虫ん坊

「火の鳥」×「ドラマチック謎解きゲーム」~はじめての謎解きゲーム体験記~

2021/02/25

某日、手塚プロダクション本社。

この日、一人の男がわが社を来訪した。


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彼こそが、よだかのレコードプロデューサー・横森氏。


「よだかのレコード」とは、彼の運営する「ドラマチック謎解きゲーム」を制作するイベントレーベルである。


そう、2021年2月14日から手塚治虫の「火の鳥 太陽編」の謎解きオンラインイベントが始まっているのを手塚ファン、または謎解きファンの皆ならもうご存知だろう。

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この「火の鳥」謎解きイベントの監修兼テストプレイと称して、我ら手塚プロダクションから私を含めた3人の精鋭がこの謎解きに挑戦することになった。



3人で1チームのルールに従って選ばれたメンバーは


謎解きイベント初挑戦の


同部署所属の内気でおとなしい
女性社員Iさん


そして過去の手塚コラボの謎解きイベントすべてで監修をし、謎解き経験者の
Y部長


の3人。


いざ、勝負!



※本記事は謎に関するネタバレは一切含みませんのでご安心ください。

よだかのレコード制作者インタビュー記事はコチラ




「火の鳥」×「ドラマチック謎解きゲーム」

~はじめての謎解きゲーム体験記~


まずはY部長が緊張する我々二人に向かってひとこと。


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Y部長「まあ二人は初めてで難しいと思うけど、経験者の僕が色々教えてあげるから安心して」

「Y部長は前回、前々回の手塚コラボで経験者ですもんね」

女性社員I(小声で)「足を引っ張らないよう頑張ります......」

Y部長「大丈夫大丈夫、私に任せて!」

二人「頼りになる~」

横森「さて、それでは早速テストプレイを始めたいと思います」

三人「よろしくお願いします!」

横森「今回はオンラインイベントです。今日は対面で行いますが実際はそれぞれプレーヤーが自宅のPCに向かって謎解きをして頂きます」

「密にならずに楽しめるわけですね。でも逆にハプニングやわからない時にオンラインだと不安なんじゃ......」

横森「大丈夫です。イベント中には『ゲームマスター』といって皆さんを先導したりアドバイスを送ったりトラブルに対応するガイドさんがついています。今日は僕がそのゲームマスターを」

「それなら安心ですね!」

横森「では早速ですがこちらを」


手渡されたのは......




yodakano_testplay_03.jpg※本番用のものとは異なる可能性があります



「これは?」

横森「これが今回のイベントで使用するキットです」

「キット?」

オンラインイベントではこのように謎解きに使用するグッズが郵送で事前に家に届く。

一見すると形やサイズの異なるただのプリントのよう。しかしテストプレイを終えてわかったことだが、これがまあよくできている! ゲームが終わる頃にはこれらのシートには様々な書き込みが加えられていたり形が変わっていたりもらった時とはまったく違う様相をなしているのだ。使用方法、隠されたヒント、ギミック。どれをとってもはっきり言ってめちゃくちゃお金がかかってる! 横森さん曰く、謎のためには採算度外視で作っているらしい。また、これらのキットは当然終了後に送り返す必要も無し。思い出として、また今後遊ぶ謎解きイベントの参考書としてもとっておける。


ゲームマスター横森さんの説明を聞き、キットの中からまず開いたのはこの「記憶の欠片」。



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この「記憶の欠片」、実は3人のプレイヤーそれぞれに違うものが送られてくる

なぜなら今回の謎解きは自分たちが「火の鳥」の登場人物となって台詞を言いながら物語を進めてゆくからだ!


