1970/09-1972/04
1 第1話
1970/09 「小学一年生」
2 第2話
1970/10 「小学一年生」
3 花嫁さんの巻
1970/11 「小学一年生」
悪質な暴走運転手をこらしめようと、メルモは大人の女性に変身し、運転手の男をひっぱたいた。
ところがその男は強い女性が好きだったため、メルモにひと目ぼれをして、結婚してくれとしつこく迫る。
困ったメルモは一計を案じ、結婚をする代わりにと言って、男にひとつの条件を出した。
4 運動会の巻
1970/12 「小学一年生」
運動会で、メルモの応援に来てくれるはずだった隣のおばさんが、かぜをひいて来られなくなってしまった。
そこでメルモは、キャンデーを食べて、自分がメルモのおばさんということにして、自分自身を応援することにした。
5 雪国のぶら子ちゃんの巻
1971/01 「小学一年生」
雪国育ちのゾウのぶら子ちゃんの元気がない。
そこでメルモは、ぶら子に赤いキャンデーを食べさせ、小さくして生まれ故郷のインドへ帰してあげることにした。
自分はスチュワーデスに変身し、ぶら子と一緒にインドへやってきたメルモ。
しかしぶら子はインドになじめず、雪国を恋しがるのだった。
6 学芸会の巻
1971/02 「小学一年生」
メルモは、学芸会の劇で白雪姫の役をやることになった。
しかし女王の役をやることになった女の子が、それをねたんで、練習と称してメルモにいじわるをする。
そこでメルモは、女王が飲むことになっている水に青いキャンデーを溶かし、女の子をおばあさんにしてしまう。
7 婦人警官の巻
1971/03 「小学一年生」
どうしても泣きやまない赤ちゃんが、なぜ泣いているのか知りたいと思ったメルモは、赤ちゃんに青いキャンデーを食べさせて大人にした。
鼻に虫が入って泣いていたことがわかって、すぐに元にもどそうとするが、その子は、赤ちゃんに戻りたくないといって逃げ出してしまう。
このままでは迷子になってしまうと心配したメルモは、婦人警官に変身して後を追う。
8 ミラクル・キャンデーの巻
1971/04 「小学一年生」「よいこ」
小学校へ入学した新一年生の読者のために、あらためて描かれたプロローグ。
交通事故にあい天国へ来てしまったメルモのママは、残された幼いメルモとトトオのために、神様にたのんでミラクル・キャンデーをつくってもらった。
ところが、メルモがそれをうっかり学校で落とし、クラスメートや先生が食べてしまったために、大騒動となる。
9 潮干狩りの巻
1971/05 「小学一年生」
潮干狩りにやってきたメルモたち。
しかしメルモと数人の生徒がカメを追いかけているうちに、潮が満ちてきて帰れなくなってしまった。
メルモはキャンデーでカメを大人にし、それに乗って帰ろうとするのだが、カメはますます沖へ出てしまう。
そこでメルモは、こんどは自分でキャンデーを食べ、水泳選手になって助けを呼びにいく。
10 バレリーナの巻
1971/06 「小学一年生」
クラスメートに、バレエの発表会に出ることを自慢されたメルモ。しかしママのいないメルモは出ることができない。そこでメルモはキャンデーを使ってバレリーナに変身し、発表会に出て審査員を驚かす。
11 おでかけの巻
1971/06 「よいこ」
メルモは、隣の家のおばあちゃんにキャンデーを食べさせ、若返ったおばあちゃんと一緒に遊園地で遊ぶ。
ところが、もとのおばあちゃんに戻ってからも、まだ遊びたりないおばあちゃんは……。
12 赤ん坊になったメルモちゃんの巻
1971/07 「小学一年生」
メルモの家の近くに、子どもを亡くして寂しがっているおばさんがいると聞いたメルモは、おばさんをなぐさめようと、キャンデーを食べて赤ちゃんになり、そのおばさんに拾われる。
ところが、おばさんはメルモにミルクを飲ませようとして鼻に入れてしまったり、熱湯風呂に入れたりと、大変な騒ぎになってしまう。
13 捨てネコの巻
1971/07 「よいこ」
捨てネコの赤ちゃんたちを見つけたメルモは、その中の一匹にキャンデーを食べさせて大人にし、おかあさんの代わりをさせる。
ところが、これで安心と家へ帰ったところ、その大人にしたネコがやってきて、キャンデーをうばって逃げてしまった!
