home > 年表 > ザ・クレーター「溶けた男」
1969年
マンガ ザ・クレーター「溶けた男」より
【解説】 ベトナム戦争のさなか、大学の研究室でアメリカ軍から依頼されたある薬品を開発中の男・佐藤栄作(さとうえいさく)。ある日、彼は深夜の校内で古びた教室へ迷い込んだ。太平洋戦争当時の日本地図が掲げられたその教室で、坊主頭の学生がひとり勉強をしていた。 ベトナム戦争と太平洋戦争、ふたつの戦争が重なり合い二重写しとなりながら、繰り返される戦争の悲劇が語られてゆく。
1940年
スパイの養成と諜報・謀略・防諜など秘密戦の研究を目的とした軍学校。1938年に創設された後方勤務要員養成所を前身とするが、40年、東京・中野に移転し、陸軍中野学校に改称した。
1968-69年
1960年の日米安全保障条約改定に対する反対運動。学生や労働者を中心とするデモ隊が国会議事堂に突入するなど戦後最大の反政府運動に発展した。また、70年の条約延長に対しても、68年頃から反対運動が激化した。
反戦フォークソング集会に参加する弟。それを取り締まる側である機動隊員の兄。台風で両親を失い、ちからを合わせて生きてきた兄…
1972年
沖縄が日本復帰を果たした3ヵ月後の1972年8月23日、米軍の小学校バスが強奪され子どもたち23人が連れ去られた。犯人が…