2025年3月7日(金)から5月25日(日)まで、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて、『手塚治虫「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-』を開催いたします。
本展は、手塚治虫がみずからのライフワークと宣言したマンガ『火の鳥』の大型展覧会です。
直筆原稿を中心に、映像、関連資料、そして『火の鳥』の世界観を表現したグラフィック等、計約800点の展示を通して、企画監修を担う生物学者・福岡伸一氏が、『火の鳥』を生命論の視点から読み解きます。
♦第1章「生命のセンス・オブ・ワンダー」:「火の鳥」の物語構造を年表でたどる
第1章では、「火の鳥」の物語構造を作品舞台の時代背景とともに年表形式でたどります。また、「火の鳥」の創作の原点にも迫り、作品に溢れる自然に対するセンス・オブ・ワンダー(畏敬の念)に触れます。
♦第2章「読む!永遠の生命の物語」:手塚治虫の直筆原稿を約400点展示
〈第2章展示室 イメージ画像〉
第2章は、手塚治虫の直筆原稿が約400点が並ぶ圧巻の展示空間です。本展の企画監修者である生物学者・福岡氏の提唱する生命論「動的平衡」をキーワードに、『火の鳥』の現代的意味を読み解きます。
◆第3章「未完を読み解く」:横尾忠則氏と福岡伸一氏の対談映像や、横尾忠則氏の作品「火の鳥」を展示
(左:横尾忠則氏 右:福岡伸一氏)
手塚治虫が描くことを約束しながら、果たせなかった『火の鳥』の結末について、福岡氏が1つの答えを導き出します。
また、現代美術家・横尾忠則氏と福岡氏が『火の鳥』について語り合う対談映像もご覧いただけます。横尾氏が手塚治虫生誕70周年の時に描いた作品「火の鳥」も展示します。
■横尾忠則氏プロフィール
現代美術家。1936年兵庫県生まれ。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ・ベネチア・サンパウロの世界3大ビエンナーレに招待出品。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館など世界各国の美術館で多数の個展を開催。2012年神戸に横尾忠則現代美術館が開館。2013年香川県豊島に豊島横尾館が開館。
♦火の鳥展公式サイト https://hinotori-ex.roppongihills.com/
♦火の鳥展公式X
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