鉄腕アトム60周年×マジンガーZ40周年記念
鉄腕アトム から マジンガーZ へ
開催期間:2012年10月26日(金)〜2013年2月19日(火)
休 館 日:毎週水曜(ただし、1月2日は開館)、12月29日〜31日
2012年、「鉄腕アトム」は連載60周年、永井豪の「マジンガーZ」「デビルマン」は連載40周年を迎えます。
ロボットヒーローマンガの元祖「鉄腕アトム」は、日本初の国産30分間テレビアニメーションシリーズとなり、スーパーロボットの少年が活躍するストーリーに大人も子どもも夢中になりました。
その後、人間がロボットに乗り込み操縦する「搭乗型ロボット」が初めて登場、読者に新鮮な驚きを与えたのが「マジンガーZ」です。主人公の少年は「これに乗れば神にも悪魔にもなれる」という遺言とともに、マジンガーZを祖父から託されます。
永井豪の代表作「デビルマン」も、今年連載40周年を迎えます。「デビルマン」は、主人公が悪魔と合体して人類を救おうと、悪魔だけでなく人間の心の闇とも闘う宿命を背負うという設定が、神にも悪魔にもなれるという「マジンガーZ」に通じます。
本展では、「鉄腕アトム」とロボットマンガの系譜に大きな節目を作った「マジンガーZ」、神と悪魔の闘いを描き斬新なストーリーで旋風を巻き起こした「デビルマン」を取り上げ、印象深いシーンを中心に原稿を展示します。
また、永井豪が本展にあわせて執筆している、手治虫の「どろろ」と自作の「ドロロンえん魔くん」をミックスした作品「どろろとえん魔くん」の原稿を特別展示。手治虫が確立したストーリーマンガの潮流に、大きな変化をもたらした永井豪作品の魅力に迫ります。