8月号の投稿のテーマは、
「海と手塚キャラ」「アドルフに告ぐ」
手塚作品の中には、海に関係のある作品やエピソードが数多く存在しています。
今月号では、皆さんの印象に残っている、海に関係のある手塚作品を教えていだだきました。
リブート上演にちなんで、「アドルフに告ぐ」のイラストもあわせてご紹介いたします!
今月投稿作品をおよせいただいた方々には、以下の写真のプレゼントをお送りいたします!
夏らしく涼しげなブラック・ジャックですね。水面とキャラクターを重ねて描いていますが、水彩画でこの挑戦は、なかなか勇気がいったことと思います。失敗することもありますしね。慎重に計算をしながら、描かれたのでしょうか。作品はとてもきれいに仕上がっていますね。藍色の濃淡のバランスも的確です。 B・Jの憂いを帯びた表情も良いです。
いつもの朝雨子さんのタッチとは一味違った作品ですね!OVA版を沸騰させる絵柄と、水の表現がとても素敵です。
ここまで綺麗に人物と水面を重ねて塗られているのを見ると、水彩の扱いに慣れていらっしゃるのが分かります。水面に漂うリボンタイがまた良いです…
ちなみに、私も海と関係のある手塚作品といえば真っ先に「シャチの詩」が浮かびました。
画面全体を単調にせず、いろいろな色を混ぜて、海の表情をだしていますね。
水彩のタッチも涼しそうです。色とりどりの魚たちを歓迎するようなトリトンの手の表情がいいですね!
海の淡い青に、鮮やかな色合いのマントがうまく調和していて、水彩の特性を生かした透明感のある作品ですね。
今年は海に行く予定がないので、トリトンを読んで海に行った気になろうと思います。
『ブラック・ジャック』より「黒潮号メモ」です。
海に関係のある手塚作品、と読んで、最初に思い浮かんだのが、ブラック・ジャック先生が帆村六久に水を売るシーンだったので。なぜでしょう…
何となく、ブラック・ジャック先生は海に縁があるような気がします。崖の上(?)に住んでいる、ということもありますし、海に関連したり、島に関連したりする話が割と多いのでは、と思います。
台詞としては、前半での 「おれはコジキじゃない おれのほしいのは誠意だ!! 」
の方がブラック・ジャック先生の本質を表しているなと思ったのですが、画力が追いつかず…
高額な治療費を請求することで患者の「覚悟」を計っている、というような台詞はどこかであったかと思いますが、この場合は完全にお金とは切り離して、ただ純粋に誠意を求めているのが珍しいな、と思います(結局凄い金額で雨水を売っていますが)。そして、それを口に出すのもまた珍しいかなと(そういうことをあまり言わないイメージがあるので)。
それからもう一つ、ブラック・ジャック先生のサバイバル生活への慣れにはいつも驚かされます(笑)
映画の一場面のようなドラマチックな感じがでています。四角く切り取られて、斜めに配置した画面は、それを狙ってのことでしょうね。
画面内のキャラクターはモノトーンで表現し、背景も色を抑えていることで、雰囲気がよく伝わります。
懐からサッと無菌テント出すぐらいですから、サバイバル生活も慣れているのでしょうね…。
『人間ども集まれ!』で太平天国総統となった天下太平と、『アドルフに告ぐ』の峠草平のコラボとは考えましたね!?
何しろヒトラーにそっくりにプロデュースされた天下太平ですから、案外見抜かれないかも??