指示通りに自分に割り当てられた台詞を読んでゆく3人。


Y部長「えー......よ、ようやく○○にたどりついた」

「うーんと、こ、これは一体?」

女性社員I「ま、まさかこれが......」

※台詞は実際のものとは異なります


棒読みだって下手糞だって小声だってまったく問題なし! 参加しているチームは友達同士で気を遣う必要もないし、そんなことより実はすでにこのセリフの中に謎のヒントが含まれているかもしれないのだ。もちろん演技に自信がある者はかつてNHKで放映されたアニメ「火の鳥」の声優ばりに熱演したって構わない。


読んでいる間に画面の背景もシーンに合わせて変わってゆく。


画面からも目が離せない。


そしてあるシーンが終わるとPC画面に突如現れた美しい映像。




この映像は今回のイベントのためだけに作られたオープニングムービー。手塚治虫の描いたマンガのコマとそれに合わせたDIR EN GREYのShinyaさんのソロプロジェクト・SERAPHの荘厳で美しいメロディ。


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く~、引き込まれる! 謎解きってこんなに楽しいアトラクションだったの!?


圧倒的に物語に入り込んだ後、ついに最初の謎が出題される。


この謎もプレーヤーによって違うこともあって一人だけで先に進めるわけじゃないのでチームワークが必要だ。


早速謎を解きだす3人。



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Y部長「うーん、コレがアレだから......」

「うわ、これ難しいなあ......」

女性社員I「......」

謎解き初挑戦の私にとっては使ったことのない脳みそをフル回転しているようで難しくも楽しい。そしてそんな中、意外にも最初に声を上げたのは......



女性社員I「できたっ!」



Y部長「ええっ!?」


「早っ!!! ええ? 早すぎない?」


女性社員I「......実は......プライベートで何度か」


「なぁにぃ!? 経験者ってこと!?」


女性社員I「......ええ、実は」


横森さん「いや、相当早いですよこれは!」


女性社員I「いえ、そんな......それほどでも」


Y部長「......」



まさかの伏兵の登場に急いで解いてゆく私とY部長。

なぜなら全員が解けないと次のストーリーに進めないからだ。

そして......


「わかったぁ!!!」


女性社員I「やったぁ!」


Y部長「えぇぇぇ」


「さあ、あとはY部長だけですね」


Y部長「ああ、うん......いや、今日は調子が悪いな。もうすぐできるからちょっと待ってて」




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女性社員I「Y部長......」

「経験者ですよね? ......早くして下さい」

Y部長「......こ、こんなはずじゃ......チクショウ!」


Y部長、始まる前の自信はどこへやら。

その後、半泣きのY部長もなんとか謎を解き、ようやく3人が解けたことで次に進む。


Y部長「でも、リアルなイベントだと今みたいに周りの声も聞こえるから他のチームが解けて騒いでいると気になっちゃうんだよね。オンラインだとそれが無くて良いね」


女性社員I「たしかに」


「Y部長、さっきチーム内でもめちゃくちゃ悔しがってましたけどね」


Y部長「だって......」



困った時やつまづいてしまった時にはゲームマスターさんがほんのり優しくヒントを出してくれるし、挑戦者のレベルによって問題を選べるような工夫もあったりするので初めてでも安心だ。また、何問かやってゆくことで、得意な分野が人それぞれ違うのもわかってくる。空間認識能力、記憶力、発想力、それぞれの得意分野を活かして協力プレイで進めてゆこう!



この後、完全に主導権を女性社員Iさんに奪われたY部長だが、協力プレイでどんどん謎を解いてゆきついにゲームクリアにまでこぎつけた。


終わった時にはまるで2時間の長編映画を一本観終わったかのような達成感と心地よい疲労感。

基本的にひとつの謎解きゲームが楽しめるのは一回きり。

そう考えるととんでもなく贅沢な遊びだなあと思った。


謎解きファンはもちろん、謎解き未体験の手塚ファンにとっても、「火の鳥」のあの名シーンを再現したりと......おっとこれ以上はイベントに参加して味わってみて!


ということで大満足の初謎解きゲーム体験でした!


このイベントが楽しめるのは3月21日まで! みんな、よだかのレコードHPへ急げ!


プレイ後、部下からの信頼度が下がることにならないよう注意してね!



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