今年で15回目になる「TBSアニメフェスタ2015」にて、アニメ『ヤング ブラック・ジャック』のスタッフ・メインキャスト・放送日などの詳細が発表となりました。ステージには、総合司会の向井政生アナウンサーとともに、主人公の間 黒男役の梅原裕一郎さん、オープニング曲を担当するUMI☆KUUN(うみくぅん)さんのお2人が登壇、意気込みを語りました。
今回の虫ん坊では、そのもようをレポートします!
TBSでは10月1日(木)から深夜2時16分より放送開始、CBC、サンテレビ、
BS-TBSでも順次放送が予定されています。監督は、数々の名作の演出・絵コンテを手掛け、『リストランテ・パラディーゾ』や『クリスタルブレイズ』、『最終兵器彼女』を手掛けた加瀬充子さんが、また、シリーズ構成・スーパーバイザーとして、虫プロ出身であり、『火の鳥』や『ガサラキ』、『蒼き流星SPTレイズナー』、『装甲騎兵ボトムズ』などで監督を務めた高橋良輔さんが担当します。(『蒼き流星SPTレイズナー』では、加瀬充子さんが演出を担当)
アニメーション制作は手塚プロダクション。音楽制作にはビーイングが参加しています。
公式サイトではPVの第1弾が配信されています。是非、チェックしてみて下さい。
向井政生アナウンサーのスタッフ紹介のあと、いよいよ、メインキャストの発表となりました。大きな拍手とともに、まずは、間 黒男役の梅原裕一郎さんが登場。
向井政生アナウンサー(以下、向井アナ):
まず、『ヤング ブラック・ジャック』で主演を演じると決定したとき、その話を聞いていかがでしたか。
梅原裕一郎さん(以下、梅原):
ブラック・ジャックは知らない人がいないほど有名なマンガで、若き頃の間 黒男を演じさせていただくことは僕にとってとてもありがたいですし、光栄なことだと思う反面、ものすごく責任を感じましたね。
向井アナ:
時代背景がベトナム戦争とか学生運動の頃じゃないですか。梅原さん、絶対生まれてないと思うんです。この時代の頃のことって分かりますか?
梅原:生まれてないですね(笑)。ただ、僕、この時代に興味があるというか、好きな時代でして。学生運動やシュプレヒコールなど、ものすごく細かいところまで作り込んでいる作品だなというのを第1話のアフレコで感じました。
向井アナ:梅原さんからみた、間 黒男というキャラクターはどんな印象ですか?
梅原:基本的にクールな役柄ではあるんですけど、根底では人を助けたいというその思いただひとつで動いているんですよね。皆さんご存じのとおり、最終的には闇医者になってしまうんですけど、そこへいたるまでに色々なドラマがあるなか、ずっと人を助けたいという思いが間 黒男には変わらずあって。そういう熱いところが僕は好きですね。
向井アナ:第1話を拝見しても、もともと、手塚治虫先生が医学生だったというのもあって、非常に医学的な知識というか情報のディテールにもこだわった作品ですよね。
梅原:台本をいただいたときにまず、医学用語をインターネットで全て調べました。当然のように知っている風に言わなきゃいけないので、そこがまず大変でしたね。第1話にもあったんですけど、手術のシーンではアフレコの時もかなり緊張しました。手術が終わった後、間 黒男が壁にもたれているシーンのあの感じは、僕がアフレコ時に味わった感じそのままでしたね。
向井アナ:相当、医学的知識も学べる作品だと思います。
梅原:はい、本当にそうですね。皆さん、よろしくお願いします!