キャラクターのチョイス、全体の構図、そしてデフォルメタッチが相まって、なんともシュールなコラボが出来上がりましたね。
6月27日、嫁はんと京都造形芸術大学まで舞台「アドルフに告ぐ」を観に行った。
白川通まで乗り付けると、いきなり煉瓦色のタカラヅカもかくやと思しき大階段が屹立しておった。蒲田行進曲の階段落ちみてえに急な大階段を上がると、そこは京都造形芸術大学附設劇場「春秋座」であった。おかしいぜ、普通は大学の正門が玄関ぢゃねえのか?いきなり附設劇場とは、これいかに?学生用の正門は別にあんのか?と疑問を抱きつつも入場。
嫁はんがゲットした席は桟敷席であった。なんとなく仏蘭西の王侯貴族気分。
劇自体は、原作をウマい具合に180分できっちりまとめていた。あとで嫁はんともダベリあったんだが、3人のアドルフの内、唯一実在の人物・アドルフ=ヒトラーに、割とたっぷり時間を割いていた。これは良かったね。ラストのカミルとカウフマンの決着まで、しっかり描かれていた事も良かった。
尤も、嫁はんの曰く、原作でもナゼ平和主義者のカミルがラストでは平気でアラブ人を殺戮する軍人になってしまったのか、が判然とせず、それだけが不満。それは浦メも全く同意見なのだが、それはそれとして、ヒトラーをしっかり描写し、中東問題も取り上げた姿勢に、浦メは拍手だ。なんとなれば、なにやらキナ臭い方向に我が国が誘導されてやせんか?と不安な昨今ゆえよ。これを観劇した事は浦メにとって大いに勇気づけられたわい。
『アドルフに告ぐ』観賞いただきありがとうございます。『アドルフに告ぐ』のスケールの大きな物語、舞台でもさぞや見ごたえがあったことと思います。
舞台『アドルフに告ぐ』、観劇レポートありがとうございます。
リブート上演も始まっていますので、皆様もぜひ劇場へ足を運んでみてください。
お久しぶりです。大好きなユニコを描いてみました!
本当に可愛くて手塚キャラで一番好きかもしれません。
もっとユニコグッズが増えたらいいな〜と思ってます笑
淡い色合いがとてもファンシーで、ユニコというキャラクターにとてもあっています。キャラクターに乗せられたホワイトのハイライトも適度なアクセントになっています。こういうテイスト、お好きなんですね。よく伝わってきます。
パステルカラーでとっても可愛く仕上がっていますね!
8月より、ヴィレッジヴァンガードにてユニコ限定グッズが発売になります。
ユニコの時代がきていますよ!要チェックです!
アップの絵ですが、縁側に腰掛けて涼んでいるのかな、という設定を想像させる絵です。
着物のラインに合わせて丁寧に入れられた柄がきれいですね。いつもながら、とても繊細に描かれています。
流し目と浴衣姿が美しいスダマちゃんにメタメタにポーです。
如月先生という、内面に男性と女性二つの心を秘めたキャラクターを、トランプ柄のモチーフで表したアイディアがいいです。
赤と黒で色分けをしたことで、いっそうその意図がわかりやすくなっています。
シンメトリーな構図に目が引かれる作品です。
BJと相思相愛の仲であったことが確認できる唯一の女性であり、
「人生という名のSL」に登場したところを見ると、BJにとっては本当に特別な存在なのでしょうね。
9月号のテーマは「ブッキラによろしく!」
ヒーロー・ヒロインに限らず、大好きなロボット、動物、宇宙人、不思議生物、むしろ無機物…何でもかんでも、あなたの大好きなキャラクター、作品などなどの絵や評論、ナゾトキ、アツイ語りなどなんでも大募集です。
イラストじゃなくてももちろんOK!!
メールや投稿ページからの投稿の場合、虫ん坊コーナーへの投稿だということが分かるように、「【虫ん坊投稿】」などの文字を件名に入れてね!
また、投稿していただいた方には、編集部からプレゼント送付のご案内などをメールでお送りします。迷惑メール対策などで、ドメイン指定受信をされているかたは、@tezuka.co.jp からのメールを受け取れるように、お使いのメールツールを設定しておいてくださいね。
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株式会社手塚プロダクション TezukaOsamu.net 投稿係
※作品の裏側などに、ご連絡先メールアドレス・お電話番号を書いてください
9月号掲載は、2015年8月15日(土)までにいただいたものとさせていただきます。7月号以降にも、いただいた投稿を掲載していきます。