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ストーリー

体を縮小する薬で小さくなったケン一とおじさんが、人間の体内を冒険する物語です。 ケン一のおじさんが発明した薬Z・X(ツエレンエキス)を注射して体の縮んだふたりは、ある少年の体内へ探検に向かいました。 ふたりが肺に着くと、そこでは結核菌たちが、肺に穴を開ける大工事の真っ最中でした。 結核菌たちは、人間語を教えてもらうために、ふたりの元へ、結核菌のイヨア博士の娘・モオドを派遣しました。 ふたりはモオドと友だちになりましたが、やがて結核菌と脳司令部との戦いが始まり、ケン一たちも、その争いに巻きこまれていくのでした。

解説

名作『ロスト・ワールド』の2ヵ月前に、大阪の出版社からオール2色刷りの単行本として発表されました。 人体内部のダイナミックな描写は今でも新鮮ですが、手塚治虫としても思い入れがあったらしく、1953年には、基本的なお話の骨格はそのまま生かして、雑誌「少年画報」の別冊付録(『38度線上の怪物』)としてリメイクしています。 また、それからさらに11年後には、虫プロ製作のテレビアニメ『鉄腕アトム』(旧)の1エピソードとしてもリメイクされています(1964年9月放送・第88話「細菌部隊」)。 そして、この『鉄腕アトム』のエピソードが、後に、アメリカ映画「ミクロの決死圏」(1966年)の元になったと言われています。

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