「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「火の鳥」・・・・・・。手塚治虫は60歳で亡くなるまで約700点のマンガを描き、〈自然と科学〉〈生と死〉〈愛と憎しみ〉〈人間と宇宙〉〈戦争と平和〉などのテーマに、ありとあらゆる手法で挑み続けました。
手塚作品は、私たち〈読者〉が人生の危機や困難に際したときに、いつもそばに寄り添い、立ち返ることのできる拠り処となりました。
本展は、2012年に世田谷文学館(東京都)で開催された「地上最大の手塚治虫展」をベースに、手塚治虫記念館開館20周年記念企画展として新たに構成し、原稿・掲載誌・関連資料などを展示、手塚作品を読み解きます。
手塚治虫の〈読者〉であることの喜びを改めて体験し、手塚作品が未来へ受け継がれ、〈読者〉たちがこれからの時代を生きる力につながるものとなれば幸いです。
第61回企画展 : 手塚治虫記念館 開館20周年記念 「地上最大の手治虫」展
開催期間 : 2014年3月1日(土)〜6月30日(月)
休館日 : 毎週水曜(3月26日・4月2日は開館)
主 催 : 宝塚市 宝塚市教育委員会
後 援 : Kiss FM KOBE エフエム宝塚
協 力 : 世田谷文学館