1952年4月号から『少年』誌上でひとつのマンガ連載が始まりました。ロボット少年が未来の東京を舞台に活躍する物語。その作品タイトルは「鉄腕アトム」。
連載が始まるやいなや、大人気となったこの作品は、日本のマンガ史に様々な足跡を残しました。連載が終了したのも掲載誌が休刊となったためで、物語が終了したわけではありませんでした。
さて、主人公のアトムですが、18年に渡る連載の中で、少しずつ変化していたのをご存じでしょうか?これは手塚本人も「わざとかえています」と明言しています。そこで今回の企画展では連載18年間のアトムを年表風に並べてみました。
スタイル・表情ともに全然違う子もいますが、ぜ~んぶアトムです。あなたにはどの年代のアトムがお馴染みでしょうか?
またどのエピソードお好きでしょうか?
以前、熱狂的に愛読された方も、キャラクターは知っているけど読んだことないないぁ...という方も、これを機にぜひ「鉄腕アトム」を読んでみてください。きっと知らなかった一面と出会えると思います。その時に思い出してください。この作品70年前に描かれたんですよ!
【会 期】:2022年3月5日(土)~2022年6月27日(月)
【開館時間】:9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
【休 館 日】:毎週水曜(ただし3月23日・30日、4月6日、5月4日は開館)
URL:https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、来館の皆様にはマスク着用等のご協力をお願いしております。ご来館の際は予め当館ホームページをご確認ください。
関連情報
【新商品】企画展「ぜ~んぶ鉄腕アトム展」@手塚治虫記念館ミュージアムショップ
企画展公式図録 『図説 鉄腕アトム』
本体2,000円/税込2,200円
今回の企画展は、手塚プロダクション 前資料室長 森晴路氏の著書『図説 鉄腕アトム』を底本として構成しています。
その著書が新装版となって復活!
企画展以上の情報がつまった公式図録として、記念館ショップにて販売中です。
「鉄腕アトム」の主人公 アトム は、2003年4月7日生まれの18歳。日本では民法が改正され、今年の4月1日付でアトムも新成人のひとりとなります。
そこで本企画展の開催に関連し、宝塚市立手塚治虫記念館は兵庫県赤十字血液センターのキャンペーン「いこう!献血 新成人18」とコラボレーションします。実施期間中に兵庫県下の献血ルームや手塚治虫記念館に来館された方への記念品プレゼント(数量限定)を実施します。
【実施期間】2022年3月12日(土)~6月27日(月)
詳しくは兵庫県赤十字血液センターのHPへ
→https://www.bs.jrc.or.jp/kk/hyogo/index.html