黄色魔境

1969年

第二次世界大戦の北アフリカ戦線。ひとりの日本人青年がアメリカ兵とドイツ兵捕虜を乗せたジープを強奪し、向かったのは砂漠の奥の謎の古代都市でした。

  マンガ「黄色魔境」より

  マンガ「黄色魔境」より

マンガ「黄色魔境」より

【解説】

雑誌『週刊少年キング』で企画された複数作家による読み切り連作『人外魔境シリーズ』の1編として発表された作品。

 

第二次世界大戦中の北アフリカ戦線。

ドイツ・イタリア枢軸国軍と連合国軍が対立する砂漠の戦線で、ひとりの日本人青年が米軍のジープを強奪し、乗っていたアメリカ兵とドイツ兵捕虜を連れて砂漠の奥へと向かった。

彼らが向かう先に現れたのは、ワダンワダンといわれる他の文明と隔絶して栄えた謎の古代都市だった。

少年にうながされ、連合軍とドイツ軍の兵士らは遺跡の土を掘らされるが、突然現れた怪物たちに襲われてしまう。

数々の危機におそわれながらも、敵味方を越え力を合わせて生き残った兵士たちだが、結局最後には争いあうことになる。