カラーイラスト
初期の美少女ヒロインです。手塚マンガにおける最初のアイドル少女ですが、可愛いだけのお人形さんでは決してありません。たとえば『メトロポリス』において雌雄両体で空も飛べるロボットを演じたりもするのです。この姿が後の大スター、アトムの原型となり、ミッチイ自身もアトムの母親役で『鉄腕アトム』シリーズに登場したりもします。ロボットも演じれば脇役として主人公の母親役も堂々と演じるのですから、なかなか女優魂のあるキャラクターだといえるでしょう。なお、彼女はアトムの原型となったばかりか、『リボンの騎士』のサファイヤのモデルともなりました。つまりはミッチィなくして手塚ワールドの今日の豊かさはありえなかったといっても過言ではありません。
1947年火星博士 (ピイ子)
1948年森の四劍士
1948年魔法屋敷
1948年地底国の怪人
1948年月世界紳士
1949年奇蹟の森のものがたり
1949年メトロポリス(大都会)
1950年ふしぎ旅行記 (ミリヨン)
1950年平原太平記
1950年ファウスト (マルガレーテ)
1950年漫画大學
1951年ピピちゃん (リーマン夫人)
1951年化石島 (ロッテ)
1951年新世界ルルー
1951年来るべき世界 (ココア)
1951年冒険狂時代 (フラリ姫)
1951年珍アラビアンナイト (コンコロム姫)
1952年鉄腕アトム (アトムの母)
1953年罪と罰
1954年ナスビ女王
1954年地球の悪魔(地球1954)
1954年龍が淵の乙女
1954年丹下左膳 (萩之)
1956年ぐっちゃん
1961年ごめんねママ