続いて、後ろに流れていたオープニング曲の紹介とともに、アーティストのUMI☆KUUN(うみくぅん)さんが登場。
向井アナ:すみません、UMI☆KUUNと呼び捨てにしちゃって良ろしいんでしょうか。それとも、UMI☆KUUN“さん”とお呼びした方が…。
UMI☆KUUN(以下、U):“さん”なんていらないので、UMI☆KUUNで大丈夫です。
向井アナ:ちなみに、UMI☆KUUNはJAPAN EXPOの公式オフィシャルレポーターもやられていたということなんですが、この作品のオープニング曲を担当するということでいかがですか。
U:はじめはいいのかなって怖気づいたんですけど、今はもう、力いっぱい頑張れたらなと思っています。
向井アナ:UMI☆KUUNは手塚先生の『ブラック・ジャック』のマンガ原作はお読みになったことはありますか。
U:はい、あります。
向井アナ:相当思い入れがあるかとは思うのですが、是非、ここに注目して聴いて欲しいという部分はありますか。
U:『ブラック・ジャック』の世界観を彷彿とするような言葉の言いまわしを歌詞の中に盛り込んでいるので、是非そこに注目していただけたら面白いかなと思います。
向井アナ:ありがとうございます。
ここで、他のキャストの発表に移ります。
大学の先輩・岡本舞子役には伊藤静さん、藪医師役には遊佐浩二さん、また、アニメ『ブラック・ジャック』でB・Jの声を演じていた大塚明夫さんがナレーションを務めます。(ここで一段と大きな拍手が)
向井アナ:丁度、古谷徹さんがガンダムのナレーションをやるようなものですね。梅原さんは、もう、実際に大塚明夫さんにはお会いになりましたか。
梅原:はい、はじめてご挨拶をさせていただいたとき、大塚明夫さんが「先代のブラック・ジャックです」と自己紹介して下さって(笑)。これから、2話以降もナレーションを担当されるので、ブラック・ジャックの要素を少しでも盗めたら良いなとは思っています。
向井アナ:他のキャストの皆さんはいかがですか。
梅原:そうですね、藪と舞子、遊佐さんと伊藤さんと共演させていただいて、本当に第1話とは思えないほど、今までずっとやってきた役なんじゃないかと思うほどのピッタリ感で、僕は間 黒男役を演じることに必死だったんですけど、他の二人はすごいなというのを感じましたね。
ここで『ヤング ブラック・ジャック』のコミックスの紹介と、梅原裕一郎さんが案内人となるWEB動画番組「ヤングハート・ジャック」Karte #0の紹介が入ります。
向井アナ:コミックスはすでに8巻まで出ているんですけれども、そのコミックスの中で登場するサブキャラクターの絵が、手塚治虫先生の他の作品に出ている色々なキャラに似せて描かれているんですよね。
梅原::『ヤング ブラック・ジャック』のコミックスの後ろに登場するサブキャラクターのまとめが載っていますね。アニメ版でもこれからどんどん色んなキャラクターが登場すると思うので、そのあたりも楽しめるかと思います。
向井アナ:では、最後に一言ずつ会場の皆さんにメッセージをお願いします。では、UMI☆KUUNからどうぞ。
U:音楽という側面から、放送開始までなるべく盛り上げられるよう頑張りたいと思います! 頑張ります!!
梅原:今回、こんな大役をいただけて、今日、こうやって第1話を皆さんと一緒に観ることが出来て、本当に幸せです。これからもアフレコ、そして、WEB動画と頑張って行きたいと思いますので、放送をお楽しみに! ありがとうございました!!
約1時間弱の間でしたが、盛況のうちにコーナーは終了。10月まで放送が待ち遠しいですが、虫ん坊でもパワープッシュし、どんどん情報をアップしていく予定です!
後日、UMI★KUUNさんは手塚プロダクションにも来訪してくださいました!
オープニング曲「I am Just Feeling Alive」をフルで聴ける日を楽しみにしております!
また、9月22日に配信予定の「ヤング ハート・ジャック」Karte #0では皆様からのメールを絶賛募集中!梅原さんに聞きたい事、日々の悩み等なんでもOK!アニメの放送開始後は、アニメの感想もお待ちしております!
以下コーナー宛メールも募集!
①梅原さんに言って欲しい医療用語
②梅原さんに挑戦させたい手先の器用さが求められる課題(手品・千切り他)
宛先は ybj@columbia.jp まで!どしどし、お送りください。
『ヤング ブラック・ジャック』最新 9 巻 9 月18 日発売!
ヤングチャンピオン連載中(秋田書店刊)