせてください。本作では、ハレルヤ/ダニューバー役でAIユーミン(Yumi AraI)が声優初挑戦しているんです。ロボットアームの動き、mimoidによる映像、そしてAI音声──最新技術が総動員されながら、それでも中心にあるのは1967年に描かれた「マンガ」という最も人間的な表現。この構造がもうエモい。


フォトセッションで聞いた!キャスト陣のリアルな声


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ゲネプロを終えたキャストの皆さんから、公演への思いを伺いました。

又吉直樹MANGALOGUER

「明日は3公演あるので、それぞれ違う楽しさを出せたらいいなと思っています。明日も楽しんでやりたいと思います!(「相方の綾部さんは観に来る?」と聞かれ)ロサンゼルスなので難しいと思う。火の鳥の難解さもマンガを読めば相方にも伝わる。ちなみに綾部の好きなマンガは『ビー・バップ・ハイスクール』です。」


夏木マリ(火の鳥/声の出演)

「子供の頃に鉄腕アトムで手塚先生を知り、いろんな作品を読んできた世代です。今回あらためて火の鳥を読み直したら、すごく壮大で、深くて、人間の存在を考えさせられる作品だと気づきました。この年齢でまた再会させていただけたことに、心から感謝しています。」


古田新太

「我々は収録なので終わっているが今日初めて生で観て大変そうだなと。私も学生の頃から手塚作品はほぼほぼ読んでますね。そして私は今回のヒロイン、タマミもそうですけども、メルモとかサファイヤとか、そういう手塚先生のヒロインをエロい目で見てましたね。改めてエロいなと思いますね。」


小森隼(GENERATIONSMANGALOGUER

「今回お話をいただいた時に自分から挙手した想いもあるので、完成した状態を見られて本当に嬉しかったです。アドリブの部分もあって、とてもライブな作品。その都度その都度、空間を楽しみながら頑張ります。」


新内眞衣(元 乃木坂46MANGALOGUER

「観客として初めて見させていただいたんですが、稽古の時よりも何倍もスケールが大きくなっていて驚きました。これはぜひ生で体験してほしい。皆さんにお届けできるのが本当に楽しみです!」


花總まりMANGALOGUER

「火の鳥という作品にMANGALOGUERとして関わらせていただけることは、本当に幸せなことだなと思っております。手塚先生の火の鳥がこんなに色彩豊かに表現できるなんて、すごいなと。表現の幅がまたひとつ豊かになる場所ができて、すごく嬉しいです。」


千葉一磨MANGALOGUER/高橋さん)

「実は大学でメディアテクノロジーとエンタメ・アートを掛け合わせる研究をしていたので、ロボットアームを使うという内容はスッと入ってきました。漫画といろんなメディア装置のコラボレーション、メディアが新しくなることで求められる表現の繊細さに、日々刺激を受けています。」


そして最後に、代表して夏木マリさんからメッセージをいただきました。


MANGALOGUEという新しい形で手塚先生の作品を楽しんでいただける、この劇場の第1回の作品がスタートします。ぜひ体験としてお越しください。」

われらが手塚るみ子取締役からもコメント


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手塚プロダクションを代表して、取締役・手塚るみ子のご挨拶もありました。

MANGALOGUE:火の鳥、明日初日を迎えるということで大変喜ばしく思っております。本当に多くの方々のお力でここまで来ました。心より感謝申し上げます。企画のスタートは、『今この時代だからこそ手塚先生の火の鳥が読まれるべきだ』『火の鳥の物語には、令和の時代にシンクロする様々な課題が描かれている』というお話をいただいた時でした。その熱意が、今日のこの公演につながっています。今日ゲネプロを拝見して、最先端でありながら、ちょっと間抜けな感じも魅力的なアームちゃんと、生身の人間たちのやり取りに、とても人間の心が通っているステージだと感じました。そして、火の鳥未来編の着彩原稿を、こんなに大きなステージで見られるというのは、これまでなかったことです。着彩は元・手塚治虫のアシスタントだった方が、たったお一人で100枚以上の原稿を塗ってくださいました。LEDで大きく見せることを前提に、色の調整までしっかり考えていただいて。父の原稿をこんなに大きく、美しいカラーで見られて、今日は本当に胸が熱くなりました。最後まで『新しい試みで作品を見せる』という心意気で走り抜けてくださった皆さんは、手塚治虫が鉄腕アトムを国産初のテレビアニメーションとして手がけた時と同じ気概を持っていらっしゃる。まさに〈手塚イズムの継承者〉だと思っております。」


終演後のグッズ売り場が、本気すぎた!


