容貌魁偉な悪役スター。一度見たら忘れられないそのあまりに個性的なマスクゆえか、またデビュー作「キャプテンKen」の印象が強過ぎたためか60年代の他作品出演は極端に少ない。レギュラー・スターとして彼が本格的に活動を始めるのは、70年代も後半以降のこと。「ブラック・ジャック」(ペンをすてろ!)の出版社社長役を皮切りに、「ブラック・ジャック」(助け合い)ほかに出演。「七色いんこ」(結婚申込)のソ連警察機構国際部長官ミズブクレイッチ・デブッチョなど印象深い演技は多い。
1960年キャプテンKen (知事)
1963年ロップくん (ごみさらい会社社長)
1975年ブラック・ジャック /ふたりのピノコ (化学工場の社長)
1976年三つ目がとおる /ガイコツ・ショー (テレビ局の人間)
1976年ブラック・ジャック /ペンをすてろ! (出版社社長)
1978年ブラック・ジャック /助け合い (警部)
1982年七色いんこ /結婚申込 (ミズブクレイッチ・デブッチョフ)