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ストーリー

5億年前の月を舞台に、地球侵略を企む宇宙人と超能力者との戦いを描いたSF活劇です。 1968年の夏、世界中で青い月が観測されました。
そんなある日、中条タクは、突然父の仕事の関係で親子ともども、北緯1度13分東経102度5分の地点に行くことになりました。
そこにはタクたち親子のほかにも、フランス人のルイ・ブードルとイギリス人のデービッド・フライトが来ていました。
いずれも新しい仕事があるといわれてこの場所に来たのでした。
やがて現われた謎の男に案内されて着いた先は、20世紀の現代からは、何と5億年も昔の、月のカルカン砦だったのです。
この時代、月では、地球人とゲルダン星人との戦争が始まろうとしており、そのために超能力者を未来の地球から集めたのでした。
そしてタクはそこで、砦を治めている月の王子ノーマンと出会いました。

解説

『ナンバー7』(1961-1963年)、『白いパイロット』(1961-1962年)などの流れをくむグループヒーロー物のアクションです。 この作品の連載当時は、日本で学生運動が激しさを増していた時期で、世の中には殺伐とした空気が広がっていました。 そして、そんな暗い世相を反映し、児童マンガにも暴力描写などが登場して問題となっていたのです。 手塚治虫は、そんな児童マンガ界の流れに反発を感じ、あえて現実離れしたSF冒険物語を描いたのだと語っています(講談社版手塚治虫全集あとがき)。

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  • ノーマン 1
  • ノーマン 2
  • ノーマン 3

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