ライオンブックス（『週刊少年ジャンプ』版） シリーズ

解説

01,安達が原 1971/03/22　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
02,白縫　1971/04/26　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
03,ブタのヘソのセレナーデ　1971/05/24　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
04,あかずの教室　1971/06/21　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

百物語
05,第1部　放浪編　1971/07/26　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
06,第2部　恐山編　1971/08/23　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
07,第3部　黄金編　1971/09/27　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
08,第4部　下剋上編　1971/10/25　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

09,モモンガのムサ　1971/11/22　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
10,コラープス　1971/12/27　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
11,月と狼たち　1972/01/17　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
12,おふくろの河　1972/02/14　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

マンションOBA
13,マンションOBA　1972/03/20　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
14,春らんまんの花の色　1972/04/17　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
15,耳鴉　1972/05/15　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
16,でんでこでん　1972/06/19　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

17,荒野の七ひき　1972/07/17　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
18,泥だらけの行進（※単行本未収録）　1972/08/14　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

ミューズとドン
19,第1部　妖獣　1972/09/18　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
20,第2部　野の呼び声　1972/10/16　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
21,第3部　地底の時刻表　1972/11/20　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
22,成功のあまきかおり　1972/12/18+25　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
23,はるかなる星　1973/01/22　「週刊少年ジャンプ」（集英社）
24,奇動館　1973/02/19　「週刊少年ジャンプ」（集英社）

1956年、手塚治虫は、集英社のコミック雑誌「おもしろブック」に、SF・サスペンス短編の読み切り連作「ライオンブックス」シリーズを発表しました。

それから10数年後の1971年、当時の編集者からの依頼を受けて、同じ集英社の「週刊少年ジャンプ」誌上に、ふたたびその「ライオンブックス」の名を冠した短編シリーズを掲載することになりました。それがこの新「ライオンブックス」シリーズです。

今回は、週刊誌への月1回掲載という形式で、2年間にわたって掲載され、旧シリーズをさらにしのぐ粒ぞろいの短編シリーズとなりました。

中でも、手塚治虫の好きなゲーテの「ファウスト」をモチーフに、4回にわたって連載された「百物語」は、作者の愛着も強く、評価の高い作品です。