2019/10/03
手塚治虫の「猫」の絵、キャラクター、漫画作品をテーマにした企画展「手塚治虫のニャンコ展」が開催されます。
昔から猫は様々な絵師により描かれてきました。
江戸時代の浮世絵師・歌川広重や歌川国芳をはじめ、月岡芳年、日本画家の菱田春草、竹内栖鳳など、いつの世も猫は絵描きの心を動かす最良のモデルです。それは近年マンガの世界においても違わず、新旧問わずじつに多くのマンガ家たちが猫をマンガに登場させ、時にそれが一大ブームになるほど、親しまれています。
そして手塚治虫もまた、そんな猫の魅力を描かずにいられなかったマンガ家のひとりなのです。
「チッポくんこんにちは」「シャミー1000」「緑の猫」「おけさのひょう六」「二人のショーグン」...、こうして挙げるだけでも手塚マンガの中に登場する猫は少なくなく、物語の主人公として、また主人公に寄り添うパートナーとして、存在感あふれるキャラクターとなり活躍しています。
チャーミングでコミカル、時に意地悪で、妖艶で、謎めいて、人を惑わす。そんな手塚マンガに登場する様々なタイプの猫たちを一同に集めてみました。マンガファンはもちろんのこと、猫が大好きな人たちにも、この機会に"手塚ニャンコワールド"をぜひ楽しんでもらいたいと思います。
企画プロデューサー 手塚るみ子
開催概要
会期:2019/11/01~2020/01/31
休館日:毎週水曜日、2019/12/29~31、(ただし2020/01/01は臨時開館)
主催:宝塚市・宝塚市教育委員会
後援:Kiss FM KOBE・エフエム宝塚
宝塚市立手塚治虫記念館について
https://tezukaosamu.net/jp/museum/
宝塚市による公式サイト
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/