アニメアニメ

ジャングル大帝

ジャングル大帝 劇場版(1966)

劇場用に製作された長編バージョンです。しかし決してテレビの再編集ではありません。テレビの絵を流用したのはオープニングの2分間だけで、本編自体は新たに作り直されました。そのさいテレビの枠内では盛り込めなかったテーマ性を充分に盛り込むことが出来た、と手塚治虫自身、その出来映えには満足していました。...

ジャングル大帝 劇場版(1997)

手塚治虫の代表作である『ジャングル大帝』は何度もアニメ化されていましたが、原作の第三部にあたる「月光石」の物語は一度もきちんと映像化されたことがありませんでした。『新ジャングル大帝 進めレオ!』はこの第三部を1として映像化したものではありますが、対象年齢を低く設定した関係とスポンサーの事情があり、雪山でレオが人間ヒ...

ジャングル大帝/本能寺の変

京都の駅ビルの中にあった手塚治虫ワールド(2011年1月16日閉館)の中に300インチシアターという劇場があり、そこで上映されていたオリジナル短編アニメ。手塚漫画の代表作の、そのエッセンスを詰め込んだアニメーション作品と、京都にまつわる歴史的なエピソードを紹介するアニメーションとの二本立てという形で上映され、その二...

ジャングル大帝(1965)

白いライオン、パンジャとその子レオを中心にして大自然の中で繰り広げられる弱肉強食の生存競争や、人間と動物とのかかわりなどを描いた大河ドラマです。 日本ではじめてのテレビ用カラー・アニメーションシリーズで、そのため色のつけ方ひとつひとつにも何度も試行錯誤が繰り返されました。また音楽もそのまま劇場用映画として転用できる...

ジャングル大帝 進めレオ!

大人になったレオとその家族(妻は幼友達のライヤ、子どもはレオそっくりのルネとライヤそっくりのルッキオ)のドラマを中心にした物語が展開されて行きます。また原作ではその悲劇性に涙を誘われる人も多かったラストが、このアニメ版ではハッピーエンドに変更されています。それもまたファミリーの絆をこそメイン・テーマとして製作された...

ジャングル大帝(1989)

人間と言葉を交わせる白いライオン、というのが『ジャングル大帝』のオリジナル・アイデアですが、今回の1ではレオは人間と会話できません。動物たちと人間たちとが現実世界と同じように完全には心を通わせられない、そんな葛藤がこのシリーズでは描かれるのです。だからレオも決してスーパーヒーローではなく、人生に悩み、自問自答を繰り...

アニメ交響詩ジャングル大帝

『子供のための交響詩ジャングル大帝』というコロンビア・レコードが製作した音楽をアニメ化した作品で、手塚治虫自身は原作としてクレジットされているだけです。いちばん最初に『ジャングル大帝』をアニメ化したときに、何よりも音楽にこだわった手塚治虫でした。そのこだわりが後年、こういう形で音楽とアニメの競演となって甦ったのだと...

ジャングル大帝 - 勇気が未来をかえる -

20XX年地球。人類は、止まることのない環境破壊に困惑していた。壊れていく自然、減っていく動物たちを守るために、人工のジャングルを作るというプロジェクトが発足する。国連から委託を受けた企業「エターナルアース」CEOの大山賢造は、人工的な「ネオジャングル」の開発に成功、ジャングルで育った動物たちは一同にこの世界での暮...