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公演が終わってロビーに戻ると、そこには......グッズコーナーが待ち構えていました。

これがもう、クオリティの高さが尋常じゃない。キャラクターグッズというより、ほぼアートピース。原画モチーフのアイテムや、公演限定のブックレット、素材にこだわったアパレルやステーショナリー。どれも「おみやげ」っていうより、「ずっと飾っておきたい」って思うような仕上がりなんです。


気づいたら、両手に紙袋......これは観に行く方、お財布の準備しておいたほうがいいです!(本気で)


帰る前にMoN Takanawa館内もちょっと探検してみた

公演の余韻がすごすぎて、すぐに帰るのがもったいなくて、館内を少し歩いてみました。
そしたら、ここがまた発見だらけ!


まず見つけたのが、畳のくつろぎスペース。
ハイテクな美術館の中に、靴を脱いでのんびりできる和の空間。ギャップが最高です。

そしてベンチ、よく見たら木の質感が独特。なんとこれ、昔の鉄道で使われていた木材を使っているんだそう。渋い......! 他にも万博で使われていた椅子がふつうに置いてあったり。歴史の中で旅してきた家具が、今ここで使われてる。


屋外には足湯スペースやインフィニティに広がる水辺まであるみたいで(今回は時間切れで行けず......次回のお楽しみ!)。


未来と歴史、現代建築と和。MANGALOGUEのテーマと、館そのものの在り方が重なってる感じがして、じんわり感動しました。



mangalogue_spot_02.jpgインフィニティーな水辺もあるよ



まとめ:想像の力、すごい。

手塚治虫はエッセイ『ガラスの地球を救え』でこう書いています。


「想像の力こそ、人類ゆえの最高に輝かしいエネルギーなのです。」

 

60年前に描かれたマンガが、2026年の東京で、こんなにたくさんの才能を巻き込んで、まったく新しい表現になっている──。これってまさに「想像の力」そのものじゃないですか?

MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」は、2026516日まで、MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000で上演中です。チケット情報や出演スケジュールは公式サイトをチェック!

気になった方、ぜひ劇場で「マンガを浴びる」体験してみてください!

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火の鳥とは?

https://tezukaosamu.net/jp/manga/656.html

火の鳥「未来編」詳細ページ
https://tezukaosamu.net/jp/manga/399.html

キャストのコメント等の動画が見られる公式チャンネルはこちら

URL:https://www.youtube.com/@montakanawa

動画コメント:鉄腕アーム役 山寺宏一、火の鳥役 夏木マリ、マサト役 梶裕貴、ロック役 本郷奏多、猿田博士役 古田新太、タマミ役 あの
MANGALOGUER(マンガローガー)役 又吉直樹、寺脇康文、小森隼(GENERATIONS)、新内眞衣、千葉一磨

上映スケジュール・料金等は以下URLよりご確認ください。

MoN Takanawa公式ウェブサイト「MANGALOGUE(マンガローグ:火の鳥)」https://montakanawa.jp/programs/mangalogue_hinotori/

プログラム概要:

開催日時:2026/04/22-05/16
開催場所:Box1000(MoN Takanawa)
URL:https://montakanawa.jp/programs/mangalogue_hinotori/


【執筆後記】この記事、実はAIと一緒に書きました


最後に。

実はこの記事、AIと対話しながら書き上げました。
ゲネプロを観た感想も、高輪ゲートウェイシティを歩いた印象も、ぜんぶ私自身の体験です。
でも、それを文章として整えてくれたのはAI


ここまで読んでくださったみなさん、「あ、これAIが書いてるな」って気づきましたか?


......
手塚先生が『火の鳥 未来編』で描いたのは、まさに「AIに判断を委ねきった人類が辿る運命」。
電子頭脳に頼りすぎた結果、何が起きたか──気になる方は、ぜひ原作を読んでみてください。


AI
は便利だし、クリエイティブの強い味方にもなります。
でも、AIに何を任せて、何を任せないのか。手塚先生が約60年前に鳴らした警鐘は、身近になった今こそ、もう一度ちゃんと受け取らなきゃいけない。


MANGALOGUE
が、今この時代に、この題材で開幕したことの意味。劇場で、ぜひぜひ確かめてみてください!!!


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