2023/08/18
宝塚市立手塚治虫記念館訪問記
写真と文/山崎潤子
2023年7月某日、兵庫県宝塚市にある「宝塚市立手塚治虫記念館」に行ってきました。宝塚市は手塚治虫が幼少期から青年期までの約20年を過ごした地です。
記念館だけでなく、宝塚市自体が魅力あふれるところだったので、レポートします。
今回行った
・花のみち
は1日あれば回ることができます。
花のみち→記念館→宝塚市立文化芸術センター→伊和志津神社なら、半日コースでも十分回れます。
ただし、今回は東京からということもあり......。
あこがれの宝塚ホテルに宿泊しました!!!
宝塚ホテルは宝塚大劇場のオフィシャルホテル。
花のみちの途中、駅から向かうと宝塚大劇場の手前にあります。
ロビーの大階段。
おとぎ話のヒロインになったかのような気分を味わえます。
宿泊フロアの廊下も素敵!
シングルのお部屋。
ライト付きの女優ミラー!
シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどはローラ・アシュレイ!
ここなら、ヅカファンの方々の夢も覚めないことでしょう。
朝食ビュッフェも一品一品がとてもおいしい!
私はごはんもパンもデザートもいただく派です!
「まだ食べるの......?」という視線を感じました。
宝塚ホテルは、手塚先生が子供時代に家族で食事に訪れたり、結婚式を挙げたことでも知られています(現在は当時の場所から移転して新しい建物になっています)。
関西方面の女子旅、カップル旅行にめちゃくちゃおすすめです。
少し足を伸ばして宝塚泊......、ありです!
ここからは、今回いただいた宝塚グルメをご紹介します。
まずは宝塚名物、「サンドウイッチ ルマン」さんのサンドイッチ!
私たちは宝塚大橋の近くにある本店におじゃましました。
(花のみち沿いの商業施設にもあります)
お隣の「たからづか牛乳」さんで飲み物を頼めば、ルマンのサンドイッチに限りイートインが可能だそう。
具がぎっっっしり!
超満足です。
Iさんがオーダーしたたからづか牛乳。
「クリーム層のできる」という魅惑的なキャッチコピーに、アイスカフェラテにした私はちょっと後悔。
スプーンはクリーム層をすくうためについてきます。
お次は、手塚治虫記念館と宝塚大橋の間くらいにある「コーヒープリンセス」さん!
季節のパフェ「桃ジェンヌ」をいただきました。
見よ。この映えを!
桃の中にはスポンジとクリーム。
パフェといえば具材の構成が命ですが、ここのパフェは構成が素晴らしく、とてもおいしゅうございました。
実はInstagramで「#手塚治虫記念館」を検索したら、ここのいちごパフェがたくさん出てくるので「絶対食べる!」と心に決めていました。いちごパフェの季節にも、ぜひ行ってみたいなあ。
次は駅前にあるソリオ宝塚の中にある「いつ葉」さん。
ビーフカツサンドをいただきました。
スープとピクルスもついて、ぜいたく気分。
こちらもおいしかったです!
他にも、宝塚にはおいしそうなお店がたくさんありました。
宝塚グルメを目当てに行くのもよさそうですよね。
時間が許せば、もっといろいろ食べたかったです。
ここからは、宝塚で購入したおみやげをご紹介します。
まずは、「きねや」さんの乙女餅。
店舗は宝塚駅からすぐのソリオ宝塚にあります。
手塚先生の色紙も飾られているんですよ。
乙女餅、アトムも食べたのね......。
きなこたっぷり!
モチモチしておいしい!
関東の人なら「信玄餅(黒蜜なし)に近い感じ」といえば伝わりやすいかもしれません。
あまり日持ちしませんが、冷凍保存も可能なので安心。
次は手塚治虫記念館で教えていただいた「パン工房ふぇるへん」さんのやきもちです。
これもソリオ宝塚に店舗があります。
パン屋さんですが、やきもちが売っているんですね。
もともと河本本舗さんというお店で長年売られていたそうですが、息子さんがパン屋さんを開き、お店の一角で名物のやきもちを売り続けてくださっているんだそうです。
よもぎの風味豊かなおもちと、中のみずみずしいこしあんがおいしい(しかもお安いんです!)。
こちらもあまり日持ちしませんが、冷凍保存が可能でした。
そして、「黄金家」さんの炭酸せんべいです。
阪急宝塚駅から、武庫川を挟んですぐのところにあります。
店内で手焼きされています。
なぜ炭酸せんべい?と思うかもしれませんが、宝塚には温泉があり、名湯として有名な有馬温泉と同じ泉質なのだそうです。有馬温泉の銘菓も炭酸せんべいですよね。
うっかり袋入りを買ったので、帰りの道中で割れてしまいました(箱で買えばよかった......)。
ですが、炭酸せんべいは薄さが命だと思います。
薄いから割れるのです。
ほどよい甘味、サクッとした食感が本当においしい。
こちらも絶対に買って帰るべきだと思います(できれば箱で!)。
黄金家さんの目と鼻の先にあるのが、温泉ホテル「若水」さん。
今回は泊まれませんでしたが、次回はぜひ、温泉を味わいたいです!
手塚治虫記念館の入館券半券で、ロビーとラウンジと日帰り温泉の割引サービスがあるそうですよ。
若水さんのラウンジで、お茶だけはしました(笑)。
眺めが最高。
最後は宝塚のレストラン「マグノリア」さんの宝塚すみれクッキー。
これは宝塚ホテル限定バージョンです。宝塚ホテルで購入しました。
ふぅ......。ため息が出るほど美しいクッキー缶。
中のクッキーも、本当に美味〜。
大事に食べようと思っていたのに、あっという間になくなりました。
最後は、私が手塚治虫記念館で購入したグッズをご紹介します。
サファイアづくし!!!
サファイアのリボンをモチーフにしたヘアゴム。
ブルーと迷いましたが、やっぱり赤よ!
本革の日本製というこだわりよう。
サファイアのポーチ。
中のプリントも凝っています。
『リボンの騎士』のマスキングテープ。
もったいなくて使えない!
キャラ縛りでおみやげを買うのも楽しいですね(笑)。
さて、これにて今回の手塚治虫記念館訪問記は終わりです。
本当に見どころがたくさんあるし、
おいしいものもたくさんあるし、
行ってみたい場所やお店もまだまだたくさん。
しかも大阪や神戸からのアクセスもいい。
本当に楽しい旅でした。
宝塚は大阪だけでなく、神戸からのアクセスもいいのです。
(甲子園も近いので、野球観戦のついでに訪れるのもあり!)
大阪、神戸への旅行や出張の折に、「半日空いた」「宝塚は行ったことがない」という方にも、宝塚市立手塚治虫記念館と周辺観光をおすすめします!
おわり
山崎潤子
ライター・エディター。
幼少期より漫画漬けの生活を送ってきた生粋のインドア派。
好きな手塚作品は『ブラック・ジャック』。著書に『10キロやせて永久キープするダイエット』などがある。