メルモがそのネコのあとを追いかけていくと、そこには捨てネコたちの、ほんとうのお母さんがいた。
14 林の妖精の巻
1971/08 「小学一年生」
小鳥たちの住む林の木が、宅地造成のために切り倒されてしまった。
それを見たメルモは、キャンデーを水にとかして木にかけ、何度切られても、木を再生させる。
けれども、なおも木を切ろうとする地主に、メルモは林の妖精となって、林を半分残してくれるように頼むのだった。
15 テレビのディレクターの巻
1971/09 「小学一年生」
幼稚園児の弟をいじめてばかりいるお姉ちゃん。
その様子を見ていたメルモは、その弟をお姉ちゃんより大きい子どもに変身させて、お姉ちゃんの後を追う。
するとお姉ちゃんは、子役タレントのオーディションのために、テレビ局に入っていった。
そこでメルモは、テレビのディレクターに変身し、いたずらをしかけることにした。
16 ブルドックの巻
1971/09 「よいこ」
いじめられてばかりの弱虫なブルドックの子どもを見たメルモは、その小犬を、キャンデーで大人にしてあげる。
ところがブルドックは、いい気になって弱いものいじめをしていたところを、野犬狩りにつかまってしまう。
メルモがブルドックを追って、野犬収容所を訪れると、そこには同じように収容されている、かわいそうな野犬たちがたくさんいた。
17 箱の中の毛虫の巻
1971/10 「小学一年生」
乱暴な男子に対して女子が宣戦布告し、戦争をすることになった。
メルモは、仲間と一緒に男子に変装し、敵陣の偵察に向かう。
すると男子は、女子の陣地に、女子の大きらいな毛虫を投げ入れる作戦であることがわかった。
そこでメルモは、キャンデーを使ったある名案を思いつく。
18 山火事の巻
1971/10 「よいこ」
トトオとワレガラス先生が山でたき火をしていたら、火が木に燃えうつって山火事になってしまった。
あわてたメルモは、赤いキャンデーを溶かした水を木にかけて、木を小さくし、うまく山火事をおさめたのだが……。
19 白鳥の巻
1971/11 「小学一年生」
メルモと弟のトトオは、空き地で仲間とはぐれた瀕死のひな鳥を見つけた。
メルモはそのひな鳥にエサを与え、キャンデーを食べさせて大人にしてみると、それは白鳥の赤ちゃんだった。
ふたりは白鳥を群れへ戻してあげようと、さまざまな努力をすることになる。
20 ブラ子ちゃんのまき
1971/11 「てづかマガジンれお」
雪国育ちのゾウのブラ子ちゃん。
最近元気がないブラ子を見て、メルモはブラ子に赤いキャンデーを食べさせ、小さくして生まれ故郷のインドへ連れていってあげる。
ブラ子は、さっそくそこですてきなボーイフレンドに出会い、元気を取りもどした。
21 第7話
1971/11 「よいこ」
22 やってきたおばさんの巻
1971/12 「小学一年生」
ある日メルモの家へ、突然、しんせきのおばさんと名のる人物が押しかけてきて、メルモたちをコキ使う。
実はおばさんは、メルモがミラクル・キャンデーを持っていることを聞きつけて、それを手に入れて若返ろうと思ってやってきたのだ。
キャンデーを守り、おばさんを追い出すために、メルモとトトオはさまざまな作戦を考える。
23 第8話
1971/12 「よいこ」
24 カエル天使の巻
1972/01 「小学一年生」
子どもだけで過ごすお正月。メルモのことが心配な天国のママは、神様にお願いしてカエルの天使とネズミの天使を下界へ派遣してもらった。
ところが、ネズミの天使が、メルモの目の前でノラネコにさらわれてしまった。
メルモは、キャンデーを食べて大人に変身し、ネコを追いかける。
25 (無題)
1972/01 「てづかマガジンれお」
メルモは、道に捨てられた赤ちゃんを見つけた。
赤ちゃんにキャンデーを食べさせて大きくし、事情を聞くと、パパが会社をクビになって、この子を捨ててどこかへ行ってしまったのだという。
メルモは、その子のパパの会社へ乗りこみ、社長からパパをクビにした理由を問い詰める。
しかしそのころ、赤ちゃんの両親は、心中をしようとして雪山へやってきていた。
(手塚治虫と手塚プロ)
26 第9話
1972/01 「よいこ」
27 第18話
1972/02 「小学一年生」
28 メチャ子のほんとうのこころ
1972/02 「てづかマガジンれお」
男まさりの女の子メチャ子は、男の子とケンカばかりしている。とくに、クラスメートのゆきおくんとは犬猿の仲だ。
しかしメルモは、ゆきおくんが、ほんとうはメチャ子のことが好きだということを知って、ふたりを仲直りさせようとする。
(原作・手塚治虫、まんが・手塚プロ)
29 第10話
1972/02 「よいこ」
30 第19話
1972/03 「小学一年生」
31 ちっちゃな春みーつけた
1972/03 「てづかマガジンれお」
メルモの弟のトトオは、間違ってキャンデーを食べたため、カエルになったまま戻れないでいる。
寒い冬のある日。本来ならばカエルは冬眠するのだが、トトオは遊びたくてしょうがない。
ワレガラス先生が作ってくれた電気服でポカポカと体が暖まったトトオは、冬眠している動物たちをむりやり起こして遊びにさそう。
しかし、木の穴の中でたき火をしたために木が火事になってしまった。
(原作・手塚治虫、え・池原成利)
32 第11話
1972/03 「よいこ」
33 第12話
1972/04 「よいこ」